表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
祇園守紋を掲げよ 〜立花家戦記〜  作者: ワールド
立花反撃
28/35

追撃開始 〜秋月虎口の戦い序章〜

「最近は内側からの攻撃も落ち着きつつあります」


ー うーん…もうそろそろ敵の兵糧もつきたと考えるべきか…?


包囲が始まってから3カ月

付近領民まで入城している秋月城は兵糧がつきかけていた


それは包囲外にいる今泉にも見てとれた


「あれほどの防衛設備があるのだ。この程度の数で仕掛ければ負けるぞ」


後詰めが到着し1万2千に増えた部隊はいまだに包囲軍へ攻勢をかけていない


「どうなさりますか?義久殿」


「どうしようもありませんな…」


義久もお手上げのこの状況を崩したのはその日の夜だった



「なに!?秋月落城だと!!!」


「はい、そのようです。すでに正面の陣の一部が解体されています」


「まずい…引け!すぐに引くぞ!!」


今泉が恐れたのは追撃だった

そしてその懸念は現実のものとなる


「小野鎮幸、ここにあり!勇あるものは俺に挑め!!」


立花軍の猛追が始まる

第二次秋月虎口の戦いは前回と真逆の状況から始まった




「なぜ前線に出てはだめなのだ!?」


「姫が戦死なさったら困ります!」


「無茶をしてはいけませぬぞ!」


「立花は負けぬ!」


「万が一がございます!」


「ご自重ください!」


「旦那様」


前線に出たいとごねる誾千代をなだめる秀政と信包。重光までかり出されている

頼まれた統虎は入れた紅茶を重朝と直次に差し出し他の面々の紅茶も整えていた

ティーポットを置くと唖然としている直次を見やった後声をかける


「誾千代、そのくらいにしておいたらどうだい?」


今までなだめ役だった家忠が亡くなり、統虎以外に止められる人はいなくなっていた


「統虎も出たいだろう!?」


「ああ、残念だが今回は留守番だ」


前線の方へ目をやる


「それにいつタネが露見するかわからない」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