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妾の子として虐げられていた私が、爵位を継いだお兄様から溺愛されるだけ  作者: 下菊みこと


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新しいお友達が出来ましたぁ!

ジェシーはのんびり屋さんですがその実苦労人です

私はジェシカ・リオネルと申しますぅ。伯爵家の三姉妹の末っ子なんですぅ。しっかり者の上の姉が婿を取っていて、勝気な下の姉は女性騎士として皇后陛下の近衛騎士を務めておりますぅ。のんびり屋の私は、お母様の勧めでリュシアン学園に入学しましたぁ。


お父様はもうお亡くなりになられて、お姉様が女伯爵をしておりますぅ。でも、お義兄様がお姉様を支えてくださるので安心ですぅ。婚約時代から、いつまで経ってもラブラブなんですよぅ。目が痛いくらいラブラブなんですぅ。


下のお姉様も騎士仲間のお義兄様と結婚されていて、こちらは運命共同体って感じですぅ。さっぱりしているけれど、幸せそうなお二人を見ると上手くいっているようですぅ。


お父様とお母様もラブラブだったのですよぅ。お父様はしっかり者でしたが病弱でぇ…でも兄弟が居なくて伯爵家を継ぐしかなくてぇ…。そんなお父様のために、私は薬学を学んだんですぅ。


結果的に、私の処方したお薬のおかげで余命宣告まで受けていたお父様はどうにかお姉様が跡を継ぐまでは生き延びてくれてぇ。でも、限界だったようでぇ。お姉様が爵位を継いだその次の日にお母様の横で冷たくなっていてぇ。


でも、家族は私に感謝してくれましたぁ。私のおかげでお父様は余命を延ばせたと。お父様を安心させてから逝かせることが出来たと。だからぁ、私薬学が好きなんですぅ。大切な人と一緒にいる時間を延ばせる、役立つ薬を作れる自分を誇らしく思いますぅ。


だからぁ、ティナ様とリュシアン学園で出会えてとても楽しくてぇ、エレナ様とも仲良くなれてとっても幸せなんですぅ。


これからもずっと大切な人と一緒にいたいですぅ。

でもその分周りを大切にしています

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