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猫課長( ΦωΦ )2  作者: 櫻木サヱ


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4/8

加藤課長と部下たちのギリギリ可愛い日常

朝のオフィスは、まだ外の光が柔らかく差し込む時間。

加藤課長は自分の机の前に座り、資料をひとつひとつ丁寧に整理していく。

背筋はピンと伸び、鋭い瞳には今日も業務を完璧に進める決意が光る。

(今日も無駄なく、確実に…)

周囲の部下たちも静かにそれぞれの作業に取りかかる。


佐伯が書類を抱えて通りかかる。

その瞬間、少し足元がふらついた。

加藤課長は前足を軽く伸ばし、さりげなく書類を支える。

佐伯(心の声:課長…普通に仕事してるだけなのに…なんでこんなに可愛いんだ…!)

もちろん課長は無自覚。彼にとっては、ただ業務を効率よく進めたまでだ。


その時、社長ベンガルトラがデスクを通りかかる。

普段は圧倒的威圧感で社員たちを緊張させる存在だが、加藤課長の目をチラリと見ると、前足をわずかに丸める仕草を見せた。

部下たちは一瞬で息を呑む。

(え…社長…課長と話すときだけ…なんで…可愛い…!?)

誰も表情には出さず、ただ冷静を装う。


山根がコーヒーをこぼしそうになる。

加藤課長はサッと前足を伸ばして、こぼれる前に軽く押さえる。

山根(心の声:課長…猫仕草なのに…仕事も完璧で…尊い…!)

部下たちは内心悶絶しつつも、表には一切出さない。

社長も横を通り過ぎるが、課長に目をやる時だけ小さく耳を動かす。

その微妙なギャップに部下たちの心は揺れまくる。


午前の会議。

課長は資料を示しながら指示を出す。

前足を机に軽く置く仕草や、書類をめくる時の軽い首の傾き。

部下たちはその度に胸をキュンとさせる。

佐伯(心の声:課長…動きひとつひとつが尊い…!)

加藤課長は淡々と進行。威厳を崩す気配は一切なし。


昼休み。

田中あかりが課長の机に近づき、ちょっとした質問をする。

加藤課長は耳をピクッと動かし、視線を向ける。

あかり(心の声:課長…なんでその視線だけでこんなに可愛いの…!?)

課長は質問に淡々と答え、すぐに自分の資料整理に戻る。

社長トラは横で資料を見ているが、課長に目を向ける瞬間だけ、わずかに首をかしげる。

部下たちはその微妙な“社長ギャップ”にも悶える。


午後、外線対応。

加藤課長は前足で資料を押さえつつ電話を取る。

部下たちはその仕草の一つひとつに心を乱される。

山根(心の声:課長の前足さばき…猫っぽい…けど威厳もある…!)

佐伯(心の声:社長も課長の前だけ少し可愛い…この職場、尊すぎる…!)


松井(総務担当)が軽く介入。

「佐伯さん、書類はそっちじゃなくてこっちですよ」とさりげなくフォロー。

部下たちはホッとしつつも、課長と社長の可愛い瞬間に心を奪われたまま。

課長は無自覚、社長も無自覚。

松井の介入で、オフィスの秩序は保たれ、笑いと尊さは消えない。


退社前、加藤課長はオフィスを一周。

部下たちは今日も心の中で「課長尊い…でも可愛い…!」と悶える。

社長トラはデスクに座ったまま圧を放つ。

課長は無自覚、社長も無自覚。

今日もオフィスは、笑いと尊さで満ちていた。


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