10 初めての依頼、初めての出会い
僕の冒険者登録を終えた後、その流れでパーティの申請も終わらせた。
パーティ名が必要になるのかと思ったが、すぐに決める必要はないらしく、二人とも良い案がなかなか思いつかなかったので、とりあえず保留ということになった。
「この後はどうするんですか?観光の続きとかでしょうか」
今日1番の目的は達成できたので何気なく聞いてみたのだが、アイリーンさんは少しムッとした顔でこう言った。
「ちょっとトーマ君、今から観光よりもやらなきゃいけないことがあるでしょ」
「えっ、なんでしょうか」
全く分からない。今日の話を思い出す限りもう何もないだろうと思っていたのだけど、何か聞き逃してしまったのだろうか。
「トーマ君は自分に無頓着すぎるよ。まさか、その格好で旅をするつもりだったの?」
「…あっ」
言われてようやく気づいた。そういえばそうだった。
薄いシャツとズボン一枚で旅をする冒険者などどこにいるのか。確かに、これは冒険者向きの服装では絶対にない。
「すいません、完全に忘れていましいた」
苦笑いを浮かべて、忘れてしまっていたことを謝る。自分のことだと言うのに、アイリーンさんに先に指摘されてしまうとは、そこまで任せきりになってしまっていて申し訳ない。
「やっとわかった?さ、服買いに行こう」
その後僕たちは、ギルドの真隣にあったお店に入って僕の服を買うことになった。アイリーンさんによると、そこはギルドの運営している店らしく、冒険者向けの服やアイテムがたくさん売ってあるそうだ。そこに売っている服は、普通に売ってある物よりも少しだけ丈夫で、装備なんかも売っているらしい。
アイリーンさんに服や荷物入れなどを一式買ってもらい、僕の身なりは一気にこの世界の人らしく、それも冒険者に見えるようになった。違和感があるのは、この黒い髪ぐらいだろうか。まだこの国しか訪れていないが、いまだ同じ髪色の人を見たことがない。
買ってもらった服はとても動きやすく、着心地も良かった。にしても前は断ったのに、結局買ってもらうことになるとは。何度も思うが、必ず倍以上にして返さないといけない。それほどまでのことをしてもらっているのだから。
「うん。これでトーマ君もすっかり冒険者だね」
「ありがとうございます。全て大事に使わせていただきます。」
「どういたしまして。さて、服も揃えたことだし今日はやることないかなって思ってたけどそれと、思ったより時間があるんだよね…」
空を見上げてみると、太陽の位置からして正午かその前後であり、日が落ちるまではかなり時間がありそうだった。
「…だからさ、これやってみない?」
そう言ってアイリーンさんが見せてきたのは一枚の紙だった。
「これは、ギルドの依頼でしょうか?」
そこにはギルドの印が押されており、依頼内容とその報酬について書いてあった。
「そうだよ、時間があったからさっき取ってきたの。魔物討伐とかはまだ早いだろうからこれにしたんだけど、良かったらやってみない?」
内容はレルタン草という薬草の採取、報酬は一袋銅貨7枚と書かれている。銅貨の価値がどれぐらいなのかは分からないが、試しに一回依頼を受けておいた方が良いだろう。
「ぜひ、やってみたいです」
「決まりだね。じゃあもうお昼だし、ご飯食べてから依頼に行こっか」
お昼時だったため出店で軽く食事をとった後、初めての依頼へ出向くことになった。
僕たちは目的地へ向かうため昨日通った門の前まで来ていた。
「ちなみに、そのレルタン草がどこにあるのかはわかるんですか?」
「うん。ここのギルドの情報によると、街を出て北東の国境付近の森あたりにあるんだって」
話を聞く限り今からここを通ってこの街を出るんだろうけど、
「アイリーンさん、これって街に戻ってきた時もまた税を取られるんでしょうか…」
だとしたら悪質、は少し言い過ぎだが冒険者などの国を行き来する人々にとってはかなり負担が大きいのではないのだろうか。
