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聖剣と鍛冶師〜異世界チートで聖剣製作依頼受注中〜  作者: 豆太郎
冒険都市【リシャス】
15/48

【閑話】鬼畜時々神様

初めての2話連続投稿です

それも初めての【閑話】です、すっかり忘れていた鬼畜勇者の存在です

今後は忘れないようにちょいちょい鬼畜勇者のお話も織り交ぜていこうと思います


「まさか、聖くんが勇者と面識が逢ったとビックリしたな」


神様は聖との先ほどやり取りを思い出しながら勇者召喚の時の記憶を思い出したいた



― 1カ月前 ―


諸井刃モロイバ 遊夜ユウヤ 25歳 フリーター


彼は昔から努力しなくても何でもできた勉強、運動、人が努力する事によって得られる物を


彼は努力しなくても手に入れる事ができた


選ばれた者、強者たらしめるだけの能力を持ち、誰もが彼の言う事を聞く


その為性格は傲慢になり、自分こそが一番であり続けることが当たり前の様に生きてきた


自分に出来ない事はないとさえ感じていた


しかも遊夜は負ける事の悔しさも知っていた、恐ろしさも含めて


たった一回の敗北で全てを失う事の恐ろしさも知っている


その為勝負事には手を抜くような事はしない


完璧に叩き潰す、完膚なきまでに


努力して得た者をたたき潰す事に快楽さえ覚え始めた頃





【 彼は殺された 】





「これで、俺の勝ちだな今からこの場所とお前の全財産は俺のものだ奥さんもな」


とある豪邸の一室で机の上にチェス盤を挟んで遊夜と一人の男が椅子に座っている


「馬鹿な、私は世界チェス大会の覇者だぞ、私が負けるはずが・・・」

仕立ての良いスーツを着た男は一流企業の若社長のようである


「現実を見な、これが結果だ所詮お前はこの程度なんだよ」

遊夜は存在価値の無いような者を見るような目て項垂れる男をみて吐き捨てるような言葉を言い放つ


「さてこの契約書が勝負する前に交わした賭け内容だが、覚えてるよな」


契約書

チェスでの勝負に勝った者に全て財産を譲渡する


お互いの名前と拇印を押してある契約書を遊夜は手に持っていた

「まさか、あんな事からこんな事になるとは思わなかったな。 はっはは」

遊夜は思い出し笑いを浮かべた



遊夜は暇つぶしに友達の経営するホステスでたまたま今日バイトをしていた

容姿も完璧な遊夜は直ぐに一人の女性から指名をもらいそのままお持ち帰りされる事になり

女性の家に行く事なった


しかい出張で居ないはずの旦那が家に急遽帰ってきてしまい


遊夜と伴侶たる女性に罵倒を浴びせまくった


遊夜は頭にきて、

「では勝負をしませんか?」


「勝負だと!!」


「俺が負ければ俺の命とこの前手に入れたこの株を全てお前にくれてやる、

ただしお前が負ければお前の全財産は俺が貰うがな」


遊夜はスマホの画面をいじり、この前の勝負で手に入れた株券の権利画面を男に見せた

そこには世界一の大企業の株券がそれも全株の1/4を保持している事を証明する内容が写しだされていた


男はその画面をみると細く笑むように遊夜の勝負に乗る事にした


「で、勝負は何でするのかな?」男が遊夜に訪ねると


「お前の得意な事でいいぞ、この場で直ぐに出来る事が望ましいがな」


「では、そこにあるチェスでどうかな?」

男がにやけながらチャス盤を指差した


「だめよ、彼ばチェス世界一なのよ不公平だは」

女性が弱々しい声で訴えが


「彼が自分の得意な物で良いと言ったんだよ!?」


「ああ、それでかまわないよ」

遊夜は不思議な微笑みをしながら勝負を始めるのであった



その結果が今の状況だ遊夜は未だに笑いが止まらないように笑っている

男が後ろで何かを机の引き出しから取り出す事にも気がつかずに


遊夜が笑いをこらえながら男へ振り向くと男は拳銃を遊夜にむけて微笑んでいた


「なっ・・・・」遊夜が叫ぶと


「おまえが悪いんだよ、自分を恨みな」

男が拳銃の引き金を笑いながら引いた・・・・・・・・・・・・・・















遊夜は真っ白い空間に一人立っていた

「あれ、俺は確かあの男に拳銃で撃たれて死んだはずだよな」


「そうだよ」


後ろから急に声が聞こえたので振り向くとそこには一人の小さな老人がいた


「あんた、だれだよ」


「お前さん達の言葉で表すなら神様じゃよ」


「そんな、冗談はいいからここは何処だよ」

遊夜は呆れるように神様の言葉を受け流した


「本当の事じゃよ、お前さんは死んでここに来たんじゃよ、証拠にお前さんが死んでからの地球での状況がこれじゃ」

神様が空中にTV画面みたいな物を映し出した、そこには


不倫現場が見つかり口論になったさい旦那が隠し持っていた拳銃で不倫相手の男性を撃ち殺したと言うニース番組を見せてくれた


「まじか、あのくそ野郎なめた事しやがって・・・・・・」


「悔しいか?」


「あたりまえだ!!」

遊夜はどなりながら答えた


「では、復習の機会をあげようか?」


「そんな事が出来るのか?」


「直接は無理だが、天罰で死に方を選ばせてやる事ができるよ」


「まじか、じゃ〜」

遊夜がどんな殺し方をしてやろうかと考えてると


「そのかわりじゃ、こちらのお願いをきいて貰う事になるけど良いかな?」


「何!!、ただじゃね〜のか!?」


「当たり前じゃよ、何事も等価交換じゃよ!! 願いをかなえたいならそれ相応の対価をはらうのは世の常じゃ」


「ちぃ、そんな甘い話はないか、で何をすれば良いんだ?」


「なんじゃ、意外と素直に聞くんじゃな?」


「好条件だからな、俺を殺したんだそれ相応の死に方をさせないと気がおさまらん」


「己が一番な考え方じゃな、嫌いでは無いが挫折も味わった方が人生楽しい人生を過ごせると思うがな」


「大きなお世話だ、おれは挫折なんかはあの一回きりで十分だ、それより俺は何をすれば良いんだ?」

遊夜は神様に臆する事無くどうすれば望みが叶うのかを問いつめてきた


「なに、簡単じゃよちょっと異世界に行って魔王を倒して来てくれないか?」


「あ〜今何て言ったんだ?、異世界、魔王?」


「そうで〜す、僕が管理しているもう一つの世界に魔王が誕生したので退治してください!! 少しはチート能力あげるからね0(^^)0」


「まじで?」遊夜は少し楽しそうに笑っていた


「まじで、俗に言う 異世界召還に合って勇者になってもらいます」


「まじか〜!!何か面白そうだな、そんな事でいいな喜んでその依頼受けるぜ」

遊夜は喜びながら神様からの依頼を受けるのであった


「OK、じゃ〜行ってみようか、望みは魔王討伐までに考えといてね〜」


「ああ、分かった」


遊夜が返事をすると神様は遊夜を異世界に送ったのであった


「転生条件が合うのがあんなのしか居なかったが大丈夫かな〜」

いいかげんな小さな神ですら不安になる人選でした(笑)







なんだかちょっと鬼畜勇者のお話書くの楽しいかもしれません


でも時話は聖のお話に戻ります


さっそく刀作りのお話を書けそうなので頑張ります。

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