「プロ野球選手になるまで2」
・「プロ野球選手になるまで2」
そんなこんなで、幼稚園では自由時間もトレーニングにつぎ込み、小学校では授業時間以外トレーニングにつぎ込んだ。
そして中学校、高校で僕が選んだのは「野球部」ではなく「帰宅部」である。
理由は簡単、中学野球や高校野球には興味は無かったし、一緒のトレーニングをする理由も無かった。
おまけに学生時代に目をつけられてしまっては、入団する球団を決めるドラフト時に、チームT以外に目をつけられる恐れがあった。
そのため、高校時代にはトレーニングの合間にひっそりとチームTの入団テストを受けにいった。
スピードこそ無いものの、制球力、変化球を存分に見せ付けて、順位は下位になってしまうが、ドラフトで指名いただける旨の約束をチームTから無事に得ることが出来た。
ちなみにラノベの挿絵よろしく、強靭な肉体のほかに美麗な顔と投球に支障が出ない程度にそこそこな胸を所有していたため、男子学生から告白されることもあったが、中身は俺なので当然全て断った。
一方で百合はしたかった、可愛い女子からの需要もあった、でも泣く泣くトレーニングを優先した。
血の涙を流しながら、トレーニングに励んだ。
恋愛だけではない。
アニオタにとって一番つらいアニメ断ちも行った。
確かに「長寿海賊」も「必殺技が少ない死神」も「最終回詐欺江戸漫画」、「これでアメフトにはまった中二時代」、「休載悪魔退治」、「ギャグから突然本格派マフィア」など数々の2000年代アニメ(1雑誌にまとまっているのは一例だからです)は1週目で既に見たアニメではある。
でも改めて見直したかった。
最終回まで知っている作品が大半だからこそ、1から見直したかった。
ついでに1週目で見れなかったアニメも見たかった。
1週目で「声優と結婚した漫画家さんの私生活」アニメにはまったきっかけで、同じ原作者の執事作品にも興味を持ったが、アニメも原作も長寿過ぎて、無料公開されている分のアニメや電子書籍しか手を出せていなかった。
だからこそ、2週目では一からはまりたかった。
他にも、僕はラノベ作品やそのアニメには2011年以降から本格的にはまったために、2000年代作品では「2期まで14年、魔女でない旅人」や「3期まで7年、科学も入れたら5年だが」などにしか手を出せていない。
だからこの年代で超有名なラノベ作品にも次々に手を出したかった。
時間とお金があれば、1週目の時点で手を出したかった。
というか本当に手を出したい。
そんな断腸の思いを胸にすごした学生時代(1週目では大学院まで進んだので、高校までで学生時代と称するのは少し違和感を感じるが)を背景に、約束どおり僕はチームTから2010年秋にドラフト6位指名を受けたのであった。
・・・1週目はこの年のドラフトが5位指名までだったので、ちょっと最後、指名されないかもって焦った。




