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4話「意外な物がチートだった」

「おー、ここがバルバロッサかいな」


馬車の幌の上に上って眼下を眺める。

目の前に広がるのは高い城壁に所々に見える煙、城門には通行待ちの行列が見える。


「お前もうちょい落ち着けよ」

「なんや、あんちゃん。子供らしく場を盛り上げようっちゅう気遣いが分からんとはなんとも大人気ないやっちゃのぅ」

「分かった分かった、少し落ち着け」


幌から下りてあんちゃんの隣に座る。門を潜るのには暫くかかりそうで干し肉を齧りながら前を眺める。


「あれ? お前また干し肉食ってんのか、良く残してたな」

「腹を誤魔化すのには噛むのがええからな、干し肉は最適」

「お前の食ってる干し肉はやたら旨そうなんだよな……俺にもちょっとくれ」


あんちゃんの伸ばしてきた手を叩いて注意する。


「子供から食い物取り上げようとするなや、残り物を後ろから取って来ればええやろ」

「そりゃそうなんだけどよ……」


まあ渡せない理由があるんだよね。何せこの干し肉はゲーム機から取り出した奴だし。

干し肉の名前は『ボアジャーキー』と言って、ゲーム内だと90Gでお手軽に買える品だが香辛料がたっぷり使ってあり柔らかく、この世界の干し肉と比べると非常に旨い。

もっしもっしとボアジャーキを噛んでると、あんちゃんが俺に手綱を任せて後ろに移った。多分干し肉取りに行ったな。

この2日で馬を前に進ませるのと停めるのだけは身につけた。後は馬の世話を覚えれば予備としての御者程度なら出来る様になる。

前の馬車まで近づいたので停めてあんちゃんが来るのを待つ。停まって5分もしない内にあんちゃんは戻ってきた。


「ん? 前の方全然進んでないな。何かあったのか?」

「さあ? 何か揉めてるみたいだけど」

「んー?? げ!ガッパス商会の荷車が前に居るじゃねーか……って事はあいつ等、又税関にいちゃもんつけてやがるな……はぁ」


勘弁してくれ……と呟きながらあんちゃんは肩を落している。前に居るのは知り合いか?


「知り合い?」

「知り合いだ~~?」


顔を歪めながら心底嫌そうにこっちを向く。

Oh、イケメンフェイスが一時的にぶっさいくになってる、良いぞもっとやれ。


「バッツ、ウチの商会は奴隷商って余り人に堂々と言いづらい商売をしてる。勿論それだけが商売じゃないけどな、けれど、少なくとも『ガッパス商会』みたいに黒い噂が絶えない商会じゃねぇ、あんなのと一緒にされたらウチの商会のイメージは地に落ちる」

「知り合いとすら思われたくないってどれだけよ」

「元々の心象が悪いからこそ、商売は誠心誠意に取引をしなきゃならねえ。だがアソコはそれすら無い、あんなのが奴隷商に参入してきた所為で奴隷商全体のイメージが落ちたんだ」


ほほう、ココと同様にあのガッパス商会ってのも奴隷商なのか。そして黒い噂が絶えないって事は大分あくどい事やってるのかな?


「バッツ、お前は頭が良いみたいだから言っておくがアイツ等に関わるなよ。いちゃもんつけて奴等の奴隷にされるぞ」

「ん? 俺既に奴隷なんじゃねーの?」

「いや、お前はまだウチの商会の『預かり』って奴だ、後ろに乗ってる子達もな。この町で職にあぶれてどうしようも無くなったら奴隷として登録する事になる」


気になって聞いてみると、どうやらあんちゃんの所属している『サンダール商会』は奴隷商としては老舗らしく。普通の奴隷商の様に『仕入れて売る』だけでは無いらしい。

地方の子供を買い取って自社で教育、商店に割安で貸し与えているそうだ。早い話が派遣会社みたいな事をやっているんだとか。

まさか異世界に生まれて派遣会社に登録されるとは思ってもみなかった。

何でもこの形式にして子供の頃から技術を覚えさせ、食費等は子ども自身にある程度負担させ社会の仕組みを覚えさせる。成人になるまでにスキルを覚えて、そのままその商店に買われる人も多いんだとか。


その一方で国に認められていない奴隷商も居て、所謂『違法奴隷』も居るんだとか。

違法奴隷は一般的な奴隷と違い、色々な『無茶』が効くので性奴隷として人気なのだとか……どこにだって需要と供給があり、それに点け込んでぼろい商売をしようとする人は居るもんだ。

バッカス商会がソレとは限らないが火の無い所に煙は立たない、悪い噂が多いのならそんな所には近づかない方が良いに違いない。


そうやって思考していると少しずつ列が進み自分達が門を潜る番になった。


「次~、お? ブンダの兄さんじゃないか、良い子は居たかい?」

「よう、俺らが出発してからまだコッチに居るって事は。暫くはこっちの門番なんだな」


御者のあんちゃんが門番の人と親しげに話してるけど知り合いなのかな?

