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男子校百合部  作者: ほし
3/3

第3話「放課後」

放課後になり学校生徒は自身の部活動をして過ごしていた。

外では運動部が学校の周りをジョギングしている、体育館では卓球部がピンポン玉で猛特訓していた。

そんな中、来夢は教室に残ってた唯一の女子である葵と会話しようと話しかけた。


「あの」


「何かしら?」


葵は帰ろうとしてるのか、鞄に教科書やノートを詰めていく。


「ええと、その……一緒に帰らない?」


来夢は自分が男子になったかのような気分で勇気を出して誘った。

だが、葵はすぐさま断る。


「やめておくわ、一緒に帰って得するのは私達より男子達だけよ」


「は、はぁ…」


「妄想だらけの男子達だらけだからあまり期待させないのが一番よ」


そう言うと葵はさっきまで詰めていた鞄を持って教室から出て行った。

残された来夢は葵の席の前で立ち尽くすと少し落ち込んだ、


「世間はほんと厳しい」


そのまま来夢は落ち込むと自分の席に移動し同じように帰宅の準備を始めた。

その姿を見た男子たちは遠くのほうで来夢を誘おうと必死になっていた。


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