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聖剣と鍛冶師〜異世界チートで聖剣製作依頼受注中〜  作者: 豆太郎
冒険都市【リシャス】
39/48

ギルマス時々試験(決闘)⑤ 決着

久しぶりの連続更新ですp(^_^)q


持続出来るようがんばります

「では、行きますこれが私にできる最高の一撃です、【デスウィンドエッジ】」


「こい・・・・」


聖はディランの一撃を迎え撃つ


ディランは高速で聖に向かって駆け出した双剣による16斬撃その速度はまさに目にも止まらない速さであったが


「確かに最高の一撃だな、此方も相応の技で対応させてもらう」


たた立っているだけの聖がゆっくりとディランの方に歩きだした

【 風鷹蒼炎流 龍の型 1番 天龍牙てんりゅうが


ディランの技が聖に届くギリギリ、2人が交差する一瞬に聖は双剣が重なる位置に木刀を抜刀して技を殺しそのままの勢いでディランの首元に木刀を寸止めしていた


風鷹蒼炎流 龍の型 1番 天龍牙てんりゅうがとは後の先、待ちの抜刀術

後出しをして相手の攻撃の弱点を見極めてその攻撃ごと殺す技である

まさに神速の抜刀術である


「さてと、これで俺の勝ちかな?」


「ああ、そうだねヒジリ君の勝利だよ、やっぱり私の一撃では届かなかったか」


少し悔しそうにディランは落ち込んでいた


「そんな事はないよ、ディランの一撃は俺に届いていたよほら、さすがギルドマスターだね」


聖は手の甲をみせて少し赤くなっている場所を指差した


「本当かい、それは嬉しいね、少しでも超越者の君に届いたのだから、それでどうだい私に剣を作ってもらえるかな?」


「ああ、ディランになら作っても大丈夫だろう!!最高の物を作らせてもらうよ」

聖はやはり職人であった、最高の刀剣を最高の使い手が持つ事に嬉しさを隠しきれないからだ


「しかしとりあえず先の依頼を完遂してからになるからそれまで待ってくれよ」


「それはもちろんだよ」

ニコニコするディランの後ろに気配もなくまたしてもシリルが現れる


「マスター何で笑っているんですか、負けたんですよそこ悔しがりましょう!!」

問答無用でバインダーで叩きだしたシリルに


「シリル君これは仕方ないよ、なんせヒジリ君は超越者なんだよ、今の私には太刀打ちできるわけないようむしろ今のSランク冒険者はヒジリ君には勝てないね」


ディランの言葉に叩くのを止めたシリルは


「たしかに、超越者には勝てませんね、でもどうするのですか各国に報告するんですか?」


「そうだね、どうしたものか?」

ディランが考えだした所に


「できれば止めてくれないか、目立ちたくない、むしろ秘密を共有してもらえないかな」


「それに対する私達のメリットはなんですか?」

シリルが聖のお願いに対して問と


「事情の説明と表に出せない依頼の協力」


ギルドに取って聖の提案はとても魅力的だ、表に出せない依頼はいくらでもあるしかしそれを達成できる者は少ない、その確保ジョーカーを隠し持てる事はとても有益である


「その条件で私は良いと思いますが、マスターどうしますか?」


「うん、大丈夫だよ、しかし君の冒険者ランクはBにさせてもらうよう良いね」


「なんでだ?」


「一応エンペラーウルフとの戦闘回避の貢献と試験結果」


「そうか、じゃ~遠慮なくランクB拝命するよ」


「しかしマスターが負けた事は内密にお願いします、一応これでもSランク冒険者の憧れですので」


シリルがディランに止めを刺す一撃の言葉を放つとディランはその場で膝を付いて落ち込んだ


「あんなマスターなどほっといて現状確認をしたいのでマスター室に行きましょう」


シリルは聖達をマスター室へと案内を開始した


「待ってくれ、私をのけ者にしないでくれ」


シリルと聖達の後を追うようにディランはマスター室へと向かったのである






ちなみにディランは聖に一撃を入れる事が出来たので限界突破条件を満たしていた


名前 : ディラン

性別 : 男

年齢 : 35歳

レベル : 101

職業 : 剣士 / ギルドマスター

冒険者ランク : S

スキル・剣術5/魔法 水3/風5/高速移動/気配探知/直感

-能力値-

HP(体力) : 262600 

MP(魔力) : 323200

攻撃力 : 212100

防御力 : 202000

魔法防御力 : 90900

素早さ : 303000

器用さ : 151500

賢さ : 60600

EXP :0/210000


超越者ステータス数式【Lv×基本ステータス値×100倍】

この世界では超越者、Lvの限界を突破するととんでもないステータス値になる(笑)


協力者ゲットです


次話は貴族の正体と情報及び奪還作戦を考え中です


感想、評価、誤字の指摘が有りました宜しくお願い致します。

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