プロローグ2
「一先ず、金に困りたく無いからあらゆる宝石を無制限に作れる能力が欲しいなそれが一つ目」
「なるほど、お金は大事だものね、二つ目は?」
「二つ目は...サクラも一緒に行かせてくれ」
「えっ、そんなことで良いの?」
そんなこととはなんだ、そんなこととは
「11歳からの13年間ずっと一緒にいた家族だぞ、また一緒に暮らしたいじゃないか」
「いや、他の転生者達は最強の魔剣がほしいとか、最硬の鎧がほしいとか、圧倒的な魔法の才能がほしいとか、頼んでるから.....ホントに後悔しない?」
「しつこいよ、それでいいって言ってるじゃん」
「それで納得するなら良いけど、ちょっと魔改造させてもらうわよ。そのくらいはいいでしょ」
「魔改造の内容が気になるけど...いいよ」
「それじゃあちょっと待ってね」
そう言うと神は半透明のウィンドウを空中に出して操作し始めた、未来感が半端無いな
「よし出来た、それじゃあ送るわよ」
「もう終わったのか、さすが神早いな」
「当然よ!、貴方はこれから眠るわそして目が覚めれば異世界にいるわ」
あっ、喋ってるまに眠くなってきたぞ
「お休みなさい、赤ちゃんから頑張ってね♪」
ちょっと!今聞き捨てならんこと言わんかったか!?
「じゃーねー♪」
ちょっ、おま.....こうして俺の意識は闇に閉ざされた...一つの心残りを残しながら
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「さてと魔改造を始めましょうかね、その前にあの人間の転生先を見ておきましょうか......はあ!?なによこれまさか運だけでここに決まるなんて、それになによこのステータス!すでにチートじゃないしかもあの人間の足とあの家は最高の相性だものねこれじゃあ魔改造は必要なさそうね。..........でも改造しちゃう!!やるなら徹底的にやるわよ!」
神はそんなことを大声で言いながら気合いを入れていた
「するならあの鳥よね...目からビームでも打たせましょうか...いや、ドリル発射も捨てがたい...いっそ人化でも」
恐ろしいことを呟きながら