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住所不定職業不詳、それでも働こうと足掻く精神病患者の実録記

筆者さま:セパさん

キーワード:躁鬱病 お仕事 成長 彼女さん エッセイ


あらすじ

双極性感情障害、より一般的な表現だと躁鬱病患者である人のエッセイ。苦労しつつも徐々に無職から派遣、そして正社員へ。


感想

筆者さまの生活と人生がダイレクトに伝わってきて心に響きます。


~~~


皆様は実の親に「お前を殺して俺も死ぬ!」と言われながら包丁を突きつけられた経験はお持ちだろうか?


 え?ある?


 では父親が運転する車が断崖絶壁を目指してアクセルベタ踏みされた経験は…。


 ああ、それもお持ちですか。


 ならば全身をベッドに拘束されて無理矢理注射を打たれた経験は?


 ああ、無い!良かった。


 …とまぁ、不幸自慢など挙げていけば切りがないもので。私の親は私と同じ病、双極性感情障害を患っている。判りやすく言うと躁鬱病とも申します。わたしはそんな親の元で育ちまして、精神病というものに興味を持って大学に入り国家資格を取得し精神科で働きました。


 そんなわたしが親と同じ病気を患うなど考えもしませんでした…。


~~~

壮絶な経験をされてきているようで……読んでいて迫力があります。

また、読むとすぐ分かりますが同棲している彼女さまが精神的イケメンすぎる……!


~~~


スゲェ神格化されているわたくしの彼女ですが、個人的彼女のスゲェ言動を振り返ってみましょうか……。


①セパ 「こんな男で良いの?幸せにできないよ?」


 彼女 「幸せかどうかは、わたしが判断する。お前に決められる筋合いは無い。」


②精神科退院直後、就職活動に悪戦苦闘中


 セパ 「全然仕事決まらない……。」


 彼女 「いっそオレの扶養になるか?」


 ※彼女の一人称は基本何故か〝オレ〟、たまに〝わたし〟


③セパ 「病気も患ったし、お金もないし、結婚も無理だ、別れよう……。」


 彼女 「別れるメリットは?」


 セパ 「いや、これ以上迷惑かけなくても済む…。」


 彼女 「迷惑しかかけられた覚えないけれど?で、晩ご飯何にする?」


~~~


つ、強い! そして優しい!

事実は小説より奇なりと言いますか……人生色々ですね。筆者さまの生活と思考が生々しく伝わってくる、読み応えのあるエッセイです。



状態:連載中

文字数:71,912文字

作品URL

https://ncode.syosetu.com/n9954dr/


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