SP1発売記念SS もう一つの事件の始まり
(=ↀωↀ=)<活動報告で言ってた作業終わったので投稿
(=ↀωↀ=)<発売記念SSですがSP1のネタバレはほぼないです
(=ↀωↀ=)<同じくらいの時系列で起きていたことですね
(=ↀωↀ=)<ちなみに活動報告のあれですが
(=ↀωↀ=)<『ツリ目』、『色白』、『ツインテール+ロングヘア』、『サトミより背は低い』
(=ↀωↀ=)<などの身体的特徴や服装のイメージは固まったので
(=ↀωↀ=)<あとは胸のサイズ含めて黒田さんに投げます
■二〇四五年二月某日
「以上が黄河のサポートメンバーから寄越された情報だ」
『了解。日取りは把握いたしました。現在進めているマッピングもじきに完了します。決行当日には間に合うでしょう』
その日、指名手配された<超級>のみが所属するクラン<IF>のサブオーナーである【盗賊王】ゼタは、もう一人のサブオーナーであるラスカルと通信し、とある計画の段取りを進めていた。
先の二国間戦争と時を同じくして発生したオーナーであるゼクスの収監。
しかしその後も<IF>は組織の拡大を続けていた。
新たな<超級>として【魂売】ラ・クリマをスカウトし、今も<超級>と思しき正体不明の<マスター>に加入を打診する算段だ。
<超級エンブリオ>以外にはかの【死神】……その腹心たる<死神の親指>とコンタクトして協力を取り付け、同盟関係を結んだ。
他にも各地で優れたティアンをサポートメンバーとして抱え込んでいる。
さらには先日、ラスカル自身が<遺跡>で発見した煌玉人……マキナによって本拠地たる【テトラ・グラマトン】も稼働状態に入った。
組織の黎明期を越え、発展する時期だ。
そんなときだからこそ、ゼタが黄河で行おうとしているある活動も意味がある。
『疑問。それにしても、あの人物はどうして我々に協力を? 皇族でありながら、自国にとってマイナスにしかならないことをする理由が不明です』
「さあな。加入交渉を担ったのはラ・クリマだ。あいつ自身もうちに加わって日が浅いし、まだ人間的にも読めないところが多い。あのナリだしな」
【魂売】ラ・クリマ。
常に相手の利益を提示し、相手の望みを受け入れ、間違いなくそれは叶える。
吐かれる言葉は本心なのだとしても、ヒトの前に見せる姿も聞かせる声もラ・クリマのものではない。
どこかで常に自分という存在を潜めて隠した謎多き怪人。それがラ・クリマだ。
そんなラ・クリマが黄河の皇族をどんな言葉で引き込んだのか、ラスカルにも想像がつかない。
『……墓穴。それが我々の陥穽になりはしませんか?』
「信頼できるかと言えばまだ怪しいが、奴は今の<IF>に欠けた全てを持っている。奴と奴の改人、奴隷達がいなければ今後の組織運営が回らない」
『…………』
「目指すマイルストーンは同じだ。少なくともそこまでは仲良くやれるさ」
『諫言。ですが……』
「それに、俺達のオーナーなら普通に受け入れるだろうよ」
『…………了承。今はそれでいいでしょう』
なおも言葉を重ねようとしたゼタだったが、ラスカルの発した納得せざるを得ない言葉によってそれを止めた。
オーナーもまたラ・クリマ同様、人間的に読めない人物の類。
だが、彼は柔軟すぎる水のような男だ。
ラスカルが言うように、ラ・クリマでも受け入れるだろう。
現にゼタ自身やエミリーといった特異な育ち方をした者達もその懐に受け入れたのだ。
きっと、今後も増えるだろう異常で異様な<超級>達を、彼は抱え込むだろう。
ならば、これ以上ゼタが言うことは何もない。
『確認。他に何か連絡事項はありますか?』