「流石にそんなに厳しくないよ。5日以内に国を出入りする場合、門で事前に伝えておけば税は払わなくて大丈夫だよ。毎回取られてたら私たちも少しきついからね」
アイリーンさんが笑って答えた。
可能性がないこともないかと思ったが、流石にそんなわけではなかったようで少し安心した。
門にいた衛兵に一時的に街を出る旨を伝えると、身分証の提示と名簿への名前の記入を求められた。今回は僕にもギルドカードという身分証があったため、それを見せて名簿に名前を書いた。これで再び戻ってきても税を払わずに済むらしい。
門を出て、夢の中では一日ぶりの緑の美しい景色が目に入ってくる。この街に来たばかりの時は、ちゃんとした靴も履いていなければ冒険者でもなかったぐらいだったというのに。今の僕は、それなりの身なりをしていて、冒険者にもなっている。それだけで、前までとは少し違った景色を見ている気になってくる。
「えーっと、北東は…あっちだね。じゃあ出発しよっか」
アイリーンさんが方向を確認し、早速レルタン草の生息地を目指す。目的地までどれぐらいの距離があるのかは分からないが、おそらくしばらくの間歩き続ける必要があるため、前のように雑談をしつつ歩き始めた。
「あの、依頼を受けておいてなんですが、レルタン草ってどういう薬草なんですか?」
「レルタン草は全ての回復薬のベースとなる素材で、大陸の各地で採取することができる薬草だよ。だからこの国の南あたりでも取れる場所があるんだけど、東側の方が近かったからこっちにしたの」
レルタン草、そもそも植物に詳しかったわけではないが、おそらく現実世界にはないだろう。見たこともないものを、僕に見つける事ができるのだろうか。そもそも草を見分けられるのか?と少し心配してしまう。
報酬の欄には一袋銅貨8枚と書かれてあったが、大陸の各地で採れることを考えれば銅貨の価値は現実世界でいう100円か10円ぐらいだろうか。
どういう種類のお金があって、それにどのくらいの価値があるのかも分からない。かといってアイリーンさんに「現実世界でいうと何円ぐらいですか?」と聞いてもわかるはずもなく聞きようがないので、ここは自分で解決していくしかなさそうだ。
「あっ、そうだ!一つ言い忘れてた」
アイリーンさんが何か思いついたように僕の方を振り向いた。
「私たちが今から近くまで行く森のことなんだけど、あの森は高魔力地帯って言ってね、他の場所よりも魔力が濃い場所なの。魔力が濃い場所では魔物が発生して、そのままその場に生息してる。だからこういった草原よりもかなり危険なの。そしてその周辺にも魔物が出る可能性もあるから、もちろん何かあれば私が助けるけど、危険だから一応伝えておくね」
アイリーンさんが前に言っていた魔物の生息地とはこの場所のことだったのか。こういった草原であまり魔物について危惧していなかったのはそういう事なのかと納得する。
「ここみたいな場所に魔物が現れることってあまりないんですか?」
「そうだね、魔物は魔力の濃い場所を好むから。だけどたまに、数が多い魔物とか強い魔物とかが高魔力地帯を出てくることはあるかも。あとはそれよりもたまに、何十年かに一回ぐらいの話なんだけど高魔力地帯じゃない街中や草原で魔物が発生することもあるんだよね。だからあまりないけどゼロとは言い切れないね」
こんな何もなさそうな草原にも魔物が出る可能性は少なくもあるんだな。だとすれば僕たちがこれから向かうのはその高魔力地帯の周辺、魔物が現れる可能性は十分にある。僕はアイリーンさんと違って、自分を守る術も身につけていないため、十分に気をつけなければいけない。
そんなこんなで歩き続けていると、奥の方に話で聞いた森が見えてきた。
「ここら辺でしょうか」
「みたいだね。でもまだレルタン草らしきものは見当たらないから、もう少しだけ近づいてみようか」
