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23話

ヤイバ

『リュラ!今度こそぶっ殺してやるよ!』


リュラ

『野蛮な種族は嫌ですね、神聖なる私達羽族に勝てるとでも?ブラス、ブルグ、キラーを追いなさい』


ブラス

『了解しました』


ブルグ

『ヘヘッ、わかりましたぜ』


羽族二人は居なくなりリュラと俺だけか


ヤイバ

『イークルズが居ねえけどお前がやったのか?』


リュラ

『あの殺人鬼は居たのですが、いつの間にか居なくなってますね。私としてもキラーを始末しに来ただけですので気にしませんが』


ヤイバ

『そうかよ』


イークルズは何か行動してんのか?


リュラ

『ヤイバさん、私と戦いますか?』


ヤイバ

『当たり前だろうが!』


リュラ

『イークルズは既に動いているのですが・・・良いのですか?』


ヤイバ

『関係ねえな!俺は俺のやりたいようにやる!』


リュラ

『全く、神族ともあろう者が神聖な羽族に協力しないとは、嘆かわしい・・・』


あー、いらつく!こいつの演技混じりの言動は嫌いだ!!


ヤイバ

『神聖だろうが関係ねえ!強い奴が正義だ!!創言(剣の創造)』


剣を構える


リュラ

『正義は光、光は羽族です。調和術(レジェンドオブシャイニング)


辺りは光で包まれる、またこの調和術かよ


ヤイバ

『闇を打ち消すだけの調和術なんてきかねえな!剣技(威圧剣)』


衝撃波をリュラに飛ばす!


リュラ

『正義たる光は鉄壁なのですよ、光術(シャインバリア)


ドゴーン!


衝撃波はバリアで完全に防がれたか


ヤイバ

『チッ!創言(全てを切り裂く剣)』


新たに剣を創造する


リュラ

『これこそ絶対的な正義です!光魔法(ジャスティスライト)


リュラがレーザーを撃ってくるが


ヤイバ

『これは(全てを切り裂く剣)なんだよ!』


ヒュン!


レーザーを切り裂いて軌道を反らす


リュラ

『正義は正しいからこそ負ける訳にはいかないのです!光魔法(コレクトシャイン)


今度は光弾かよ、無駄だけどな


ヤイバ

『創言(反射する盾)』


光弾を跳ね返す!


ドガーン!


あいつ自分の攻撃にやられ・・・


リュラ

光魔法(ライト)


ピカッ!


ヤイバ

『うぐっ・・・目くらまし!?』


リュラ

『そうですよ。この(全てを切り裂く剣)は凄いですね』


ヤイバ

『なに!?』


いつの間にか(全てを切り裂く剣)はリュラの手元に!?


リュラ

『いきますよ!』


ヤイバ

『チッ!創言(全てを防ぐ盾)』


ガギッ・・・


(全てを切り裂く剣)と(全てを防ぐ盾)はぶつかり合い・・・


バギン!


両方壊れた


リュラ

『うっ・・・』


ヤイバ

『今だ!』


瞬時に最初に創造した剣でリュラを切り裂く!


・・・


カキン!


ヤイバ

『弾かれた!?』


生身で剣を弾くなんて・・・!


リュラ

『羽族の守護の事をお忘れですか?』


ヤイバ

『羽族の守りがあんなに強力なはずが無い!』


剣の攻撃を完全に弾くなんて出来る訳無いだろ!


リュラ

『そうですね、私の守りの力は特別なのですよ、生易しい攻撃では傷一つできません』


ヤイバ

『チッ!厄介だ。創言(光を切り裂く剣)』


実は俺の能力、あらゆる武具を創造する能力は凡庸性が高い、何でも出来る訳じゃないが二つまでなら概念を追加出来る。今回は(光)と(切り裂く)だ。(反射する盾)なら(守る)と(反射)


リュラ

『光だけを切り裂く剣ですか・・・厄介です』


ヤイバ

『そういう事だよ!剣技(威圧剣)』


リュラに光を切り裂く衝撃波を飛ばす!これなら光術を使っても無駄だ!


ドガン!!


リュラ

『カハッ・・・!』


リュラは衝撃波で壁にたたき付けられた、全く厄介な奴だったが形勢逆転だ!


ヤイバ

『よええ!その程度でホワイトレッグのリーダーなのか?』


リュラ

『愚民が!!討ち滅ぼせ!!光魔法(ジャスティスライト)


代わり映えしないレーザーを撃ってくる、(光を切り裂く剣)でレーザーを切り裂くから効かないけどな


ヤイバ

『これで最後!』


剣を振り上げて・・・


キーーーー!!グアン!グアン!


どこかで音が・・・?


リュラ

光魔法(ライト)


ピカッ!


しまった!!まただ!


リュラ

『まだ私は諦めません、ではさよなら』


バサッ バサッ


リュラは上空に飛び去りやがった。全くうざい


カタッ・・・カタッ・・・


足音か?


キラー

『ヤイバさんですね、好都合です』


キラーは二人羽族を連れて・・・ブラスとブルグじゃないか


ヤイバ

『また洗脳かよ』


キラー

『もちろんです。そのために(アンハイドヘブンシフォニー)の制作を早めたのですから』


ヤイバ

『他にイークルズは居ねえのかよ?』


キラー

『居ませんよ』


おかしい、イークルズは組織の中でも一番の大人数のはず・・・それなのに拠点にはほとんどいない・・・?

まてよ、クラウスやリュラの言葉・・・


ヤイバ

『まさか・・・(拠点には)居ないのか!?』


キラー

『もちろんです、拠点には居ませんよ』


イークルズは大きく動き出してるって事かよ・・・面白い


ヤイバ

『それなら、この俺がイークルズを潰しに行ってやるよ!』


キラー

『行かせませ・・・』


ヤイバ

『どきやがれ!剣技(威圧剣)』


ドゴン!


キラー

『うぐっ・・・!』


この部屋の奥の方に鏡があるな・・・多分あれを使ったんだろ


世界プロウス

世界イエロザ

世界ロンハイズ

・・・


ロンハイズはともかく辺境ばかりじゃないか。まあいい、とりあえず一番最初に目についた世界・・・プロウスに向かうか


キラー

『まだ・・・』


ヤイバ

『しらねえよ、じゃあな』


キラーを無視して世界プロウスに向かう、俺は俺のやりたいようにやる!邪魔する奴はみんなぶっ飛ばす!!

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