テラ・リュラ
リュラ
『世界オイトタへの進行状況はどうですか?』
ブラス
『現在問題無いようですが・・・ばれたみたいですね』
今、世界ホイトザには私とブラスしかいません、世界オイトタに潜入させましたが・・・やはりばれましたね。
キラーというあの男、何者なんでしょうか?あの技術力といいこの世界の住人では無いはず、向こうの世界来たとすればキラーの不老不死の説明がつかない、キラーの姿は差別の時代から変わっていない、更に普通ならば死ぬような状態になっても生きている。
アラクアの記録では不老不死の人間はリアルワールドに居るはずは無い。
・・・知らない世界から来たのか?
リュラ
『私達は別行動でキラーを捕まえましょう』
ブラス
『何故ザラでは無くキラーなのですか?』
リュラ
『ザラには黒族としての明確な弱点がありますが、キラーには謎が多過ぎです。その上にザラの戦闘力は高く束縛するのはほぼ不可能に近い、キラーならばまだ可能性はありますし、いざとなればザラ以上に脅威となるからです』
キラーには不可解な力がありますからね、魔力を使わず洗脳や破壊現象を起こすなんてどうすれば出来るのでしょう?
ブラス
『把握しました』
リュラ
『後は洗脳された人も救出しておきたいですしね』
ブラス
『では、行きましょう。リュラ様』
リュラ
『ふふっ、絶対に許しませんからね?黒族よ』
ウォーエ様今こそ仇を・・・黒族を根絶やしにしてやりますよ!
形見の(水のメダル)を握りしめ世界オイトタへ