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第五話 計画を立てると大抵上手くいかない!

「それじゃあ、13時に桃太郎銅像前で、」


「13時に桃太郎銅像前でお願いします!」


明日のために、僕と糸織しおりは電話でそれぞれの先輩に伝えた。そして、よく高校生の待ち合わせ場所となっている桃太郎銅像前で集合となった。

この日、僕と糸織は、明日用のサングラスやマスク等を用意して就寝した。


翌日、12時50分、上原亮司うえはらりょうじは、例の集合場所に来ていた。


(服装が、これだから、おう、ドジ子はあれか、、髪括くくってんのか、ちょっと驚かせやろ)


「ねぇ、ねぇ、そこのお姉さん。今日は、暑いね。一緒にお茶でもどう?」


それが、糸織だったら、上手く驚かせていたかもしれない。

しかし、そんな上原先輩の調子とは違って、そこに居たのは、、


「おい、亮司。私との喧嘩中で休日に、ナンパをやってるとはいい身分だな。」


「なんで、涼香すずかがいるんだよー!」


(何してるんだ上原先輩!最悪の始まり方じゃねぇか!)


そう、糸織はいない。なんなら僕もその場にいない。そして、そこには行かない。

今回の作戦は、二人でデート中に起こる事件から、再び自分達で愛を確認してもらおう。というものだったのだ。

少し離れた位置から僕と糸織は、視ていた。


「それは、こっちのセリフだ。私は、ガミと用事できてただけだ。」


「お前だって、男と遊んでんじゃねぇか」


「はぁ?アイツは無しだろ普通に考えて」


「そうか、そうだな」


糸織が僕の肩に手を置いてくる。

え?別にショックじゃねぇし、最初からどうとか、こっちも思ってねぇし?




ドンマイ!!野上くん!


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