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魔法使いと騎士団長

最終エピソード掲載日:2025/10/31
魔法使いが迫害される王国で、私は必死に正体を隠して生きてきた。
伯爵令嬢キアーラは、生まれながらの魔法使い。
この国では魔法使いは悪魔の使いとして、見つかり次第処刑される。
だから二十年間、誰にもバレないように、完璧な令嬢を演じ続けてきた。
婚約者は美しい第二王子。
幸せな未来が待っているはずだった。
――その日が来るまでは。
「キアーラ・ローゼンベルク。お前が魔法使いだと知っている」
謁見の間で告げられた、婚約破棄と追放。
愛した人に裏切られ、家族に見捨てられ、命まで狙われた。
もう失うものは何もない。
どうせ死ぬなら、最後くらい本当の自分でいたい――
森で死を覚悟した時、一人の騎士が現れた。
「ここでは、魔法使いは歓迎される」
銀髪の騎士団長アシュレイは、優しくそう告げた。
彼もまた、特殊な力を持つがゆえに傷つけられてきた過去を持っていた。
辺境の地で、キアーラは初めて自分の魔法と向き合う。
封印してきた力を解き放ち、訓練を重ねる日々。
そして気づいてしまった。
胸に芽生えた、温かな感情に。
だが、王国には恐るべき陰謀が渦巻いていた。
魔物の大量発生。
その裏に隠された、三百年前の災厄を再び引き起こそうとする闇の魔法使いたちの計画。
そして、その首謀者は――まさかの人物だった。
王国を救えるのは、キアーラの古代魔法だけ。
でも、それは自分を追放した人々を助けることを意味する。
私は、もう二度と振り向かないと決めたのに。
復讐か、許しか。
憎しみか、愛か。
灰を被っていた薔薇は、夜明けと共にその真の色を取り戻す。
追放された元令嬢が、最高の逆転劇で真実の愛を掴むまでの物語。
これは、ありのままの自分で生きる勇気を取り戻す、再生の物語。
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