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祇園守紋を掲げよ 〜立花家戦記〜  作者: ワールド
立花反撃
22/35

軍議 〜そして始まる反撃〜

今回は短めです


前話で加弥姫がやたらと年増になっていた部分を修正しました

「国人衆の動向は?」


国人とはその土地を先祖代々受け継いでいる武士だ

勢力は小さいため強きものに付き、勝者に媚びを売り、生きる

真田家なども国人衆の例に挙げられる

力は弱くてもたくさん集まれば当然それなりの脅威になるし味方につければ兵力を当てにできる


大友による侵攻時に抵抗した国人達はほとんどが領地召し上げとなり立花家へ与えられた

そのため立花領は直接統治している領地がとても広く、兵がほとんど自前でまかなわれている

ここでの自前とは当然土地を与えられている家臣たちの兵も含む


領民達は安い税と様々な改革で潤っていた

故に立花家へ感謝していた

しかし追い出された国人衆は流浪していた

反乱時に秋月はこういった者たちを多く雇い入れて配下の国人衆へ預けていた


「秋月領内の国人は多くが今泉側へ付くことを表明しております。残りは消極的協力を表明しておりますが内応に応じそうなほどではありません」


「まあそこは仕方がない」


現在部屋にいるのは統虎、誾千代、家老の惟信と増時、譜代の鎮幸と連貞、そして軍師として半兵衛と隆景。さらに諜報の指揮官たる正明が控える


戦術規模の場合はともかく戦略規模の話し合いはこのメンバーで行われることが多い

ここに道雪や紹運、春門や親盛がたまに参加する程度だ


「秋月の兵はいくつほどなんだ?」


「ほとんど変わっていないとのことです。姫」


「今泉は大友領の仕置きに手こずっているようですし時間をかけすぎなければ援軍が来る前に落とせるでしょうな」


「問題は秋月城をどうやって落とすかさ」


「短時間で落とす方法ですか…」


「乱波が門を開けることはできないか?」


「難しいでしょう…見張りも多くいるでしょうから」


「楠木衆でもだめか…」


「攻城兵器があるなら力攻めでもいいのでは?」


「惟信殿、確かに毛利はあの優柔不断な甥が攻める選択をするとは思えんのでよいですが今泉は損害が大きいとみれば隙をついてきます」


「これもだめか…」



作戦は見つからず難航していた



「いっそのこと秋月は長期戦前提でっていうのはどうでしょうか?」


「半兵衛殿…だからそれでh「ですから、それを撃退できる準備をすればよいのです」


「?どういうことだ隆景?」


「若殿様、姫様、私に一つ考えがございます。少し人員をお借りしたい。それと半兵衛殿、お手伝いいただけませんか?」


「わかりました」


軍師たちの知恵が光る

秋月との戦は九州を再び動乱へと導くとともに立花の第一歩となる

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