「そうだな。……今回の件とは関係ないが、一つ今後に関わりそうな話がある」
『?』
ゼタに問われ、ラスカルは少し間を置いてからある情報を口にする。
「グランバロア、お前の古巣についてだ」
『…………要求。聞かせてください』
「先日、グランバロアの<南海>に<SUBM>に匹敵する<UBM>が出現し、――グランバロアの冒険船団が崩壊した」
◇◆◇
ラスカルからグランバロアの近況を聞かされてから、数日。
ゼタも自らが持つ伝手を使い、情報を集めた。
その結果、ラスカルが言うように冒険船団は船団長をはじめとする多くの者が犠牲になっており、半壊と言っていい有り様だった。
そしてグランバロアが四つの船団で支え合う国家構造になっている以上、その崩壊の影響は他の船団にも波及する。
当然、ゼタが所属していた海賊船団も含まれる。
「…………」
自らの心に従った結果、過去に置いてきた国と人々。
そのこと自体に後悔はないが、それでも窮地と知れば心も動く。
怒りと妬心が完全な憎悪に変わる前に国を出たからこそ、彼女の中ではグランバロアで過ごした日々の記憶が今も色褪せない。
先の先を見据えた任務より、そちらを優先したい気持ちさえもある。
(……いいえ)
それでも、彼女は自らの任務を放棄しない。
サブオーナーという役割同様に。
任された立場と、ゼクスが帰還したときの準備。
そして、その先にあるもの。
それらのために、ゼタは過去を振り切って目の前の任務に臨む。
今……ゼタの姿は黄河の皇宮の中にあった。
否、正確に言えば姿はない。
今の彼女は、誰にも視認できない状態になっている。
【気哭啾啾 ウラノス】。自身の周囲の大気そのものを操る、<超級エンブリオ>。
そのスキルの一つ、《コードⅢ:ミラージュ》によって大気の屈折率を操作し、自らの姿を消す。
そこから大気操作を重ね、自身の体温や臭い、盗賊系統のジョブスキルを重ねても僅かに生じる音さえも完全に遮断。装備品によって生命体を感知するスキルを妨害。
さらに空気を固めて自らの足場とし、床に足をつけることなく皇宮の内部を進んでいく。
事前に情報提供を受けていた皇宮警備の感知手段に全て対応しながら、ゼタは進む。
ここまで重ねられるゼタを流石は<超級>の【盗賊王】と言うべきか、あるいはここまでしなければ発見される皇宮の警備を流石は黄河の最深部と言うべきか。
ともあれ、誰にも見咎められぬままに、ゼタは皇宮の奥へと進んでいく。
そうして彼女が進んだ先にあったのは、一棟の建築物だった。
皇宮の中、屋内だというのに……正方形の建築物が立っている。
その建築物の前には何十人もの人間がおり、何らかの祭事を執り行っている。
人々の中心にいるのはこの黄河の皇帝、そして仮面をつけた少年――事前情報によれば黄河の第三皇子だった。
(情報通りですね)
ここは、<最奥宝物庫>。
黄河の国宝を納めた不可侵の場所。
本来であれば、【盗賊王】のゼタであろうと侵入不可能だったエリアだ。
しかし今、その扉は皇帝によって開かれようとしている。
それはこの第三皇子が黄河を離れ、遥か西方の王国に向かう際に必要なあるものを<宝物庫>から出すためだ。
(扉の開放に乗じて忍び込み、限られた時間で可能な限り……<宝物獣の珠>を盗み出す)
<宝物獣の珠>。
かつて先々代【龍帝】が封印した<UBM>の力を使うためのもの。
珠のまま使うも良し。砕いて解放した<UBM>を特典とするも良し。
欲する勢力や指名手配<超級>との交渉に用いるも良し。
裏社会に流して混乱を起こし、それを隠れ蓑とした情報収集や行動を起こすも良し。
これからクランの目的達成に向けて大きく動こうという<IF>は、その下準備として<宝物獣の珠>を求めた。
