麒麟の脚を切る国
掲載日:2022/07/05
※グロい表現はありませんが、例えとして「切る」という表現を使っています。
苦手な方はお気を付けください。
ある国は、とにかく集団を好んだ。
建前上では「らしさ」を殺し、できる雰囲気を作ることしかできなかった。
偉いだけの人が右倣えと言えば、空っぽどもは右を向き、手を挙げろと言えば手を挙げる。
そんな奴ばっかりの国だったわけだが、そんな国にもそれを嫌う麒麟がいた。
「目立てば、睨む」
「被れば、睨む」
そんな国を嫌う麒麟だ。
さっさとこの国を囲う柵から飛び出たかった。
しかし、この集団を好む信者であるほとんどの人間のせいで、麒麟はそいつらも嫌った。
信者も麒麟を嫌った。
麒麟は普通と異なるため、これからまた違う行動をとらないために、足を切り落とされてしまった。
麒麟は狭いこの国の中で、苦しみながら生きることになった。
はい、終わり♪
この国の麒麟は一体何頭いて、何頭が脚を切られてしまったのだろうか。
そして、これから何頭の麒麟が信者へ変わるのだろうか。
最後まで読んでくださりありがとうございます。