今いる場所では見つからなかったようで、もう少しだけ森の方に近づく。
するとアイリーンさんが「あっ!」と声をあげて、その視線の先へ走りその場にしゃがみ込んだ。
「これだよこれ!これがレルタン草だよ」
そういってアイリーンさんはその手に握った草を見せてきた。
見た感じは、そこら辺の草よりは少し目立ちやすそうな草といった感じだ。植物には詳しくないので、これといった特徴を見つけることはできないが、思い出せる範囲で例えるならばヨモギの葉に近い気がした。
「見分け方というか、特徴教えておくね。これを見て欲しいんだけど、レルタン草は上から下にかけて葉っぱがだんだん大きくなってるの。それと、茎が丈夫で、真っすぐに立って生えてるのが特徴かな。試しに一つ探してみない?」
アイリーンさんはその特徴を丁寧に説明してくれた。今聞いたことを思い出して探してみるようにしよう。
「わかりました。探してみます」
自分も探すべく辺りを見渡してみる。周りには目的のもの以外の草も多く、見つけるのは難しそうだ。遠くまでみるのをやめて、自分から近い場所を注視して見てみる。するとその中に一つだけ、周りより色が少しだけ濃い草を見つけた。そこへ近づいていくと、さっき見せてもらったものと似た草が生えているのを見つけた。
「これでしょうか」
見つけた草を指差し、採る前に一応確認を取る。見た目はそれっぽいが、あっているだろうか。
「そうそれ!よく見つけたね、それがレルタン草だよ。採ると気は根本から丁寧にとってね」
言われた通り丁寧に草を採ってみる。それほど力を入れる必要もなく、プチっと小さく音を立ててその薬草を採ることに成功した。とったその草をまじまじと見つめて、既に達成感を感じてしまう。
「採ったらこの袋に入れてね。これはギルドから貸し出されてる袋で、これをいっぱいにしたら報酬の銅貨7枚が貰えるよ」
そういってアイリーンさんがバッグから取り出したのは、ノートぐらいの大きさの布袋だった。一袋分というのはこのことだったのかと、ここでようやく書いてあって意味がわかった。
「最低一個はないといけないんだけど、それ以上になる分には全然大丈夫で、その分報酬も増えるからたくさんとっておいた方がいいよ。ひとまず三つ渡しておくね。…じゃあ、今から手分けしてここら辺にあるレルタン草採ろうか」
「あの、もし分からずに違う草を入れてしまっていたらどうすればいいんでしょうか」
「そこはギルドの人が確認して分けてくれるから大丈夫だよ。だから、気にせずにたくさん採って大丈夫」
「なるほど、わかりました。ありがとうございます」
「うん!じゃあ私もトーマ君の方も見るようにはするけど、あまり遠くに行きすぎないでね。あと、袋足りなくなったら渡すから言ってね」
「はい」
その後は二手に分かれて、レルタン草を探すことになった。二手に分かれると言っても、それなりに危険な場所ではあるため、アイリーンさんの目の届く場所にいるように気をつけて探すことにした。
分かれた後は、ただひたすら薬草を探し続けた。最初は本当に合っているのかと不安もあったが、だんだんと見つけるのに慣れてきて、気がつけばあっという間に一袋分は採る事ができていた。この作業が意外と楽しく、僕は夢中になって地面にしゃがみ込んでいた。
だからこの時、気づくのが遅れてしまった。
「トーマ君危ないっ!」
突然焦った様子のアイリーンさんの声が聞こえて一瞬声の方に目をやる。アイリーンさんが携えていた剣を抜いてこちらに向かってきていた。
何事かと思って唖然としていると、その瞬間僕の視界に不気味な雰囲気を纏った何かが勢いよく飛び込んで来た。
「グアルア゛ア゛アァ!!」
同時に明らかに害のない生き物からは出ないであろう鳴き声が聞こえ、その勢いに圧倒される。森はまだ数十メートルも先の方にあるというのに、それは僕目掛けて一直線で飛び込んでくる。
やばい!やばいやばいやばいやばい!
