シールが半額
久しぶりに入ったスーパーで子どもに大人気だったあのシールが半額になっていたのを見かけました。ついこの間、流行でどこにも売っていないなどと大騒ぎになっていたのが嘘のように在庫も豊富。このデジタルな娯楽で飽和した時代に突然流行ってびっくりしましたが、落ち着く勢いもすごかった。元々好きだった人、流行がきっかけだったけれど今でも好きな人にとっては悪いことではないと思います。
まあ在庫については種類にもよるのかもしれません。新作とか数が出回っていない物は以前売れ行き好調で、それ以外の行き渡った商品の在庫が残っているとか。それでも、以前のパニックのような状況に比べるとだいぶ落ち着いている。子ども向け商品についてよく知らない私のような人間にまで流行っているという話が届いていたのですさまじいものだったと思います。
ここまで流行の移り変わりが早いと子どもたちの保護者もメーカーも大変でしょうね。数ヶ月前までどこかで売っていないかと雑貨店とかスーパーとかを複数店舗見て回ってSNSなどで入荷の情報収集をし、類似品が発売されたり転売されたりパニックが起きていたのが今では半額。私だったらあの時の苦労は何だったんだと感じてしまうかもしれません。
たった半年程度なのに子どもたちはなんでこんなに飽きっぽいんだ、とも考えてしまいます。しかし自分自身の小学生時代を思い返すと、半年でも結構長く感じていたような気がします。
一学期から夏休みをはさんで九月末までの期間。結構長くないですか?
よく言われる「10歳の子どもにとっての1年は人生の1/10だけど40歳の大人にとっての1年は1/40」みたいな人生における1年の割合で考えると10歳の子どもにとって半年は人生の1/20の期間。40歳の大人にとっては2年くらいの感覚になります。もちろんこの理屈が完全に正しいとも思いませんが、子どもの流行の消費速度はもしかしたらこうした時間についての感覚も関わっているのではないでしょうか。
子ども向けの商売は大変だと思います。ただでさえ何がウケるかわからないのに、ウケたらウケたで生産体制を増強した頃には流行が終わっている可能性がある。ライフサイクルが短い。もちろん主に子どもを対象とした商品でも長寿化定番化しているものはたくさんあるのでしょうが。
子ども向けではなくてもすぐに落ち着つく流行なんてのはたくさんありますし、流行っている段階で流行の終わりを見据えた動きなんかもマーケティングの世界で研究されてるでしょうから門外漢の私が心配したところで杞憂。




