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手のひらの一滴
作者さま:狼子 由
キーワード:超短編 140字以下 恋愛 ヒューマンドラマ ファンタジー SF
あらすじ
超短編集。twitterにも投稿しているようで、つまり140字以下。
感想
これだけ短いのに、1話1話しっかり味があってすごい。かなりのセンスを感じます。
「冒頭はとてもとても大切なのです」という1話を引用させていただくと、
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「朝がきた。」
……ダメだ、普通すぎる。ボツ!
「世界に光が満ち溢れ、人々の顔は歓びに輝いた。」
ダメダメダメ! 状況がちっとも伝わらない、ボツ!
手元には幾度も陽光が差し込み、文字を消す毎にまた夜へと戻る。
この世界では、まだ朝は来ない。
カミサマが満足のいく「光あれ」を見付けるまで。
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良い……
長編とは違う、超短編だからこその世界があります。
状態:連載
文字数:21,946文字
個人的高評価ポイント
◇ アイディアが良い!
◎ 高い完成度!
作品URL
小説家になろう http://ncode.syosetu.com/n1907ep/
作者のtwitter https://twitter.com/yoshi_roushi




