表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【連載版】婚約破棄されて辺境へ追放されました。でもステータスがほぼMAXだったので平気です!スローライフを楽しむぞっ♪  作者: naturalsoft


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

71/71

後日談

魔界に落とされた元女神イーリスのその後である。


女神のくらいを天使に堕とされ、堕天使となったイーリスは───


「あら?美味しいわねこれ♪」


モグモグとフカフカのソファーで寝転びながら魔界の生活を満喫していた。



時間は魔界に落とされた時に遡る。

イーリスは適当な場所に落とされたが、そこは大悪魔ヴァプラの支配する領地であった。

召喚されたヴァプラはその強さゆえに、人間界で死んでも魔界に返送されただけで、完全に消滅した訳では無かった。しかし、長い眠りにつかなければならなかったのだ。

そして主人が不在の領地では魔界らしく、多くの力ある魔族や魔物が覇権を争う事態となったのだ。


そんな時に堕天使イーリスが降り立ったのである。

元女神なだけあって、魔力『だけ』はヴァプラ並みにあった堕天使イーリスは、双子の魔族であるチェリーとベリーに崇められて、乗せられたことで調子に乗り、いつの間にかヴァプラの代わりにこの領地のあるじとなってしまったのである。

魔界は実力の世界であるが、第一に魔力の強さが重要になる。

戦闘ではポンコツでも魔力はかなりのものがある。そこに献身的な双子の魔族が動いて今の地位を獲得してしまったという訳である。


大きなお城を乗っ取り、今は文字通り自堕落な生活を送っているのである。堕天使だけに!

イーリスは自分のバカな行いのせいで双子の魔族の人生を変えたことの責任を取るために、2人とともに行動を共にしていたが、いつの間にか甲斐甲斐しく世話をやく2人に絆されていた。


「イーリス様、またバカな悪魔が攻めてきました」

「ええ、また~?」

「申し訳ありません。また魔力をお借りしても?」


魔界で召喚魔法を使うと魔力が多ければ多いほど強い魔物や悪魔が召喚されることがわかった。

実際は双子の魔族が召喚しているが、すでにこの魔界では『堕落のイーリス』という二つ名が広まっていた。自分では戦わず、召喚したものに戦わせることから付いた2つ名である。


イーリスは魔力だけ貸して、自分は自室でゴロゴロしているだけである。

しかし、そんなダメ天使でも、魔界では優しい人物と認識され、人気が鰻登りになっており、堕天使イーリスに仕官したいと周辺の有力者達が集まってきていた。


「イーリス殿、わざわざ召喚魔法を使わなくても、我らにお任せ下さい!」

「そうですよ。俺たちにも活躍の場を与えて下さい!」


イーリスを慕って集まった部下達の言葉に頷いた。


「チェリーさん、敵の規模は?この子たちで大丈夫そうかしら?」

「はい、魔力の大きさで判断すれば大丈夫かと」

「なら、貴方達に任せるわ。ただし、無理そうならすぐに撤退しなさい。生きてさえいれば私が治してあげるから絶対に死んではダメよ?」


「「はっ!」」


こうして配下の忠誠心は上がっていくのだった。


『イーリス様はお優しい。どこまでもついて行きます!』

『部下を捨て駒にしない、最高のあるじだ。この方についていくぞ!』


こうして自分は部屋でゴロゴロするだけなのに、いつの間にか魔界を統一して【魔王】としての地位を手に入れるのだった。


「あれ?部屋でゴロゴロして、たまに部下に優しくしていただけなんだけど????」


気づいた時にはすでに地位が確立しており、多くの知性ある魔族や悪魔、魔物から慕われる存在となっているのでした。



イザナミ様

「シオンさんの願いで罪を減刑したから天界に戻ってもいいわよ」


イーリス

「すみません、魔界のもの達に慕われているので、しばらくここに残ります」

(だって食っちゃ寝し放題だし、女神に戻って忙しい日々に戻りたくないし)


イザナミ様

「・・・・・・」


頭痛が・・・・

女神イザナミの憂鬱は続くのでした。


※人間界に害悪の魔界の住人を手懐けて、おとなしくさせているので文句の言えないイザナミだったのでした。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