≪第九話 お姉さんからパラレルワールドの真実を知る!≫
何時ものように、朝自分の部屋で目を覚ますと、、、?
知らない人たちが家の中に居る!?
でも、この人たちは僕を見て何も違和感なく息子として
受け入れてくれたけど、、、? ここは、、、?
しかも、、、?
ココの世界での僕は、僕に全く似ても似つかない別人だったんだ、、、!
学校が終わると、、、?
お姉さんが校門の前で、僕を待っててくれたんだ、、、!
『どうなってんの、お姉さん...? 何で僕と震二の中に花岡さんが入ってんの?』
『パラレルワールドの世界はね! 平行世界よ! どんどん別の世界に行けば行く
ほど、、、? その世界が歪んでいくのよ!』
『・・・それって? いいの? 僕はパラレルワールドの世界に行かない方がいい
んじゃないの、、、?』
『でも君は他の世界も、、、? 見たいんでしょ、、、?』
『・・・あのさ? これって、戻れるんだよね? 僕は、自分の世界に戻れる事が
出来るんだよね! ねえ、そうだよね! お姉さん!』
『えぇ! もちろん、戻れるわよ! 今ならね、、、!』
『じゃ~戻るよ!』
『別にいいけど、、、? 今、戻っても、君がいた世界かは...? わたしは保証
できないわよ!』
『・・・そんな、僕を騙したの、、、?』
『そうじゃないわよ~! 君が見たいと言ったから連れて来ただけ、、、!』
『・・・お姉さんは、何が望みなの、、、?』
『あるとすれば? わたしの世界で、わたしの大切な人を失ってしまったから?
君に協力してほしいかなと思ってね!』
『・・・最初から、それが目的だったんだね!』
『まあ、そういう事ね!』
『分かったよ! お姉さんに協力するけど、、、? 全部、終わったら、、、?
僕を元の世界に返してほしいんだ、、、! 元の僕の住む世界に、、、!』
『いいわよ、坊や~約束してあげる!』
『・・・でも、僕はそこでどうしたらいいの?』
『わたしの恋人を殺した【通り魔】を、彼が殺される前に捕まえるのよ!』
『・・・ううん、分かったよ。』
『じゃ~ 一緒に行きましょう!』
『えぇ!? 今から、、、?』
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