(現時点で私は見つかっていない。問題があるとすれば……)
「…………?」
今のゼタは極めて感知困難な存在。
しかし第三皇子だけは、何か違和感を覚えている様子だ。
見えも聞こえも嗅げもしないはずのゼタに、気づきかけているかのように。
しかし、その僅かな違和感も、皇帝によって<宝物庫>の入口が開放された後は掻き消える。
<宝物庫>、その内部から伝わる数多の<宝物獣の珠>の……封印されてもなお力を感じさせる<UBM>達の気配によって埋もれてしまう。
そして第三皇子は不思議そうにしながらも幾人かの供を連れ、<宝物庫>の中で持ち出す珠を探しはじめる。
(今)
それに乗じてゼタも扉の開いている<宝物庫>に入り込む。
(……情報通りですね)
内部の空間は建築物の外観よりも遥かに広い。
竜車などにもよくある空間拡張だが、その中でもかなり高度なものだろう。
加えてこの空間の仕組みは入口の鍵を不正に開けた場合、侵入者ごと内部の全てを抹消する罠へと変わるそうだ。
だからこそ、ゼタも入口が正規手段……黄河の皇帝によって開放される今日この時を待って動いたのだ。
ゼタは、第三皇子から距離をとりながら内部を探索する。
<宝物庫>の内部には幾つもの棚があり、それぞれに複数の透明なケースと情報を記載したプレート、そして<宝物獣の珠>が置かれている。
入口ほど厳重ではないが、鎮座された珠の保管用のケース一つ一つに付随する特殊な鍵が設えられている。
【盗賊王】の持つスキルで開錠はできるが、それに掛かる時間や気づかれるまでの時間を考えれば猶予は然程ない。
(手早く済ませなければ)
幸いにして、<宝物庫>の中でゼタに気づく者はいない。
気づきかねない第三皇子から離れた場所で、棚を目隠しにし、外部に漏れる音や光を大気操作で欺瞞しながら、ゼタは開錠と窃盗を繰り返す。
取り出した珠はアイテムボックスに仕舞えないため、普通の袋に入れていく。
そうして可能な限り多くの……八つの珠を盗み取り、ゼタは気づかれる前に<宝物庫>を脱出した。
(……良し)
事前に情報提供があった珠を含め、満足のいく成果だった。
神話級を含めた特典武具八個と考えれば、どれほど大きな価値かは言うまでもない。
討伐可能かは別の話だが、それでもゼタの手の中には今それだけのものがある。
自分の任務を成し遂げ、少しの安堵と共にゼタは第三皇子達に先んじて<宝物庫>を出る。
このまま中に残って盗んだものごと<宝物庫>に封印されました、では話にならない。
無事に脱出するまでが盗みだ。
「……?」
しかし<宝物庫>を離れるとき、ゼタは誰かの視線を感じた。
誰にも見咎められるはずはないその身だが、それでも気に掛かり……ゼタは姿を消したまま振り返った。
「――――」
視線の主は黄河の皇帝、白龍人無。
入口の開閉という役目のためにこの儀式に参加していた、この国のトップ。
第三皇子と違い、ゼタに気づいている様子も見せなかった人物。
その人物と今、目が合った。
何者にも見えないはずの、ゼタが。
あたかも、これまで無視していた羽虫が、目障りなところに飛んできたから気に留めたかのような視線だった。
「ッ!」
その視線に危機感を覚え、一刻も早くこの皇宮から脱出するべく、ゼタは足を速めた。
「…………」
それに対し、皇帝は目に見える行動は何もしない。
自ら追うことはもちろん、周囲の者に「曲者が出た」と伝えることもしない。
ただ、他の者からは見えない龍袍の袖の中で、【符】を一枚千切った。
◇◆
姿を隠したまま、ゼタは警戒しつつも出せる最大速度で皇宮の出口へと向かう。
