門閉鎖時々Sランク冒険者
次話投稿です
仕事の出張でバタバタして小説を書くことから少し離れるとなかなか書けなくなるものですね(TT)
徐々にならして頑張って毎日投稿を目指します!!
聖、ライア、ゼピュロス、ノワールの2人と2匹はリシャスの街を目指して進みだした
「たぶん、門は閉まっているだろうな、しかも高ランクの冒険者や騎士などを配置して迎え撃つ準備を進められているんだろうな」
聖は現在のリシャスの街で起こりうる事態を想定していた
「そうですね、間違いなく門は閉まってますね!!」
ライアも聖の考えに賛同しながら「聖どうしますか?」と確認を行った
「そうだな、とりあえず街の警戒範囲ぎりぎりまでとりあえずいこう、ゼピュロス現状リシャスがどうなっているか確認してきてくれないか」
ゼピュロスに偵察してもらおうと声を掛けると『ギィー』と鳴き聖の肩から飛び立って行った
『あのリンドブルムの雛は主に良く懐いているな』
ノワールはゼピュロスが聖にとても懐いていることに少し疑問を感じていた
「ええ、なんせ命の恩人ですからな」
ライアはノワールの疑問に答えた
『なるほどな、それならうなずける』
「でも聖リシャスの門が閉鎖されてとしてどうやって街の中に戻るんですか?」
「別に普通に正面から戻るつもりだけど」
「『え』」ライアとノワールは聖の回答を聞いて同時に間の抜けた声で答えた
『何か考えがあっての事かい?』
「ま~な、あの街の門を閉鎖するには統治者や権限を持った者が関わっている事は明白だろ
そのあたりの関係者と繋がりを持てれば今後の情報収集や後処理に手間をかげずに済むと思うんだ」
「なるほど確かにそうですね、でも最初のアクションはどうするんですか?」
「ん~、俺の考えがたしかなら高ランクの冒険者それも権限を持った者が待ち構えているはずだから
そいつと交渉出来れば何とかなると思う」
『ある意味、出たとこ勝負だな』
ノワールは呆れたような声で聖を見つめた
「そうでもないぞ、と、ゼピュロスが戻ってきたな」
『ギィー』と鳴きながら聖の肩に戻ってきたゼピュロスはライアに現状を報告を開始した
「なるほど、確かに聖の言った通りですね、門は全て封鎖してますそして正門の前には1人だけ立っていたそうです」
聖はその回答を聞いて笑っていた
「すごいな、まさか1人だとはさすがの俺でも思わなかった、でもそいつが鍵だな!!
そいつと交渉するか」
そう言いながら2人と2匹はその男の元へ向かった
聖はまだ知らない、その男が世界でも5人しか居ないSランク冒険者の1人
冒険都市リシャスのギルドマスターその人だと
リシャス正門前
そこには1人の男が立っていた、、、、
人族【ディラン】
見た目は30代だが実年齢は45歳
体格は聖と変わらくスマート体型をしている
パワーファイターではなくスピード系の冒険者と観てすぐに分かるが
しかしその体の中に内包されている魔力量は多い
腰に双剣をぶら下げ何かを待つように一点だけを見つめていた
風になびく青い髪の奥で、青い瞳で見つめながら何を待っているのか
「なにか来ますね、さて何でしょうこの久しぶりに感じる不安と期待は
私の実力を持ってしても感じた事の無いこの気の正体はいったい」
ディランは感じた事の無い不安と期待を抱きながらも待ち続ける
希望をもたらす者なのかそれとも破滅をもたらす者なのか
待つ事1時間
ディランの目線の先に現れたのは2人の人影と2匹の魔物の姿であった
ギルマス登場です!!
Sランク冒険者でギルマスです、聖との関係はどうなるかお楽しみ
感想、評価、誤字への指摘有りました宜しくお願いします
今後も頑張って書いていきますので楽しく読んで貰えれば嬉しいです
ではまた時話でお会いしましょう。




