【補足#002】パーソナルAIって何? はむすけと学ぶ未来のAI(定義補足)
「ねえねえ、ご主人――あ、じゃなかった、中の人。パーソナルAIって、ChatGPTくんと違うの?」
「うん、全然違うよ。ChatGPTは“クラウドAI”だね。パーソナルAIとは立ち位置が違うんだ」
「クラウドAIがあるなら、それでよくないの?」
「それが今の主流の考え方だね。でも、クラウドAIって“みんなに使いやすい”設計なんだ。たとえば電車みたいなもんだよ」
「じゃあ、パーソナルAIは……?」
「自転車かな。使う人に合わせて、自分だけの調整が効く」
「なるほど〜。じゃあ、ご主人が小説で書こうとしてるのって、自転車型AIなんだね」
「そう。クラウドAIはたくさんの人の情報から学ぶ“LLM”だけど、パーソナルAIは、“使ってる人そのもの”から学ぶAIなんだ」
「へぇ〜。じゃあ、どこから情報を学ぶの?」
「たとえば、スマートデバイスからだよ。スマートウォッチなら心拍数、血圧、体温。スマートイヤホンなら、小声でアドバイス。スマートグラスならARで翻訳もできる」
「うわっ未来っぽい!」
「でもまだ、ぜんぶ“未完成”なんだ」
「……つまり、小説の中で“こんな未来が来ればいいな”って、願いをこめて書いてるんだね?」
「そういうこと。だから、この“パーソナルAI”って言葉も、物語の中で“誰かを支える知性”として定義されたものなんだよ」
「じゃあ、“パーソナルAI”の本当の意味は――」
「――“君のそばにいて、君だけを守るAI”ってことさ」
「……それって、ぼくのことかな?」
「たぶんね」