話しながらも書類のチェックを同時進行でこなしてるのは流石というべきか。


「っと、紹介しておくか……バッツ、こいつはウチ、つまりサンダール商会出身で衛兵として雇われてる『サミール』だ」


あんちゃんと親しげに話していた人は俺と同じような経緯で商会に買われ、結果として町の職員として雇われたんだとか。

となると、相応に頭も回るし、衛兵やる位だから体も鍛えてるのか……媚売っとこう。


「先輩かー、ワイはバッツ言います。宜しくお願いします」

「おいおいバッツ、お前俺の時と随分態度が違うな」

「そりゃ片や『先輩』、片や先輩と言えど『買った』側の人間、態度違うの当たり前やん。それにやり方次第で自分を買い戻すっつー方法もあるやろうし」


それを聞いたサミールが驚いた顔でこちらを見て、あんちゃんがにんまりと笑ってる。


「どうだ? サミール。まだ何も仕込んでない状態でコレだぞ、こいつは化けるって」

「は~、門番やって色んな奴見てきましたけど……この歳でコレだけの奴って早々居ませんよ? どこで見つけて来たんですか?」

「それがな、田舎の農家だ、しかも三男」


それを聞いてサミールは更にギョっとした顔をする。


「どんな田舎っすか、明らかに色々知ってそうな物言いで自分を買い戻すとか言い切る子供なんて普通じゃないっすよ」

「ソレを自分で気づける上に言い切れるって辺りがこいつの肝っ玉がでかい証拠だって」


うーん、あんちゃんの中で俺の評価うなぎのぼりだが『記憶あるからです』とは言えんな。

ついでにゲームからモノを取り出す能力があるからある程度の事は乗り切れるのよね。


………………ま、いいや。


色々と考える事もあるかも知れんけどガキの間はそこそこにやってればいいや。今は今世を楽しむ事だけ考えておけばいいさ。

そうこうしている内に入門の審査が終わったらしく中に入る。


「は~~、こら凄いな」

「どうだバッツ、これがウチの商会が拠点にしているこの国の首都であり、『武器の街バルバロッサ』だ」


門から入った先に広がっていたのは馬車3台は余裕を持って往来が出来るであろうメインストリートで街の中央にまで伸びている。更に通りの中央にギッシリと立ち並ぶ露天、そして露天を境に行き交う人々。メインストリートの両端には所狭しと店が連なり客を呼び込んでいる。

余りの情報量についつい思考が停止しボーっとしてしまった。馬車がメインストリートを通りながらあんちゃんに聞いてみた。


「あんちゃん、さっき言った『武器の街』ってどういう事?」

「ああ、この国はなドワーフの国と唯一交流している国なんだよ」


ドワーフ……前の世界じゃ武器防具なんかを作るのに特化した種族ってイメージだな。そんな種族と『唯一』交流を持つ国……。


「公益で栄えてるのか」

「やっぱお前、頭の回転速いな」


あんちゃんがニヤっとした顔してこっちを見ている。

でも鍛冶屋って技術を受け継ぐ事が出来れば種族に関わらずやれるんじゃないのか? 何がそんなにドワーフという種族を支えてるんだろう?

ていうかそもそも異種族っつーか人意外の人種が居るのか……会って見たいな。


「じゃあこの周りに出てる武器屋もドワーフから仕入れた武器を?」

「殆どが……と言いたいが最近仕入れの量が減ったって話しだから多分半分位じゃないかな? この街にだって鍛冶屋は勿論あるし武器を見るのが好きな奴も居たりするからな」

「あー、男なら武器見て滾るっちゅーのは分かるな」

「ほほー、お前も意外とそういうタイプなのか」


男なら多分誰でもそうじゃないのか? 現実じゃ持つのも駄目だが……ああ、こっちじゃ武器の携帯が可なのね……それでもやっぱ男は武器好きか。浪漫だからなぁ……。

色んなゲームで武器をコレクションしたりもしたな、後ゲームで装備変えるとゲーム画面に反映されるのとか、装備図鑑とかで回転させて見たりとか……あとはホームでマネキンに着せてコーディネートしたりな。