逃げようにも突然の恐怖に腰が抜けて動くこともできず、僕はその場にとどまって、ただそれが迫ってくるのを許すしかなかった。僕の頭の中は一瞬にして焦りと恐怖で埋め尽くされ、頭は回らないのに意味のない言葉ばかりが浮かんでくる。そのせいか、時間がゆっくりと進んでいるように感じ、それはさらに僕を焦らせた。
その間に怪物が僕の目の前まで迫ってきた。ヤツは前足を振り上げその鋭い爪をギラリと光らせる。これから襲ってくる痛みを想像して身体が強張る。
死んだ。これはもう無理だ。
あぁ、これが夢でよかった。にしてもこんな終わり方はあんまりじゃないか。痛いだろうか。どれぐらい痛いのだろうか。優しいアイリーンさんは責任を感じてしまうのではないか。死ぬのは苦しいのだろうか、考える余裕もないだろうか。
死んだら、どうなってしまうのだろうか———。
今からこの身をその鋭い爪で抉られるというのに、僕は目を閉じるどころかそれを凝視していた。
これで終わってしまうんだ。そう覚悟した瞬間のことだった。予想に反し、その怪物はその爪を振り下ろすことはなかった。同時にさっきよりも苦しげで、大きな咆哮を上げて動きを止めた。
「大丈夫かっ!?少年!」
僕を襲おうとした怪物は倒れ込み、その代わりに目に入ってきたのは大きな男だった。
声をかけられているようだが、状況が理解できず固まってしまう。
「トーマ君大丈夫!?」
アイリーンさんの声も聞こえ、僕の方に駆け寄ってくる。
身体を揺さぶられ、ようやく僕は状況を理解し始める。知らぬ間に息が上がっていて、心臓の音も鮮明に聞こえてくる。ゆっくりと深呼吸をして、自分を落ち着かせようとする。
「っだ、大丈夫、です…」
「絶対大丈夫じゃないでしょ!…ごめん、私がもうちょっと早く気づいてれば」
アイリーンさんのせいではないとその言葉を否定しようとしたところろ、僕を助けてくれたであろう男が口を開いた。
「すまない!どこか怪我はないか?」
「い、いえ、ありません。それよりも、助けてくださって、ありがとうございます」
「いや、気にしないでくれ。そもそも君が襲われたのは俺たちがその魔物を取り逃してしまったせいなんだ。だから、本当にすまない…」
男は助けてくれたと思えば僕たちに謝ってきたが、何故謝っているのか僕にもアイリーンさんにも全くわからない。
「ちょっとガロン!そっちは大丈夫なの!?」
「こっちはやりましたが、一人で大丈夫でしたか?」
また別の声がしたかと思えば、森の方から二人の男女が出てきた。
「先に行ってしまってすまない!魔物はもう倒した!でも、僕たちが取り逃したせいでこの少年が襲われかけてたんだよ」
「えっ、本当に!?君、大丈夫?」
今度はその女性から声をかけらるるが、次から次へと変わっていくこの状況に、わけがわからなくなる。
僕には今何が起きたのかも、この人たちが誰でどういう人なのかも考えることが難しくなる。
そんな混乱した状況に、アイリーンさんが一声入れてくれた。
「あの、助けてもらったところ悪いんですが、場所を変えて少し話しませんか?魔物も出て危ないですし…」
アイリーンさんの提案に従い、僕たちはさっきの場所から離れた場所で結界を張って少し話すことになった。
「俺はガロン。剣士をやってる。ここら辺で活動してる冒険者で、こっちは仲間のミアとルイスだ」
紹介をされた二人も笑顔でこちらに挨拶をした。アイリーンさん以外の冒険者と話したのはこれが初めてだ。
「私はアイリーンで、さっきの少年がトーマ君です。私たちも冒険者で、ここには依頼で薬草を撮りにきてたんです」
互いに確認を終え、先ほどの出来事に話を戻す。
「俺たちは魔物の討伐依頼を受けてここに来ていたんだ。そしてあの魔物を依頼のために倒そうとしたところ、いきなり森の外に走り出して行って、焦ってそいつを追いかけて行ったら、ああいう状況になってたんだ。本当にすまなかった」
