キラーとザラ
キラー視点
ここはイークルズの拠点、世界オイトタ
私達の計画は徐々に進んでいる、時折現れるホワイトレッグを迎撃しながらも裏では・・・
キラー
『ザラ様、何故戦争の宣言なんてしたんですか?』
ザラ
『そりゃあさ、計画の邪魔になった時に戦争を理由にぶっ倒せるだろ?』
キラー
『一応理由があったのですか』
ザラ
『お前さ、私を何だと思ってんだよ?』
仕方ないですよ、ザラ様は戦闘以外に何も出来ないのですから・・・
キラー
『いえいえ、流石ザラ様です。ちゃんとした理由があった事に感心してしまいました』
ザラ
『その場のノリとかあったけど・・・』
キラー
『やっぱりあの時、お酒飲んでたんですね!!』
明らかに様子がおかしいと思いましたよ!あの機械解体してしまいましょうか?ザラ様の酒癖の悪さには溜め息がでます
ザラ
『あまり怒るなよ』
キラー
『ザラ様、あれからホワイトレッグの襲撃が多くなっているのですよ?』
ザラ
『その時にゃ私が前線に出向いてやるよ!』
キラー
『・・・せめて着替えを持っていて下さい、誠実にお願いします』
ザラ
『ヤダー、荷物になるじゃん』
ザラ様はスピード重視の戦闘をするのでとても軽装です。ただでさえ半袖短パンみたいな格好をしているのに戦闘で服がボロボロになると・・・
キラー
『だからと言って私の服に勝手に着替えるのはやめて下さい。そもそも、サイズが合いません』
ザラ
『少しきついけど問題ねえよ?』
キラー
『問題ありすぎです』
ザラ
『お前も私におしとやかになれとか言うのか?あーやだやだ』
キラー
『ザラ様の男装にとやかく言いませんが・・・。せめて上着を着て下さい』
ザラ
『この拠点は私の家みたいなもんだぜ?一応服着てんだからいいじゃん』
キラー
『ザラ様の家と言いますなら、会議中にヨダレ垂らしながら居眠りするのはやめて下さい』
イークルズのリーダーとしてそのあたりはどうなんですか?
ザラ
『会議とかかったりい』
キラー
『それだけでは無いです、部屋の整理して下さい足のふみばも無いです』
ザラ様の部屋、汚すぎですよ
ザラ
『お前は私の何なんだ!?』
キラー
『イークルズの仲間ですよ』
ザラ
『ああ、そう・・・ん?』
キラー
『侵入者ですね』
この拠点には私の監視カメラが多数設置してあります
ザラ
『キラー!お前はイークルズ全体に報告、そのごアレをたのむぜ!』
キラー
『了解しました、ザラ様』
ザラ
『野郎ども!ホワイトレッグを血祭りだ!!』
走っていくザラ様ですが・・・野郎どもと言いましてもザラ様お一人ですよ?