うん、今世は折角武器屋があるんだから今度寄って見よう。

そう決心した時にあんちゃんから声をかけられた。


「ほれ、着いたぜ。ここがサンダール商会の店だ」


顔を向けると、そこには周りと比べても一際大きな建物があった。

周りが精々2階建ての中でこの大きさで3階建て……老舗って言ってただけはあるか。後は成人前で技術取得の為に奉公に出してる奴等の住居か。


「一階は事務所と食堂、大浴場に講義室がある。二階は商会の部屋が主で三階に見習いや奴隷各自の部屋になってる、勿論買われた先が住み込みならココから出て行く事になるがな」

「じゃあ買われてもココに残る人も居るん?」

「居るぞ、まあその場合多少の家賃と技術を他の子に教える講師役を頼むがな」


ふーむ、意外とちゃんとしてるのな……暫く此処で世話になりながら技術の取得するのも良いのかな?


「なあ、あんちゃん。俺って自由行動とかあるんかな?」

「ん? どっか行きたい場所でもあるのか?」

「ちょっと武器屋を見てみたいねん」

「初日から行きたい場所が武器屋か……役所登録してからなら良いぞ?」

「役所登録?」


随分と馴染み深い単語が出てきたな。


「おう、お前等がウチの、サンダール商会の所属だっていう登録をした後でタグを貰う。それを首から下げてりゃ身分を証明する時にタグを出せば大丈夫って訳だ」


つまり住民登録みたいなもんか、税金とか発生するのかな? でも身分証が有るのと無いのじゃかなり違うから是非とも登録しときたいな。

何時頃行くのかと聞いたら今日の内に予約しておいて、明日の朝一で全員分登録しに行くんだとか。全部で16人居るからそりゃ一度に行けば大変か。

なので今日はこの後一旦風呂に入れられてから部屋を割り振るので3階まで上がる。


「ほれ、全員こっちだぞー」


あんちゃんに連れられて1階の奥へ進む、着いた先は銭湯を思い出させる位に広い湯船だった。脱衣所で男女に分かれて中へ入っていく。


「よーし、それじゃ服を脱いで中に入れ~。但し、まだ湯船には浸かるなよ、先に体洗ってから汚れを落すからなー」

「……あんちゃん、これ作ったの此処の商会長さん?」

「ん? そうだぞ。つっても作ったのは初代の商会長らしいけどな。ある意味豪気な人だぜ。奴隷の育成に力を入れて、且つ生活水準を上げるんだからな」


うーん、初代は相当の切れ者なんだなー。こんなファンタジー世界でそれだけの思考が出来るっつー事は紛れも無く天才か……じゃなけりゃこの商会も老舗なんて言われなかったのかもな。

風呂に入り体の汚れを落す。故郷じゃ水浴びが精々だったから風呂に入れたのはかなり嬉しい。

つーか石鹸あるのな、そこそこの値段するから使いすぎるなとは釘刺されたけど。泡が殆ど立たなかったのには正直驚いた。

まあ俺だけじゃなく連れてこられた子達の殆どが泡が立たなかったけど。

お湯にしっかり浸かりほっこりした所で風呂から上がって3階へ、因みに服は新しい服を貰った。

3階に着くと先に上がった女の子達と、美人のねーちゃんがこちらを見ている。


「さて、今から部屋割りを決めるが、その前に紹介する。女の子は一緒に風呂に入ったからもう知ってるとは思うがこの商会で子供の管理をしてる『ルルーツ』だ」

「はい、皆さんこんにちは、ルルーツです。元は此処の奴隷をやっていましたが色々あって今は此処で皆さんの様な見習いの子達の管理をしています。どうぞ宜しく」


うーん、ブロンド美人でスレンダー系か……いいね。


「皆ルルーツの言う事をちゃんと聞けよ。俺の嫁さんの手を煩わせたら拳骨食らわしてやるからな」


あんたの嫁さんかよ!くっそう、……待てよ寝盗るという選択肢が……。


「お前何かいたらん事考えてるだろ」

「うお、あんちゃん実はサトリか!? 俺の頭の中覗いたんか!? キャーこのスケベ!!」

「お前はああ言えばこう言うな!!」

「口だけは達者系男子なんです」

「むしろ草食系じゃねーのかよ!!農家的な意味で!!」

「むしろ狩りしちゃう肉食系です」

「もう黙れや!」


周りの子供から笑われてるじゃないですかーヤダー。ほら、ルルーツさんの進行止めてゴメンナサイは?