いつ厳戒態勢になり、皇宮の警備がフル稼働するか分からない。
加えて、黄河の<超級>が召集されるケースも懸念すべきだ。
ゆえにゼタは一秒でも早く皇宮を脱しようとしていた。
だが……。
『おォい、そこで一旦止まってくれねェか?』
「……!」
彼女の脱出の道行きに立つ者が一人。
彼女が廊下を曲がったタイミングで、曲がった角の先から声をかけてきた。
見えている。
先の皇帝同様に、見えず聞こえず嗅げもしないはずの彼女を認識している。
『おォ、足を止めたな。じャあ、そのまま話でもしよォや』
そこに立っていたのは奇妙な風体の人物だった。
衣服は黄河でよく見られる様式であり、《鑑定眼》で名称や効果の確認が取れる程度の品。
両手に手袋を嵌めているため、ティアンと<マスター>のどちらかも分からない。
そして頭部はフード付きの外套を目深にかぶっており、フードの内側が不自然なほどに暗くなっていて顔の識別は不可能。
しかし声からして……恐らくは男だろう。
「…………」
ゼタの姿を捉えている旨の発言がハッタリや鎌掛けでないことは、ゼタも理解している。
それゆえ、迷彩関係のスキルを解除してその姿を現した。
いざという時、戦闘行為に持ちうる能力を回すためだ。
『ンン? 分かりづれェけど……女か。しかもまだ若すぎるくれェのお嬢ちャんか?』
「……誰何。アナタは誰?」
相手の発言を無視して、ゼタは問いかける。
『それ、普通はオイラのセリフだと思うんだがなァ。あと、オイラのことは秘密だ。「言うな」ッて言われてるしなァ』
相手は名乗らない。相手が誰か分かれば、ゼタが記憶した人物リストと照合して手口も読めたのだが、そうはいかなかった。
「……確認。誰に、「言うな」と言われたんですか?」
『俺の雇い主だよ。ここじゃ誰もノーとは言えない奴さ』
しかし名乗りはしない割に、自分以外の情報はあっさりと晒した。
彼の発言に該当する人物など、一人しかいないというのに。
「…………」
奇妙な人物だ。異常な人物だ。
そも、ここで長々と会話している余裕はない。
しかしそれでも、ゼタには聞かねばならないことがあった。
スキルの準備を進めながら、問いかける。
「……質問。あなたといい、皇帝といい、なぜ私の姿が見えるのですか?」
それは、今後の彼女の活動に関わる。
感知困難なはずの自身のコンボを、なぜこうも簡単に二人の人物が破ったのか。
そこにある陥穽次第では、今後より大きなミスが発生する恐れもある。
ゆえに自らの隠密能力に何が欠けていたのかと、ゼタは問いかけて……。
『姿なんて見えてなかッたぜ?』
彼の言葉によって、欠けていないと否定された。
『見えないし、聞こえない。大したモンだな』
「……疑問。ではなぜ?」
『そりャあ、お嬢ちャん。生きてるんだから魂は抱えてるだろォよ』
「…………?」
その発言はどこか、双方の認識する世界に隔たりあるように思えた。
火星生まれのゼタが空気と水の価値について他者との認識に齟齬があったように、この男も何かズレた認識を持っている。
しかし、何だとしても……やることは変わらない。
『まァ、そんな話はいいさ。オイラが呼び止めた理由は――』
「――《コードⅣ:アーティラリィ》」
その瞬間、圧縮された空気の砲弾が射出された。
会話を強引に中断した奇襲攻撃。
ゼタが知りたかったのは自らの迷彩が見破られた理由。
それを話さないのであれば、あるいは話されても意味がないのであれば、男はただの障害物。
そうして先制の空気砲弾によって――男の上半身は消し飛ばされた。
血と肉片が飛び散り、上半分を失った肉体が仰向けに倒れる。
後に残ったのは、ビクビクと痙攣する死体だけだった。
