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「うーん……やっぱりこの『スキル』は使い道がないよなあ……」


俺はステータス画面を見ながらため息をつく。俺の名前は佐藤京太。日本という平和で豊かな国に生まれ育った、ごく普通の大学生だ。いや、「だった」と言うべきか……。というのも今は――


「きゃあああっ!? またスライムが!」


「くそっ! 俺の後ろに隠れろ!」


剣と魔法が存在する異世界にいたりするからだ。しかも俺は今まさに、スライムに倒されそうになっていたりして……。


――ドゴッ!


「ぐふぅ……っ」


「きゃあああっ!?」


スライムたちはプルンプルン震えながら王女様に迫る。彼女の名前はクレア。この国の王女にして唯一の召喚魔法使いらしい。


「ちょっと! 勇者様!助けなさいよ!」


「無理です! 俺なんてただの村人ですよ!?」


レベル1だし! スキルは『洞窟掘り』っていう役に立たないものだけだし! そもそもなんでこんなことになったのか? 話は数時間前に遡る――

↓にコミカライズ版のリンクを貼りました。よろしければご覧ください。

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