プロローグ2
かなり短いですが読んでみてください。
『お~い』 と神様が呼ぶと1本の剣が現れた。
聖はその剣を見た瞬間一目惚れするように呟いた
「なんて綺麗な剣なんだ。。。。」
その聖剣はどこまでも透き通るような白銀の刀身を持ち
薄っすらと光を纏っているように輝いていた。
そして鍔部分には両サイドに蒼と垢の宝珠が組込まれている
さらに中央部にも透明な宝珠が輝いていた。
『この聖剣はエクスキャリパーじゃ
しかも1000年の時を経ているので知性を持っている知性武具じゃよ』
初めまして聖様、私はエクスキャリパーです私の我儘ですが無理なお願いを聞いてもれえないでしょうか
聖剣が喋りだしてので聖はびっくりしたが先ほど神様が知性武具と話していたので
意思を持った武器なんだとすぐに理解した
「聖剣を製作して欲しいとの事だが?
あなたのような素晴らしい聖剣があるのに、なぜ未熟な俺に聖剣の製作依頼をするんだ」
申し訳なさそうにエクスキャリパーは語りだした。
私は1000年前の召喚された勇者に使われていました、
その方は自分を無二の相棒として大切に使い、
最後には魔王を討伐され、私を次の世代に残すために精霊の森にある神殿奥深くに私を奉納して封印をしました、
選ばれた者にしか使えない様にです
そして今回、魔王が1000年ぶりに復活して新しい勇者が召喚されましたが
しかし召喚された勇者は。。。。。なんて言いますか生理的に受け付けないので
「え、生理的に受け付けないとはどういうことですか?」
今回の勇者はとてもチャライのです!!
そして俗に言うオレオレ系の勇者が今回召喚されたのです、
そのため私は断固使用される事を神様に拒絶しました。
「なんでまた、そんなやつを召喚してんの?」
聖は呆れながら神様を見つめた。
『異世界召喚には必要な要素がいくつかあるのじゃ、
今回はたまたまそんな男しか見つからなかったんだよ、けしてわしが選んだのじゃないぞ』
「ま~その話はいいや、とりあえず聖剣を製作出来る事は嬉しいからな、俺に取っても良い話しだ」
『そうじゃろ!!
では早速召喚の段取りをしようかのう』
神様が嬉しそうに話を進めようとすると
聖はそれを止めるように
「ちょとまってくれ、1つ条件がある」
『条件じゃと!! それは何じゃ?」
「協力報酬はいらない、むしろ召喚先の世界で生きて生きたんだがそれは出来るのか?」
神様と聖剣はビックリした様子で
『元の世界に帰りたくは無いのか?」
「ああ、向こうの自分はもう死んでるんだろ、なら向こうでの生活に未練はない、むしろ異世界の方が俺に合っている世界だからな」
そんな事を言いながら聖は良い顔で笑っていた
「何せ実践で自分の作った刀剣が使えるのは俺に取って1番大事な事だ」
『そういう事か、別に召喚先にで生きていく事は全然OKじゃよ、むしろ最初に予定してたより好条件で召喚してやれるぐらいじゃ」
『では、先にステータスを決めないとな』
最初の予定だとこんな感じじゃったなと言いながらステータスプレートを神様は開いた
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[ステータス]
名前 : 黒鉄 聖
性別 : 男
年齢 : 25歳
レベル : 30
職業 : 鍛冶師
スキル : 剣術EX/鑑定 3/ 鍛冶3/錬金術3/料理3/属性魔法3 (火・水・風・雷・氷・土・聖・闇)
ユニークスキル : なし
アイテム : 聖剣・アイテムボックス
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※異世界基準だとスキルレベルは最大5
特殊なイベントを経験するとたまに最大値EXになる
最初からチートくさいステータスの様な気がするが
あえて突っ込まない聖を見ながら神様は
『さてと、復活分のポイントを全部召喚に回すとこうなります』
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[ステータス]
名前 : 黒鉄 聖
性別 : 男
年齢 : 25歳
レベル : 120「限界突破」
職業 : 鍛冶師
スキル : 剣術EX/鑑定 5/ 隠蔽5/鍛冶EX/錬金術EX/料理人5/属性魔法5 (火・水・風・雷・氷・土・聖・闇)
ユニークスキル : 聖剣擬人化
アイテム : 聖剣・アイテムボックス「時間停止型」・鍛冶、錬金術大辞典
ボーナス特典 : 元の世界から好きな食材の持込 10個/数量∞
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『かなりチートなりました〜』
相変わらずふざけた口調の神様にいい加減突っ込みを入れる聖
「良いのかよこんなステータスで?」
聖剣がこのステータスなら聖様が魔王を倒せるかもしれませんよ!!
聖剣から爆弾発言が投下されてたが神様が補足説明が入る
『どんなに強くても聖君じゃ魔王は倒せないよ
聖剣とユニークスキル :断魔がないと絶対に倒せない設定になってます』
なるほどそこはいい加減な設定にされてなかったみたいだ。。。。。本当に?
疑問は残るがいい加減この神様と話すのは疲れたので
異世界に召喚してもらう事にした。
ボーナス特典は異世界に行ってからも決められるみたいなので後回しにすることにした。
色々突っ込み満載の神様だったが気にしない事にする。