入学試験 定期試験シリーズⅣ
家紋武範様主催『知略企画』参加作品です。
中間試験、期末試験、学年末試験で懲りていない少年は最後の知恵を振り絞る。
入学試験
僕はテストが苦手で成績が悪い中学生だ。
僕は3年生になり高校に進学することにしたのです。
しかし僕は試験に自信がない。 カンニングは失敗したし、頭がよくなる薬も、頭のいい人を降霊するのも失敗してしまった。入試が自信がないので知恵を振り絞り受験に臨んだのでした。
替え玉受験。 普通はバレるだろうと思われるが、
僕は絶対にバレない替え玉受験を思いついたのだ。
それは自分のクローンを替え玉にするのだ。
そしてクローンに勉強させ受験をして、見事志望校に合格したのでした。
そして僕のクローンは僕のことを偽物にして僕の替わりに高校に入学して、
僕は戸籍と社会的地位を失ってしまい、僕は存在しない人間となってしまったのだ。 替え玉の替え玉になったのでした……。
おしまい
クローンに人生まで持ってかれました……。