「いやいや、お前だからね!? お前が余計な事考えなきゃこんな風にならなかっただろうが!!」

「子供に押し付けるのは大人としてどうよ?」

「都合の良い時は子供になるってお兄さんはどうかと思うな!!」


はいはい、私が悪ぅござんしたー。あ、ルルーツさん是非とも話しの続きをお願いします。


「は、はぁ……」

「ルルーツ、こいつのペースに飲まれるなよ? 短い間だけどこいつと話してペース握られると修正が難しい」

「あなたみたいに?」

「そうそう、俺みたいに……ってルルーツさぁん!?」

「うふふ、ごめんなさい」


おおぅ、極自然に夫婦漫才やりおったぞこの夫婦。口から砂糖出そうや。

兎も角部屋割りが決められ、俺は男3人の部屋に割り振られた。

軽い自己紹介の後に全員で1階の食堂でお昼を食べ、午後は商会から出なければ自由と言われ1人で商会の中を探検。周りの皆は移動疲れの様で部屋で休憩している。

講義室に行ってみる……黒板とテーブルに椅子か。座学中心の抗議なのかな?

実技とかどうしてるのかと思って部屋の中に入ると、窓の外に両刀ロリペドのお兄さん(笑)が居たので庭へ周る。


「両刀ロリーなおっちゃーん」

「だからソレ止めろぉ!!」


おお、作業の手を止めてまでの突っ込み。


「で? 何しとるん?」

「お前マジで止めろよな!ソレが定着したら本気でぶん殴るぞ」

「虐待反対!!ってソレはもういいから、何してたん?」

「ああ、練習用の武器を研いでたんだよ。大分くたびれてるからな」


そう言って見せてくれたのは少し錆が浮いた短剣に剣。ちょっと古いが元の切れ味は悪くなさそうな造りをしてる。

これを研いでたのか……時間掛かるんじゃねーの?


「面倒だけど、こいつで俺も武器の扱いを教わったからなー。愛着あるから綺麗にしてやりたいんだよね」

「ふーん」


結構な量がある武器から一つ取り出してみる。うーん、やっぱコレ時間掛かるよな……。

何となく試してみたくなり、ゲーム機を取り出して『あるアイテム』を出す。

そいつを取り出した件に押し当てて表面を滑らせると……『ギャリン、ギャリン、ピカン!』

俺が取り出したのは狩猟ゲームで使われる『砥石』、こいつはゲーム内ではワンアクションで武器の切れ味を取り戻すアイテムで狩りに行くなら確実に必要な消耗品。ついでに言えば何故か飛び道具とかに使っても消耗率を回復してくれる謎アイテム。

だからと言ってリアルで使ったらどうなるかなんて全然分からなかったから今回使ってみたが……マジか。


さっきまで錆が浮き、ちょっと刃こぼれしてた剣が一瞬で新品同様になっちまった。かと言って研いで直したと言うより、時間を巻き戻したかの様に綺麗になるってどうよ。

仕上がり具合に驚いて剣を眺めてると、おっちゃんに気づかれてしまった。

気づかれる前に適当に放り込んで逃げるべきだったか。


「どうやって研いだ? こんな研ぎ方は俺は知らねーぞ?」

「どうって……こう……適当に?」


俺の説明聞いても分からず頭が混乱しているおっちゃんを他所にさっさとその場を去る。詳しい説明なんて出来そうにも無いしな。

食堂は……綺麗に片付いてるな、特に見る所も無さそうだから次!

事務所は……、ルルーツさんが居るな。


「ルルーツさん、こんにちはー」

「あら、あなたはアノ人と話してた……えぇっと」

「バッツです宜しく」

「そうそう、バッツ君。ブンダから聞いてるわ」


両手を前で合わせながら俺を見下ろしてくる。ルルーツさんはなんというか天然っぽいな。


「聞いてるってどんな風にですか?」

「頭の回転が速いとか、前向きって言ってたわねー」

「へー」

「バッツ君は休んでなくて平気なの?」

「ここで話し終わったら部屋に戻って休みますよ」

「そう? あんまり無理しちゃ駄目よ? 落ち着いたら技術研修が始まって、ある程度様になれば今度は町のお店の人達と顔合わせになるんだから」

「そうですね……じゃあもう部屋行って休みます!」

「うん、部屋は分かる?」

「大丈夫です!それじゃ、失礼しまーす」


自分の部屋に戻り、ベットに寝てる同居人二人に挨拶をしてから窓際のベッドに入る。

窓から見えるバルバロッサの街を見ながら風に当たり、少し涼んでから布団に潜り込む。

案外悪く無いかもな。取りあえず眠い……おやすみ……。


細々と続けて行く予定!

まったーりと更新します。

具体的には週に一回位で!

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