(……思ったよりも呆気ない)
皇帝に命じられて自分を止めに来た人間だ。
ティアンでも<マスター>でも強敵だろうと踏んでいたが、結果は一撃で勝負がついた。
(死体は残っている。ティアンだった? それとも、まだ……いいえ)
疑問は尽きないが、いつまでもここに留まっていては危険だ。
今の砲撃音で更なる警備を呼び寄せるだろう。
囲まれる前に脱出すべきだと考え、ゼタはその場を急いで後にした。
◇◆
ゼタがいなくなり、下半身だけの死体が転がる廊下。
砲撃音は建材を伝って廊下の外にも響いており、遠からず衛兵達がやってくるだろう。
そんな事件現場で。
『おッかねェな。若いのに殺しに躊躇のねェお嬢ちャんだぜ』
下半身の死体の傍に、死体になったはずの男が立っている。
しかし、先刻とは一つの違いがある。
被っていたフードがなくなっており、その頭部は露出していた。
いや、それも正確ではない。
フードが剥がれてもなお、その頭部は隠されている。
まるで東方の忍者のように頭巾を巻いて皮膚を隠している。
何より、顔だ。
その顔を覆うように――東洋の儀式で使われるような猿面を嵌めている。
ゆえに、男はいまだに正体不明。
『さてと』
男は自分の死体の傍にしゃがみこむと、指先で服の端を摘まんだ。
すると煙のように死体が消えうせ――男の指先には一本の毛髪が残る。
それから男は通信用の【符】を取り出し、繋ぐ。
間もなく、通信先の方から声が掛かった。
『首尾はどうだ? 【斉天大聖】』
『はいよォ。言われたとおり回収したぜィ』
男……【斉天大聖】は右手に【符】を、左手には……一つの珠を手にしていた。
ゼタが盗み出し、袋に入れて運んでいたものの一つである。
彼はこれのみを回収するために、皇帝に命じられてゼタの前に立った。
そして如何なる手段によってか、気づかれることなくこの狙った一つだけを掠め取っていた。
『いやァ、あのお嬢ちャん強いな。まともに戦ったら負けるか宮殿が壊れてたろォぜ』
『しかし貴様は死なんだろう』
『それはそうだろォよ。そうなるならアンタに雇われてねェしな。で? 他の珠はいいんかい?』
『構わん』
ただ、それだけ告げて、通信相手……皇帝は通信を切った。
『やれやれ。愛想もクソもねぇや。まァ、あっても気持ち悪いがね』
【斉天大聖】は肩をすくめて苦笑する。
『しッかし、消えてた嬢ちャんをオイラと同じように視えてたなら、実験は順調ッてことか』
僅かに。
ほんの僅かに、【斉天大聖】の気配に色がつく。
喜色と――狂気の色が。
『オイラと雇い主の目的が果たされるのも遠くねェかもしれねェや。おッと……』
廊下の曲がり角の向こうから、足音が聞こえてくる。
そして数秒後には、先ほどの砲撃音を聞いて衛兵達が駆けつけた。
しかし、やって来た衛兵達が見たものは、破壊された廊下の痕跡……それだけだった。
現場検証でも何も見つからない。
人の姿はなく、死体はなく、血痕さえもない。
まるで、この場には誰もいなかったかのように。
これこそが、珠を巡る事件の始まり。
この後、黄河第三皇子蒼龍は十の珠と共に王国へと向かい、カルディナには<IF>の手で六つの珠がバラ撒かれる。
その果てに何が待つのかを、今は誰も知らない。
To be continued
○黄河サポートメンバー&皇帝&【斉天大聖】
(=ↀωↀ=)<SP1の加筆部分で第三部グランバロア編の前振りしたように
(=ↀωↀ=)<このSSは第三部黄河編の前振り
( ꒪|勅|꒪)<まず第二部終わらせろヨ
(=ↀωↀ=)<23巻の書き下ろし全部終わったら始めるので……(難航中)




