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異世界より良~世界  作者: 海堂 ゼン
一章 アルケミットって何処ですか
2/2

信じてください

カムイは檻の中にいた。何でこんなとこにいんの。

マジでどうして。「ナゼダー!!」

「黙ってろよ‼」

(怖いよう。この人たち怖いよう)


カムイはセクハラの疑いで牢屋にぶちこまれているのである。

「あのーお兄さんたちコスプレイヤーさんでさすか?」

「こすぷれいやあ?」

あっ違うっぽいわー マジで僕ちんやばくね!


とりあえず疑いを晴らさないと、

そう思いカムイは口をひらいたのだか…

「あの」

「だまれっつてんだろ!」

待って待って、こいつ今剣握ったんだけど。

西洋の装備っぽいけど。



およそ一時間ほどたったとき、

さっきの荒い感じの騎士っぽい人が言った。

「ついてこい。」

やっと疑いが晴れたか。

そう思っていた時期が僕にもありました!


「お前は女にセクハラをした。間違いないな!」

現在、絶賛取り調べ中でーす。 きゃぴるん。

ってふざけてる場合じゃねーや

「間違えまくってるよ!」


「そうか。なるほど、わかったぞ」

「分かってくれたんすか!信じてくれるんですか!」

「ああ。お前が嘘をついてさらに罪を重くしようと

していることがな!」

そいつは元気よくハキハキと言った。


はいよくできましたねーと。じゃねえよ

ヤバイ、さっきから精神的におかしい。

薬やってるまである。僕はいくつ罪をかさねるのでしょーか?

解けたら賞金ウインクあげまーす。


てか、まだなんもしてなかったわー。

これが誘導尋問か!


「良かったな!罪が重くなって。」

こいつなんていい性格してんだよ。


とりあえず反論しよう。

「マジでなんもしてないんですよ。グズッウッ」

どうだ僕のうそ泣きは~!


すると、さっきから黙っていたもう一人の男が言った。

「きもっ」

彼は怯えた目をしていた。


「デブの泣き顔ほど醜いものはないよな。」

「それな!」

今の言葉は誰が発したのだろうか。

そんな驚きのかおをした二人の男がいた。


「お前のことなんだけど⁉」

二人の男がの声がハモった‼


「僕の何処がデブだって言うんだよ!」

カムイは声を張り上げていった。


「鏡でよく自分を視ろよ‼」

またしても二人の声がハモるのであった。


「じゃあ鏡寄越せよ!」

カムイは自信満々に言った。

「ほらよ。」

カムイは借りた鏡を見て絶叫した。

「なんじゃこりぁーーー」


カムイはあまりのショックに忘れていたのである。

新しい自分のすがたを。


少し落ち着いたカムイは言った。

「あの…この鏡は…魔法でもかかっているんですよね?」

その言葉には大きな期待がこもっていた。

しかもちょっと涙目。


「そんなわけねぇだろーが!」

男が言った。しかし、もう一人の男が申し訳無さそうに

口をひらいた。

「実はそれ魔法の鏡なんですよねー あはは。」

乾いた笑いをこぼしながら言った。


「やっぱりな!ほらみろや。

なんだっけそんなわけねーだろーが、だっけ!」

カムイは挑発するように言った。


「でも、現にお前デブだし。さっきはケインも言ってたよな」

へぇーこいつケインて言うんだ。

カムイはそんなよゆーをこいた心境だった。


するとケインが恐る恐る言った。

「はい。言いました。」

さらにケインは続けた。

「そのー魔法って言うのは…

かっこよく見える魔法なんですよねー」


「あははははは」

男が大爆笑した。笑い泣きまでしている。


カムイはというと、意識がもうろうといていた。

(かっこよく見えるかっこよく見えるかっこよく見える

かっこよく見えるかっこよく見える)

きっとオレノキキマチガイ。


カムイの正気が戻るまでおよそ二時間かかった。



「それでおデブさん。話戻すけど、罪を認めるか。」

男がニヤニヤしながら言った。


(おデブおデブおデブおデブ)

俺はイケメンのはずなのに

おかしいおかしいおかしいおかし食べたいよー


なんだと、発想までデブになっている。

何を言ってるんだ俺は⁉

までなんて ソモソモデブジャナイ。


ヤバイかたことなってるよ。

「もういやだー。家に帰りたいよ~」


「じゃあ罪を認めることだな!」

ヤベッ 声にてでしまったようだぜ。


てか、罪を認めたら俺の家ここになっちゃうよね きゃは

「誘導尋問しやがって!」

その声はとても怒りがこもっていた。


この時カムイは知らなかった。


「お前きれると、さらに声キモいな!」

男は声を震わせながら言った。

ケインも笑いをこらえられずゲラゲラと声をだしている。


そう、カムイは見た目だけでなくすべてがデブに

なっていたのだ。


声がキモい……

カムイはもう反抗する気力も残っていなかった。


時はすでに次の日の朝を迎えていた。


「ジョーセンパイ、朝になりました。」

ケインが言った。


「本当か、面白すぎて全然眠くならなかったぜ!」

声高らかにジョーが言った。


「てか、さっきからこいつ何ぶつぶついってんの。」

ジョーはそう言い、耳を澄ませた。


「僕は、デブじゃないデブじゃないデブじゃないデブじゃないデブじゃない」


カムイは長い間そうしていた。




「そろそろ認めろって!」

ジョーは言った。


その声は、誰が聞いてもイライラを感じ取れるものであった。


なぜそんなにイライラしているのかというと、

すでに取り調べから一ヶ月がたっていたのである。

ほんとめんどくさいやつですねー カムイは

文はあんまり上手にかけないですけど

少しずつ頑張ります。

意見どんどん募集中。

まだ2話ですけど(笑)

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