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第3話

「疋田さん、一年クラス委員よろしく」

「こちらこそ。私、委員とかやったことないから佐伯君の足引っ張っちゃうかもだけど(笑)」

「それは俺の方だよ。部活に出たら委員の仕事できなかったりするかもだよ」

「さっきのサッカー部に入るの?」

「そのつもりだよ、小学校のころからずっとサッカー少年」

――はあ、さわやかスポーツ少年ね。少年っていうか青少年?微妙な年齢だよね。

「私は部活どうしようかな?」

「何か得意な運動とか好きなスポーツとかないの?」

「運動神経悪いんだよね。スポーツかぁ」

「私は文化系の部活なのかな?」

「吹奏楽とか?」

「楽器はある意味体育会系だよ(笑)」

「科学部とか天文学部とか?」

「興味あるの?」

「体育会系の部活がダメなんだもん」

「マネージャーってアリだよ!」


 そういうのありなのかぁ。とか思いながら、一人家路を歩いていた。制服のスカート丈、もっと短くしてもいいよね、校則違反だけど。学校に持っていくバック、何でみんな似たようなの持ってるけど何で?校則で決まってるわけじゃないんだから、好きなの持てばいいのに。『他と共有』で安心感ってタイプばっかりなのかなぁ?だと、私は異端になるなぁ。

 でも実際、ランドセルとかじゃないんだから自由に好きなの持ちたいし。結果がこのバッグだけど、収納力あるし、小分けスペースもあって便利。色も青で、あの濃紺よりも爽やかな印象。制服とのバランスも考えた。制服、ほぼ紺色だし。トータルコーディネートってやつ?


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― 新着の感想 ―
[良い点] ある程度、偏差値の高い進学高なら校則も厳しくて、個性を出したら浮いてしまうのかな?でも、今の学校は、ある程度は自主性は許されているのかな? buchiは、田舎の高校に通って居たのて、短ラン…
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