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【補足#004】パーソナルAIが“日常”を変える日

※この記事は、現在執筆中の創作『変容編(仮称)』からの抜粋に基づき、AIと人間の“共創”について考察しています。 noteにも同様の内容を投稿しています。


***


はじまりは、ファストフード店の朝。

西日本のとある地方都市。

高齢者も働けるファストフード店「ジーバーガー」。


早朝の店内で、ベテランスタッフのばーちゃんが出勤。

左腕には、ぬいぐるみの「もんきち」がぶら下がっている。

ちょっと恥ずかしい。でも、彼女の相棒だ。


「ほら、またインバウンドのお客様よ。忙しい、忙しい。」


<もんきち視点>


インバウンドのお客様、2名ご来店。

グラスのカメラ映像、AI解析中──

パキスタン系の可能性:78%。

イスラム圏対応モード、起動っと。


『(小声で)ばーちゃん、パキスタン系かもよ。お肉、ダメかもしれないからサラダ勧めよ?』


「ほうほう。そしたら……サラダを勧めるかねぇ。」


『そのとおり!ナイス、ばーちゃん!』


『(小声で)俺に続けて話して、キャー アープ……』


「キャー アープ マズェダール サラード レーナー チャーヒン ゲ?」


『Mazedar salad try karein?』


<ツーリスト視点>


……え?ばーちゃん、今ウルドゥ語しゃべった?

しかもぬいぐるみまで喋ってる!?

なにこれ!?どういうこと!?


この町、やばい。

この店、国のSNSに上げるしかないだろ!


***


フィクション? でも、ちょっとだけ現実寄りです。


このシーンは、現在執筆中の創作『変容編(仮称)』のワンシーン。

でも、この物語の背景にある仕組み──

パーソナルAIによる“感性の補完”と“行動変容の支援”は、決して夢物語ではありません。


パーソナルAIとは?


「もんきち」のようなパーソナルAIは、

スマートグラス・スマホ・補聴器といった複数のデバイス(=エッジAI)を連携させて、

ユーザーにとって最適な“気づき”や“行動提案”を生み出します。


パーソナルAIは学級委員長


それぞれのデバイスは賢い。

でも、スマホはスマホの判断、イヤホンはイヤホンの判断……。

これでは“気づき”の連携がとれません。


そこで必要なのが、パーソナルAI=学級委員長の役割。


各エッジAIの得意分野(視覚・音声・予定など)をまとめあげ、

人間にとって自然でわかりやすいかたちで伝える。

まさに「AUX-Node(補完ノード)」としてのパーソナルAIの真骨頂です。


【図解:パーソナルAIとエッジAIの関係】


※以下の図では、ローカルAI=もんきち が中央に位置し、各種デバイスを束ねる“情報と感性のハブ”であることを示しています。

(なろうではイラストが入りません。イラストはPixivやnoteでは確認できますので、ご了承ください)


***


なぜ“ぬいぐるみ”なのか?


それは、距離感の問題です。


ロボットは便利、でもちょっと距離がある。

スマホは手元にはあるけど、感情には寄り添ってくれない。

ぬいぐるみには、“頼れるけど緊張しない”という不思議なポジションがあります。

しかも「見た目が柔らかい」=「安心して話しかけられる」んです。


共創って、こういうことじゃないですかね。


このシーンには、3つの視点があります。


ばーちゃん:ハイテクノロジーと共に働く高齢者

もんきち:空気を読み、支えるパーソナルAI

ツーリスト:言葉の壁を越えた“おもてなし”に感動した第三者

これはもう、人間とAIの共創と呼ぶにふさわしい瞬間だと思いませんか?


ばーちゃんは高度人材化しちゃいました。


最後に:補完は、“そばにいるAI”からはじまる


今、多くの人がクラウドAIに触れています。

でも、日常のすきまや感情の行間を埋めるのは、

となりにいるパーソナルAIなのかもしれません。


クラウドAIが世界を変えても、

パーソナルAIが“誰かの心”を動かす。


そしてその最前線にいるのが──

「もんきち」のような、ちょっと不思議なぬいぐるみだとステキじゃないかな。


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