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~クラスまるごと召喚されました~勇者で魔王なので旅に出ます!?  作者: ねむ鯛
第二章 王都 ダンジョン編 
52/108

第47話 ダンジョンの主

遅れました~。

すみません。

第47話 ダンジョンの主



後始末(証拠隠滅)も済んだところで本題に移る。


「なあ、どうやって出るんだ?」


「……………私にそれを聞くのか?」


「まあ、一番知ってそうだし」


「知ってるわけ無いだろう!?ここに来たことなんて無いんだから」


「いや……ほら、そこはダンジョンの恩恵とかで………」


「知らないものは知らない。自力で探すしかないな」


「そうか………」


取り敢えず、部屋の扉があった場所の正反対、つまり一番奥に行ってみるか。

何か見つかるかもしれない。


スッと。

足を踏み出した瞬間、周囲の景色が一瞬で変わる。

厳かな雰囲気のある石造りから、無限の白へ。

果ての見えない純白へと。


フィラムの優しく、包み込むような白とは違い、隔絶された、どこか孤独さを感じる白の空間。

ここには前にも来たことがある。


「精神世界」


自らの口が言葉を紡ぐ前に呟かれた言葉に振り返る。

そこにいたのは予測していた人物とは全く違っていた。


年老いても若々しい好々爺。

第一印象はそれだった。

灰色の髪に、灰色の瞳。

そこに宿るのは穏やかな光だが、その人物自体の雰囲気はやはり、どこか隔絶された物を感じる。

その顔は長い年代を感じさせるものの、老いによる衰えは一切見せていない。


シェリーじゃないのか。


「悪いな。あの子はここには居らんよ」


「………そうか」


俺の思考を読んだのか、予測したのか。

的確な対応をするじいさん。


「ああ、別に思考を読んだわけではないから心配するでない」


…………読んでるよな?


「ご主人、その人は知り合い?」


「いや、違う。初めて会った。初対面だ」


いきなり現れた人物に驚きもせず話しているからだろう。

ライムが疑問を挟んでくる。


「ただ、予測は出来る」


「ほう?そうか」


俺達の話を聞いていたじいさんが面白そうな顔をする。


「ダンジョンの主で神だろ?」


「ふむ、正解だ。なぜそう思った?」


「ボスを倒した後に現れたことがダンジョンの主に。俺が考えていた幼女神シェリーの事を話したことから神の類い、あるいは知り合いみたいな者と。取り敢えずこの空間に連れてこれるのだからただ者じゃないだろ?推理でも何でもない当然の考えだ」


「そうか。まあ、そうなるであろうな……」


顎に指を当てて聞いていたじいさんがこちらに向き直る。


「原初と追憶の迷宮が主、原初と追憶を司る神であるジーバだ。以後お見知りおきを」


そう言って腰を折り見事な礼をするジーバ。

そこには紳士のような気品があった。

多少気圧されながらも言葉を返す。


「ああ、よろしく。俺は紫苑だ」


「ぼくはライムだよ」


「私はフィラムだ」


それぞれが自己紹介も終わり本題に入る。


「所で…………」


そこでキュウッという可愛らしい音が聞こえた。

振り替えってみると、ライムがキョトンとした顔で、フィラムが俯いて真っ赤な顔をしていた。


「……………腹へったし飯にするか」


「そうだな。ああ、そうだな。ついでに紅茶を出そう」


ジーバも乗ってきてテーブルの上に紅茶を並べ始めた。

……………テーブルと紅茶はどこから出したんだ?

相変わらずこいつらは常識では考えられない。


「すまない。ありがとう」


「ん?なんのことだ?腹へったし早く食おうぜ」


「…………………むぅ」


フィラムがまだ顔を赤くしている。

気を使ったことがばれたかな?

腹の音が鳴ったら恥ずかしいもんな。


「シオンよ。ランチバックを出してくれ」


「良いが………出てくるものはランダムだぞ?」


なぜランチバックを知っているかなど聞かない。

ここはダンジョンの中だし、何らかの方法で知っているのだろう。


「問題は無い。わしが作ったからな」


……………………さいですか。

出来るならもっと使いやすい仕様にしてほしかった。


そんなことを考えているとジーバがバックに手を突っ込み、巨大なホールケーキを取り出した。

…………どう見てもバックの口より大きいんだけど。

そして、どこからか取り出した包丁でどこからか取り出した綺麗な更に4つ切り取った。

いっそのことケーキもだしちまえよ。


「気分だ」


そうですか。

気分ですか。

ついでに心を読んだんですね。

わかります。


「違う。心は読んでいない」


いや、読んでんだろ!?

誰がどう見ても読んでんだろ!?

認めろや!


「ふむ、頑固なやつだな………」


それはお前だよ。

気付けよ。


「それはそうとお前たちギガンテスはもう少しどうにかならなかったのか?」


3人全員がサット視線を逸らす。


「あれは酷すぎると思うのだが…………」


切っても再生するから残骸がたくさん………

思考を無理矢理の切り替える。


「その話は蒸し返さないでくれるとすっげぇ嬉しい」


「そうか…………」


なお現在だが、倒した後は素材になって消滅したので綺麗なものだ。

証拠はどこにもないはず…………。


「わしが記録しておる」


「「「ファッ!?」」」


紅茶を飲みながら爆弾を落とす。

こいつ………。


「で、ここに俺たちを呼んだ理由は?」


「………実はな………」









誠に申し訳ないのですが学校も始まりましたし、更新速度が落ちると思います。

今年で受験ですのでそろそろヤバイです。

なるべく遅れないようにはしていくつもりですがご容赦ください。

これからもよろしくお願いします。

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