表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/94

ノリのパーティー

ノリは、背が高くて顔もハンサムだ。そして、腕っぷしも良い。他の冒険者の中では有名になっていた。


一緒に狩りをしたいという女性も多かった。


そんな中、私に声をかけてきてくれた。


「是非! お願いします!」


トミオが死んで心の拠り所がなく、精神的に誰かに依存したかった私にとっては喉から手が出るほどありがたい誘いだった。


わたしは、ノリのパーティーに入って冒険をすることになった。


ノリのパーティー構成はノリ以外は全員女性で次の通りだ


・ノリ

魔法剣士。必殺技はジャンプ斬り!身体強化魔法と、火・水・雷・氷の4種類の属性を宿した剣の攻撃ができる。


・カエデ

白魔法師。回復魔法を主に使う事ができる。得意技はヒール。攻撃力は皆無


・ハヤテ

忍者。隠れる事が得意。そして、不意に敵の急所を突いて倒す事に長けている。得意技は手裏剣殺法


・マイ

踊り子。踊る事によって味方の能力を上げたり敵を混乱させたりする。得意技はマイマイダンス


そして、私がそこに加わる。


この5人で今回遂行するクエストは、阿修羅蜘蛛退治だ。



阿修羅蜘蛛:Dランクのパーティー用。Cランクのソロ用のモンスター


依頼内容:夜になると阿修羅蜘蛛が出てきて人を襲います。行商人の、護衛をしながら阿修羅蜘蛛を退治してください。


私達は、その依頼を受けることにした。


実は、ノリのパーティーはこの依頼を何度も受けていて阿修羅蜘蛛の行動パターン等がわかっているらしいりなので新人の私が入っても問題ないみたいだ。


「これは何を運んでるのですか?」


「金平糖だよ。西の民のお菓子らしい。俺も食べた事ないけど、凄く甘くて美味しいらしいぜ。」


「そうなんですね。食べてみたいなぁ」


「お嬢ちゃんなら、将来出世したら幾らでも買えるよ。冒険者様なんだろ? Sランクにでもなれば凄く稼げるらしいじゃないか。」


「いえいえ。Sランクになれる冒険者なんて一握りですから。私がなれるわけありませんよ」


そんな話をしていたら、その蜘蛛は現れた。


阿修羅のような顔をした蜘蛛だ。見た目が恐ろしい。


「みんな! いつも通りよろしく!」


ノリがそう言うとノリは阿修羅蜘蛛に向かっていく。


そして、阿修羅蜘蛛はノリに向かって糸を吐くがノリはその糸を斬って斬って向かってく。


そして、ハヤテの姿が見えないと思ったらどこからか手裏剣が飛んできて阿修羅蜘蛛に当たる。


その方角は四方八方だ。本当にハヤテがどこにいるのかわからない。


そう思えば、マイがダンスを踊ってる。そのダンスを見ると何故か力がみなぎってくる。


凄い連携だ。直ぐに決着が付きそうだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