表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/37

≪第十一話 僕のお父さんに似ているこの人は、、、? 誰?≫

何時ものように、朝自分の部屋で目を覚ますと、、、?

知らない人たちが家の中に居る!?


でも、この人たちは僕を見て何も違和感なく息子として

受け入れてくれたけど、、、? ここは、、、?


しかも、、、?

ココの世界での僕は、僕に全く似ても似つかない別人だったんだ、、、!






『取り敢えず、玄関前で立ち話も何だし、、、! 中に入って話さない、、、?』

『いいねぇ~晃くんは~! 怜ちゃんの言う事聞くよ~!』

『えぇ!? 晃くん、、、?』

『そう! 彼は、飯野 晃48歳、わたしが秘密で働いていたスナックで晃くんと

出会ったのよ! 晃くんは、わたしの指名客なのよねぇ~!』

『うんうん! そうそう、ぼくは怜ちゃん一筋だからね! ねえ、怜ちゃん!』

『・・・なんか? 凄くイヤだ! 僕のパパにそっくりなこの人! しかも?

めちゃめちゃ軽い男じゃん! やりずらいな~なんでこんなにそっくりなこの人

と一緒にやるの、、、!』

『君の言いたい事も分かるけどね、、、! この人は、君のお父さんでも何でもな

いし! ただ顔がそっくりなだけよ! たまに、パラレルワールドの世界をあっち

こっち行けば、こんな事もあるのよ!』

『僕が知ってる人だけど、違う世界に行けば、知らない人って事、、、?』

『そういう事よ!』

『・・・・・・』

『納得した?』

『まあね!』

『君は凄く勘がイイし! きっと、わたしの彼を助けてくれると信じているわ!』

『・・・でも、パラレルワールドの世界って? 時間を元に戻す事も出来るの?』

『もちろん! 出来るわよ!』

『・・・えぇ!? 出来るの? どう言う事、、、?』

『わたしは、君に初めて会った時に、こう言ったわよね! パラレルワールドの

案内人ってね、、、!』

『・・・まさか!? お姉さんが、そんな事が出来るなんて、、、!』

『こう見えてもね! わたしは、“エリートなのよ!”』

『エリート?』

『そう! 誰でも、パラレルワールドの案内人になれる訳じゃないのよ! 何億

人の1の確率。』

『そんな凄い確率なんだ~!』

『まあ~そのルールを破る事になることを! これからするんだけどねぇ~!』

『どうなるの? お姉さんは、、、?』

『資格が取り消しと追放されるわね! だから捕まえられないようにしなきゃ!』

『そんなノリなの、、、? もっと危機感を持った方がいいんじゃないかな?』

『あら~やっぱり、坊や~可愛いわね! わたしの心配より自分自身の心配もし

ないといけないわよ!』

『・・・僕の?』

『共犯者だからね!』

『そうそう! ぼくも怜ちゃんの共犯者だよ~!』

『だから! なんで、そんなに軽いノリなのさ~!』

『いいじゃない? 何でも楽しくするのが、わたしたちの流儀なの、、、!』

『・・・でも、共犯者って? どうなるの?』

『パラレルワールドの世界には、厳重に操作部隊が何万人、何億人と言う人達が

普通の人に紛れて極秘に情報交換して、犯人を捕まえるのよ!』

『・・・じゃ、もう、僕たちがココに居るのもバレている、、、?』

『・・・かもね! それでも、彼を助けるのよ!』

『そうだね! ぼくは怜ちゃんの味方だよ!』

『・・・・・・』

『もう、君はわたしの手伝いをするしかないのよ! そうじゃないと、、、?

元の世界に戻る事なんか出来ないんだから、、、!』

『・・・ううん。』




最後までお読みいただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