ギルマス時々試験(決闘)②
次話の投稿が遅くなりすみませんでしたm(__)m
どうしても優先させなくてはいけない仕事が出てきてしまそちらを優先させてもらいました
無事仕事も完了しましたので今日から投稿を再開させてもらいます。
どうぞ読んでみてください!!
ライアとノワールのリシャスへの入門手続きはディランのギルマス権限で省略する事ができた
「本当に良かったのでしょうか?」
「むこうがそれで良いと言っているんだらか、良いんじゃなかな」
ライアの疑問に答えながら聖はディランの後を追いながらギルドへ向かった
ディランはギルド正面からでなく裏口に廻りそのまま修練闘技場へと聖達を連れて行った
「ギルドの中にこんな所があったんだな」
聖は地球の学校にある体育館の2倍ぐらいある闘技場見て驚いていた
中央には闘技用の舞台が有り周囲には各武器による修練上が設置したある
「普段はギルドに登録している冒険者たちが修練する為に使っているんだが今日は色々あって貸切状態だね、だから君の実力が漏えいする事は無いよ」
ニコニコしながら聖に話しかけるディランのすぐ後ろに気配もなく急に人影が現れた
「マスター何をなさっているのですか?」
冷たい視線でギルマスを見つめながら淡々とした怒り口調でしかもギルマスの頭をバインダーで叩きだした
「痛いからやめて貰えないかな、シリル君」
「だから、何をなさっているのか説明してくれれば叩くのをやめますよ・・・・・多分」
「いや、説明するからまず叩くのをやめてくれないかな」
「しかたないですね、ですがダメです」
何なんだと疑問に思いながらも、そのコントのような状況を見ていた聖達は思わず笑い出してしまった
「これは失礼しました、私はこのリシャスのギルドでマスターの補佐をしていますシリルと申します」
丁寧な自己紹介をしているがその間もギルマスの頭を叩いている
シリルと名乗った女性は背が高く金髪で耳が長い特徴を持った綺麗なエルフの女性であった
「さすがにいい加減叩くのをやめてくれると嬉しいのですがシリル君」
半泣き気味にお願いし始めたギルマスをみて
「しかたないですね、今回はこれぐらいにしときますが、本当に何をしているか説明してもらえますか?」
一切の言い訳は聞きませんと言うような無言の睨みで説明を求めるシリル
「わかった説明するよ、今からこの子たちの力量を確かめるんだ」
「はい?、、、何の説明になってません」
再びギルマスの頭を叩きだそうとしているシリルに
「まって、本当だって!!今回のエンペラーウルフとの一応の戦闘回避と1件の依頼案件の確認のめにも彼らの実力を正確に測らないといけないんだ」
真面目な顔つきになって説明を始めたギルマスをみてため息を付きながら
「なら最初から詳しく説明をすればいいのです、伝令役に修練場を使用しるとしか説明させなかったギルマスが全部悪いのですよ」
「悪かったね、確かに何の説明が無いのは私のミスだね、ごめんよシリル君」
「わかればいいんです」
なぜか素直に謝るギルマスをみて少し頬を染めたシリルをみてなるほどなツンデレ属性なのかと考えてしまった聖・・・・・有だな(笑)
「ではギルマスこちらの力量を測定するために誰が相手をなさるんですか?」
「私だが?」
「え・・・・・・・本気ですか?」
信じられないと言った感じのリアクションを取るシリル
今までSランク冒険者のディランが力量を測定するために決闘したのは一度もない
目の前にいる人物にそれだけの実力を持っているとは思えない
シリルは昨日登録した際の聖のステータスを実は確認していた
確かにCランク冒険者なみの実力は持っていたしかしあくまでCランクだ
Sランクのギルマスには決して届くことの無い数値の差がある
しかしギルマスま真剣な眼差しで聖を見据えている、
ディランがここまで気にしている彼の実力が純粋に気になりだしたシリル
もしディランと対等な決闘が出来るなら昨日登録したスタータスは隠蔽されているという事だ
「たしかにそれは面白そうですね、丁度今日は貸切状態ですし情報漏えいはないですし良いでしょう」
(シリルの心の声)『ギルマスの戦闘を久しぶりに見る事も出来ますしね!!』
ここだけの話シリルはギルマスラブである、
しかも本人は隠しているようだがギルド職員は全員知っている事実である(笑)
「そのかわり、立会者は私が勤めさせてもらいます」
「ああ、お願いするよシリル君」
さて要約試験が行われるようだなとコントを見ていた聖はため息を付きながらディランに確認を開始した
次話でギルマスの実力が明らかに!!
久しぶりの戦闘シーンです楽しんで書いてますのでお楽しみに
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