人の“寿命”を少しずつみんなから貰いながら生きる私。
私の名前は、『山田 雫』24歳で、看護婦の仕事をしているの、、、!
毎日毎日、患者さんと接すると、、、?
いろんな考え方や思ってる事もみんな違ってて、、、。
病気に前向きの人や自分の病気の事を自分なりに詳しく調べたり。
はじめから諦めてしまう人もいるのよ!
私は、少しでも人の役に立ちたいと想い、、、!
看護婦の仕事をしようと心に決めたの、、、!!!
生きたいと思う人の心に寄り添ったり。
死への恐怖を持った人の傍にただ居るだけでも、、、。
きっと! 患者さんの役に、私は立っていると信じて!!!
この仕事に! 誇りを持って、やりがいも感じている!!!
・・・でも、どんなにその人が生きたいと望んでも、、、。
願いが叶わない事もあるわ......!
そういった、患者さん一人一人を私は忘れないようにしているの!
心に刻む事で、私の心の中で生き続けていると思っているから...。
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でも、ある時ね、、、!
私自身が気づいた事があったの、、、。
子供の頃から、病気や怪我を治すのが誰よりも早い私だったけど、、、。
大人になってから、怪我も病気も一切しなくなったわ!
私は、健康なんだとなんの疑いもなく思っていたけど、、、?
*
私が、夜勤明けで家に帰る途中に交差点で車に私が轢かれてしまった、、、!?
そのまま、意識不明のまま救急車に運ばれて、私の働いている病院へ。
結構、大きな事故だったらしいけど、、、?
私は、1週間後には退院する事が出来たのよ、、、!
私を車で轢いた運転手も、ビックリしていたみたいで、、、。
事故の時に、私は頭から大量の血も出ていたし、お腹の当たりからも血が!?
相当、命も危ない状態なんじゃないかと思われていたらしいのに、、、!
相手の運転手の人も、私に、、、。
『本当に、すみませんでした。まさか!? こんな事になるとは、、、?』
『大丈夫ですよ! もう、怪我は治っているらしいので、直ぐに退院する事
も出来ると先生にも言ってもらっていますから、、、。』
『治療費は、わたしの方でお支払いさせていただきますので、、、。』
『ありがとうございます。』
『また、何かありましたら、名刺をお渡ししておきますので、何でもわたしに
言ってください!!!』
『あぁ、ははい!』
『では、わたしはこれで!』
『今日は、来ていただいて! ありがとうございました!』
▽
先生も、私が病院に運ばれて来た時に、これは! ヤバいと思ったらしい!
『いやいや? 山田さんの生命力は凄いな! ココに運ばれて来た時は、、、?
かなり危険な状態だったのに、、、山田さんの回復力ときたら、、、!
まあ、治ったんだから~! 良かったんだけどね! 退院、おめでとう!』
『ありがとうございます!』
・・・でもね?
私が、交通事故に遭って、病院に運び込まれているころ、、、。
私が受け持っていた患者さんが、1人亡くなったの、、、!
実は、、、?
以前にも、何回かこんな事があってね!
私が病気や怪我をする時、、、!
私の受け持つ患者さんの誰かが、大きな病気や怪我をしたりするの!
ひょっとして、、、?
これって! “私が、その人の寿命を少しずつみんなから貰っているのかな?”
そうだったら、、、?
私は、何の為に看護婦の仕事をしているんだろう、、、?
人助けが、、、?
人の寿命を貰って私が生きているって事なのかしら、、、?
最後までお読みいただきありがとうございます。