この姿で頑張ります
―プロローグ―
ここは何処だろう?
日本ではない。外国人?のようだがなにかが違う。
誰かに聞こうと思い通りかかった女性に聞いた。
「すいません。ここは何処ですか。」
笑顔でいつも通りに。すると
「気持ち悪い」 そういい女性は走り去ってしまった。 なぜだ?なぜなぜどうして
周りがざわつき始めた
「あのデブキモくない」
「警備騎士さんこっちです」
この僕がキモいだと、そんなことあるわけがない
僕は横の店の窓に映った僕をみた
「ああああああああーーーー」
昨日のこと
僕は、霧島 カムイどこにでもいるウィケメンさっ
二十歳でモテモテ‼
「今日も行きますか」
カムイは学校へと向かった。
素晴らしい街俺の方がすばらしけどなど
いつもどうりどーでもいいことを考えながら
歩いていた。
「おっ。」
あれはKANAじゃないか。
カムイはKANAこと叶に声をかけようと少し歩調を速めた。
(バンッ)
「いってぇなー」
カムイは横を見た。
「くそてメェ」
そこにはカムイが最も嫌うデブがいた。
(面積がでかいからあたんだよ)
そう思ったがまわりの視線が…
「大丈夫ですか。ほんとすいませんでした。」
カムイは爽やかに謝った。
「ちっ。まあいいよ」
(俺が悪者みたいじゃねーか)
そしてその場は収まった。
「そうだ。KANAはーとっ!」
カムイがその場を去ろうとしたとき
「いけすかねーな。呪ってやるよ。」
小声でそうささやかれた。
まあいつものことか。
カムイはその容姿からよくトラブルのである。
そして、カムイは学校へと向かった。
「霧島くんがきたー!」
「今日もカッコいい。!!」
今日も女子がさわがしーな。
まあ男子は…
「死ね。」
大学生になってもこんな暴言が飛んでくる。
いつものことである。
しかし、彼にも男友達の一人くらいいる。
「今日も大変だな…」
「うらやましーけどな」
彼は辻 賢人 容姿は普通だがカムイと仲が良いせいで
よくひどい目に遭っている。
例えば、
「賢人じゃねあれ。」
「ぽいな、じゃやるか!」
彼らは鞄をあさり、大量の手紙をだし、
賢人に向けていっせいに投げた。
「はぁ」
賢人はなんと書いてあるかもう知っている。
今まで数えきれないほどやられたからだ。
一応言うと―特のできないコバンザメ―
である。
意味は察して下さい。
他にも、
「辻くん!これラブレターなんだけど…」
えっモテ期到来!!
「霧島くんに渡してくれない。」
ですヨネー。
そんなこんなで、実は精神的にまいっているのである。
「はぁー。」
「どした賢人?」
(お前だよ!)と思ったが、
「別になんでもないよ。」
俺はそう言った。
「カツ丼うめーー!」
カムイは今日も賢人と昼飯をとっていた。
まあ、周辺に恐ろしい数の女子がいるけど。
一応ウインクしておいた。
俺KANAにしか興味ないけど
「そういえばさあ、知ってる」
賢人が突然聞いてきた。
「何を」
「呪いだよ。の ろ い」
はがなことをいってんな。そう思ったが
「なんだそれ!おもろそうだな‼」
そう言っておいた。
「だろだろ。寝ずに朝まで忌む忌む言うらしいぜ」
「なんか可愛いなイムイムって」
「それな」
学校が終わりカムイは家へと帰った。
「今日も疲れた~」
カムイはコンビニ弁当を食いすぐに寝てしまった。
朝起きると、
異世界にいたー
そして時は今
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」