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聖剣と鍛冶師〜異世界チートで聖剣製作依頼受注中〜  作者: 豆太郎
冒険都市【リシャス】
31/48

聖時々エンペラーウルフ

昨日の夜に投稿予定が遅くなりました



聖は数キロ先に群がるダークウルフの群れを眺めながら目標の場所まで走りを進める


「聖このまま走りつずけると数分後には接敵しますよ」


「そうだな、ゼピュロスは接敵直後に先方中心部へブレスを放ちエンペラーウルフまでの道を切り開けその後は上空で待機ライアは俺に続けそのままエンペラーウルフの前まで行く

その後は俺がエンペラーウルフと相対してる間は周りをライアとゼピュロスに任すよ」


「わかりました、聖こそ無理をしないでくださいね」


『ギィ〜』


ライアとゼピュロスは聖の作戦を了承した時ダークウルフの群れが進行が止まった


「なんだ、急にどうしたんだ?」

聖は急に進行を止めた群れをみて自分たちも進むのを止めた


群れと聖たちの間は500Mを挟みお互いに睨みあっている状態になり

どうするかか考え様と思った時群れの中央から大型の狼エンペラーウルフが一匹だけで聖の方へ

向かってきた


「ライア、ゼピュロスとりあえず俺だけで行くからここで待っていてくれ」


「分かりました、でも何かあればすぐに駆けつけます『ギィー』」

2人は心配そうに聖を見送る


お互い進み双方の中央で静かに相対した


聖はその大きな狼を見ながら鑑定を実施した



高さ3M

頭から尻尾までの全長は5M

全身は漆黒の毛並

目の色はとても綺麗な透き通る赤


- 鑑定 -

所属 : エンペラーウルフ

性別 : 女性

Lv : 95

ランク : S

スキル : 俊足Lv5/風の斬撃Lv2/炎のブレスLv4/土防壁Lv2/咆哮Lv3/威圧Lv3

ユニークスキル : 統率 / 人語

-------

詳細ステータスは観る事はできなかったがユニークスキルの気になるものが


「人語、、、、お前まさか喋れるのか?」


聖のその言葉に


『勝手に人の情報を鑑定するのは良くないね~』

綺麗な女性の声でエンペラーウルフは聖をたしなめた


「悪い、まさか喋れるとは思わなかったんでな、どうコミュニケーションを取るか迷ってついな」


『ま~いいさ、それよりもあんたが何で私たちと敵対するのかを確認しに来たんだが』


「まさか、そんな事を魔物に聞かれるとは思わなかったぞ」


『確かにね、普段なら間違いなく問答無用で向かってくるなら敵とみなした倒す所だが』


そう言いながらエンペラーウルフは静かに聖を見つめた


『は~さすがに負ける事が分かってしまう戦いに挑む訳にはいけない状況なんでね交渉しにきたんだ』


「なるほど、そんな事も分かるのか?」


このエンペラーウルフは鑑定スキルを持っていなかったのは確認している

たとえ鑑定スキルを使用しても隠蔽しているので聖の正確なステータスを確認する事も出来ない

それなのに自分では勝てないと判断した理由を知りたくなった聖が


「なぜ勝てないと分かったんだか参考に教えて貰えないか?」


『こればかりは経験則としか言えないね、強者は臭いでわかるんだ』


「なるほどな」

その辺は狼やイヌ科の本能なのかもしれないと納得する事にした


『さて先ほどの質問に答えてもらえるかな』


「簡単だな、あの街には大切な人達がいる出逢って過ごした時間は少ないがそれでも俺にとって大切な人達だ、このままお前達があの街に行くと言うならば、、、其方の事情も有るだろうが申し訳無い敵対させてもらう」


聖はエンペラーウルフの瞳を真剣に見つめた


『なるほど、先程の奴の仲間ではないんだな』


「ん、なんの事?まさかさっきすれ違った一団の事か?」


『そうだ!!」

エンペラーウルフは感情を表に出しながら答えた


『お前さん大切な者を守る為に敵対すると行ったね!?』


「ああ」


『私も同感だね、私も奪われた大切な者を取り返す為にあの街に行かなければならない』


「なに、奪われたものとは何だ?」

聖は何となく嫌な予感がした

これほどの知能を持った物が数に物を言わせ攻め込んで来なければならない者とは


『私の子供だよ!!親が子を取り返すのに理由がいるかい?』


聖は額に手を押し当てながら嫌な予感が的中した事に頭が痛くなる

どう説得してもこの狼達の進行は止まらない止める理由が思い付かない

なんせ正当性は向こうだ例え魔物としてもだ

しかしそれを黙って見過ごす訳にもいかない自分がいる事にため息を吐きたくなる。


「確かにな、でもあの街の警備や冒険者のレベルは高いと聞く勝ち目があると?」


『それこそ関係ないね』


「そうだな、じゃ〜俺に依頼を出してみないか?」

1つだけ浮かんだ案を聖は提案する、これが受け入れられなければ敵対するしかないと考えた


『依頼だと!?』


「そうだ、俺にお前の子供を取り戻す為に依頼を出さないか?」


『なに、しかしお前に何のメリット無いので?』


「確かにな、でもお互いの望みを考えるとこの方法が1番だれも傷つかない」


『確かにな、しかしもし失敗した時はどうする?』

この男に限って失敗するとは思えないが


「そうだな、俺の命をでどうだ!!ただ長期の依頼を受けているのでそれが終わってからになるげどな!!」


『・・・・・分かったお前を信じる事するよ』



こうして聖は奇妙な依頼を受ける事になる。






奇妙な依頼開始です!!


さてこれからどうなるかお楽しみに(笑)



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