「大丈夫です。結果的に助けてもらっているので、むしろお礼を言わなければいけません」
それに、僕は危険かもしれないと聞いて起きながら、薬草に夢中になって周りが見えていなかった。そのせいで、アイリーンさんからも少し離れてしまい、近づいてくる魔物にも気づく事ができなかった。
「トーマ君に落ち度はないよ。そもそも、危ないかもって分かってたのに、初めての依頼だっていうのにこんな場所に連れてきたのは私なんだから」
やはりアイリーンさんは責任を感じているようだった。
「アイリーンさんこそ気にすることはないですよ。可能性はあっても、こんなことになるとは思ってなかったですし。僕も危機感が足りていませんでした。あと、僕は怪我も何もしてないんですから」
「お前たち今日が初めての依頼だったのか!?」
ガロンさんは驚いた様子でそう言う。
「あ、私は元々冒険者だったんですけど、トーマ君が初めてで…」
「そうだったのか…それはもっと申し訳ないことをしたな。巻き込んでしまって」
「いえ、冒険者になった時にそういったことも覚悟していたので、本当に気にしないでください。実際は怖くて何もできませんでしたが、いい経験になりました」
これからこういったことも少なからず経験するのだから、怯えずてばかりではなく慣れていかなければいけない。多分、こういうことは早めに経験しておく方がいい。僕一人というわけでもないので、足を引っ張るわけにはいかないし。
「おぉ、トーマは強いな。こりゃ立派な冒険者になりそうだ」
ガロンさんは僕のいったことに感心したらしく、格好のいい笑顔でそういってきた。
にしても僕はいつからこんな気前の良いことを言えるようになったのだろうか。今までの僕なら絶対。もう無理だやめてしまおうと思うところなのに、この世界にいるといつもの見栄っ張りも合わさって少し強気に出てしまう。
「それにしても、魔物はどうしていきなり方向を変えたんですかね」
ガロンさんの仲間の一人、ルイスさんが疑問を口にした。
「なんでなんだろうねえ。いきなり外に出ようとするから、私も焦ったよ。まぁ魔物の行動の真意なんて私にはよくわからないし、あるかも知らないけど。よくあることなんじゃない?」
「そうですかね?僕は結構気になってるんですが」
ルイスさんは難しい顔で考え始めた、メガネをかけているのもあって頭が良さそうな雰囲気がある。どんな職業なのか気になったが、どこまで聞いて良いのかわからないのでやめておいた。
「さて、魔物も狩ったことだし、俺たちはそろそろ街へ帰ることにするよ。エドネの街なんだが、同じなら一緒に行かないか?」
「本当ですか!私たちも同じ街から来たんです。…ちなみにトーマ君どれぐらい取れた?」
「二袋と少しぐらいです」
本当はもらった袋の分までいっぱいにしていこうと思ったが、思わぬ事故によりそれは叶わなかった。
「私も結構取れたし、これで十分かな。じゃあ、ぜひ一緒に行かせてください」
「あぁ、街までよろしくな!」
そうして僕たちは、ガロンさんパーティと一緒に街へと戻ることになった。もうすぐ日も落ちかけそうになっていたので、ちょうど良い時間だろう。
この世界でアイリーンさん以外の人とこんなに長く関わったのは初めてだったので緊張していたが、3人ともとても良い人で接しやすかった。
思わぬアクシデントもあったが、なんとか薬草を得る事ができた。怖かったことは否定しないが、これも冒険者としての経験ができた感じがして今では良いことだったとすら思えている。あとはこういった出来事に慣れていくだけだ。
初めての依頼は、色々あったが無事に終える事ができた。加えて、ガロンさんたちにも会う事ができた。
僕は今日1番の達成感を感じて、またアイリーンさんたちのあとをついていった。




