初めて長編小説を完結させてみて。
今年に入ってから小説を書き始め、まずは2万字程度の短編を書きました。
その後、1万字以内でいくつか短編を書き。
そして先日、以下の12万字の長編を書き上げることができました!
『初対面の小学生女児から「お父さんと結婚して」と言われた35歳、無職。』
https://ncode.syosetu.com/n6959jk/
いわゆる完結ブーストのおかげで多くの方の目に触れ、さらに一瞬ランキングにも載り、嬉しい限りです。読んでくださった皆様には心より感謝申し上げます。ありがとうございます。
これからお読みいただく方も、先に感謝を述べたいと思います。ありがとうございます。
さて、初めて完結させたわけだけれど。
長編を完結させたら、達成感がある?
どんな気持ちだろう?
などと、完結が近づくにつれ考え始めたのですが、終えてみると、特に何もありませんでした。
なんでかなーと、その原因を探ってみましたが、今のところ落ち着いた考えは、
「物語はここで終えたけど、彼らの暮らしは続いているので終わってない」
からじゃないかと。
実は先のお話まで考えてはあって。その中で、タイトルやコンセプトに見合った内容に収めるために30話で終結させたという流れです(先の話を書くなら、そもそもタイトル変えなきゃならんので)。当初は24話で終わらせるつもりが……伸びました。
それでも、初めて書き終えて「自分、やればできるじゃん」という思いは、少し生まれました。評価は別として、書けたということに。まさか、私が長い物語を書く日が来るとは思ってもなかったですしね。これまで物語というものは受け取るものという認識で、自らが作り手になるとは考えたこともありませんでした。
創作は楽しいですが、どうも、似た設定や展開になってしまう。回避するには、普段からの感性磨きが肝要なのだなあと、しみじみ、ひりひりと、痛みを伴って心にしみる日々です。
そういえば、この作品は書き終えましたが、それ以前より連載している和風ファンタジーが……20万字を越えても終わりそうにありません。終わりは決めているけれど、そこまでが遠い!!
『橘平、神社の娘と出会う』
https://ncode.syosetu.com/n6869je/
こっちを完成させたらめちゃくちゃ爽快なんじゃないか。と想像しているところですが、いかに。