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1-6

俺は慌てて謝る。


「す、すみません!俺なんかじゃ役に立たないと思って!」


「それはそうかもしれませんけど!もう少し頑張ろうとしてくれても良かったじゃないですか!?」


「はい……。反省しています」


「まったく!これでは魔王討伐の旅に出られないではないですか!」


「面目ないです……」


俺はひたすら頭を下げ続けた。すると――


「はぁ……、勇者様には『洞窟掘り』っていうスキルがあるんですよね?」


「はい。それがどうかしましたか?」


「それを上手く使ってスライムたちを倒せないでしょうか?」


「う~ん……、落とし穴ぐらいしか思いつかないけど、スライム相手に通用するかなぁ……」


「そうですね……、でも普通のスライムは泳げないはずなので、溺れさせて倒すというのはどうでしょう?落とし穴の底に木桶を置いて水を溜めておくんです。そこにスライムをおびき寄せて溺死させる。とか」


「なるほど!」


さすが王女様だ。頭がいい。


「それで、『洞窟掘り』のスキルってどうやって使うんだろう?」


「念じれば使えるんじゃありませんか?」


「そっか。やってみよう」


俺は目を閉じて意識を集中させた。すると、頭の中に浮かんでくるものがあった。

↓にコミカライズ版のリンクを貼りました。よろしければご覧ください。

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