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この恋は残酷だ。  作者: 雨蛙
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放課後の一歩

15時の鐘がなり、俺は教室を飛び出して真っ先

に家に帰る。つもりだった。


「想!!!」


表情に不満を見せつつ振り向きざまにその声の主、幼馴染の桃奈を睨む。


「なんだよ」


「最近のその態度よ。教室では何を言っても上の空だし。授業が終わるといつも早く帰ろうとするし。何かあったの。」


「プッ。」


俺は桃奈のしかめっ面をみて思わず吹き出してしまい、また一層桃奈は不機嫌そうな顔をしていた。


「なんでもねぇよ。」


そういつものように軽くあしらい、帰路へとまた走り出す。にしても息が上がってきた。途中の自販機でアクエリアスを買い、一口飲んでまた走る。



鉄のドアの前でキーケースを取り出し、ガチャりと一音鳴らす。


真っ先に自室へ行き、PCを起動する。


ファンヒーターの音に心地よさを感じる。


ここでもう温くなったアクエリアスを一口。



そしてSNSアプリ、AINEの世界へと入り込むのだ。

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