橋
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:橋
私はこの町に引っ越してきた。
まだ引っ越してきて日も経っておらず
ここら界隈を散歩していた。
「う〜んやっぱり人少ないなぁ、建物もあんまりないし。田舎かなぁ」
都心からかなり外れた郊外。
これまで住んでいた都会に比べると
やっぱりどこか寂しいところだ。
そうして歩いて行くと、
「ん?あ、橋だ」
ちょっとだけ長い橋がある。
道の幅もまぁまぁ広く、下には川が流れていた。
「ん〜なかなか景色は良いよねぇ」
そして橋の真ん中辺りまで来て下を覗いた。
「魚いるかなぁ〜」
なかなかキレイな川で、河原もあって、
夏になればバーベキューでもできそうだ。
と見ていると、
「ん?…何してんだろ」
男の人が河原で何か探し物をしていた。
と思って居たら川の中にもバシャバシャ入り、
何かよっぽど大事な物をなくしたみたい?
もう行こうとしてたんだけど、
なんとなくその人を見ていた私。
すると男の人は私に気づいて、
男「あーー…」
と少し大きめの声で言いながら
何か訴えていた様子。
でも川の音でよく聞こえない。
「え?なんですか…??」
みたいな素振りをしながら
とりあえず耳をすましてみると、
男「すみません!こっちへ降りてきて一緒に探してもらえませんか…!?」
みたいなことを言ってた。
「…え、えぇ?」
手招きしたのではっきりわかったが、
いくらなんでも男の人。
そんな見知らぬ男の人と一緒に何か探すなんて…
とちょっと危ない気もして、
時計を見ながら謝り、
先を急ぐ素振りをして見せた。
それでもその人は手を振って
「お願いします」みたいな格好をしてくる。
ちょっとしつこいので嫌ってしまい、
私はもう無視して橋を渡って行った。
だいぶ遠くまで来て
ふとその人を振り返って見た時、
遠目でよくわからなかったが
なんとなく不思議なモノを見た気がした。
川面の反射に照らされてそう見えたのか。
男の人の顔がよくわからない。
とゆうかすぐ向こうを向いて
探し物の続きをしていたようで、
首を下に垂れ、その姿勢だから
肩から上がよく見えなかったんだ。
またして居ると、
川の流れに紛れる様に
その男の人がふっと消えた気がした。
でも所詮は遠目でよくわからない。
「……まぁいいや」とし、
そのままてくてく歩いて行った。
(橋の下にロープが吊るされ首吊り●体がぶら下がっている)
(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!
お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=11zOOtScFFw
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サクッと読める幻想小説です(^^♪
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