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第5話

――マジでかーーーーーー?!いきなり過ぎない?そりゃ確かに今車椅子使ってるけどさぁ

「待ってよ。私が使うんでしょ?私の意見も取り入れてよ」

「そうよね、それが真摯な姿勢ってものだと私は経営者としても考えるわ」

――母、強し。でも、ダッサイ車椅子使うのはカンベン

「病院としては、このタイプを…」

「はぁ?ダサすぎです」

「そうねぇ、娘が会社のパーティーに呼ばれることもあるからそれを考えるとねぇ。フレームはシックに黒、座面は低反発のいいやつ、タイヤは画鋲が刺さらないようなの。タイヤに空気入れる手間がないといいんだけど…」

「泥除けも欲しいな。服が汚れると、洗濯するの私だし」

「とりあえずは今の意向で作ってくれるかしら?」

「はい、伝えさせていただきます」

――お金かかりそうだなぁ

「これからは障害者手帳が支給されるから、基本的に車いすとかは1割負担かな?」

――そうなんだ。公共料金も安くなるのか


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― 新着の感想 ―
母娘して一切、車椅子生活を悲観する様子が無いのが凄いですね。私も踵の骨折の時に医師に場合によっては足を切断するって言われた時も「無きゃ無いでいいか」って思ったので同じタイプかもです。母上がセレブなので…
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