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「アニオタが転生してプロ野球選手だなんて」  作者: 北海の虎
2021年、1992年~2011年
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「プロ野球選手になるまで1」

・「プロ野球選手になるまで1」


さて予想外に女性として誕生してしまった僕なんだけど。

本当であれば女性として生まれてしまった時点で、「男社会」であるプロ野球選手を目指すには(元の世界では女子プロ野球も存在するが僕の目的には合致しない)致命的であった。

しかし、このパラレルワールドでは「女性」もプロ野球選手になれる世界となっていた(念のために補足すると、ここでいうプロ野球は、女子プロ野球のことではなく、チームTやチームGが参戦しているプロ野球のことをさす、ややこしいね)。

有名野球ゲームの緑髪の女性投手や青髪の女性投手が在籍する世界をイメージしていただけたら早いだろう。

そのため、僕は当初の予定通りにプロ野球選手、チームTの選手となり、チームを優勝に導いた上で推しアニメの宣伝活動を行うことを転生後の目的とした。


では具体的にどのような選手を目指すか。まずポジションは先発投手の一択だ。

なぜなら「週1の試合出場で終わる」からである。

もちろん練習や体のケアなど試合に出ない日もやることはあるが、毎日試合に出なければならない野手や中継ぎ・抑え投手よりは自由が利く。

土日に登板日をぶつけないようにすれば、アニメイベントに行くことが出来る。

もちろん土日にオタカツを行っても満足いく成績を残すことが出来るような丈夫な体、回復力を身に着けなければいけないから、生半可な鍛錬ではすまないだろう。

次に先発投手としてのタイプだが、男尊女卑な考え方をするわけではないが、とはいっても女性の体ということで本格派、速いストレートで押していくスタイルは難しい。

野球漫画に出てくる女性投手よろしく、下手投げ、アンダースローから投げ込む技巧派投手を目指すべきだ。

そのためには狙ったところに百発百中させる抜群の制球力、コントロールと、七色の変化球をマスターする必要がある。

以上から僕は幼少期より、怪我に強く、制球力を維持するための強靭な足腰とスタミナをつけるためにフルマラソンにも耐えうるようなランニングを毎日実施した。

さらにメインはランニングとするも、あわせて制球力と変化球をマスターするための投げ込みも肩を壊さない程度にとことん実施した。

正直、90年代や2000年代のアニメも改めて見たかった。

野球中継はさすがに一度見た試合になるから諦めはつくが、アニメは二度、三度、いや100回見ても良いものだもので、犠牲にするのはつらかった。

しかし、それでも僕はひたすらトレーニングに幼少期をつぎ込んだ。

事情を知らない両親は1週目とは別人のように心配してきたが、スルーしてトレーニングを続けた。

勘違いした見知らぬ善意の第三者により、児童相談所やカウンセラー、学校の先生などの対応をしなけてはならないタイムロスも途中発生したが、なるだけスムーズに対処してトレーニングの時間を確保した。


あらかじめ予告しよう。

僕は外見は女子だとしても、脅威の身体能力や技術を用いてプロ野球の世界でこれから大活躍するだろう。

さらに二次元の超展開のようにアニオタ活動も披露していくことだろう。

でもそれは転生によるチートだけではない。

転生特典でもしかしたら普通の女子より初期能力が高かったのかもしれない。

転生者ということで、知識やプロを目指す意識が最初から備わっていたのはたしかだ。

それでも僕は幼少期から高校生にかけて、引くほどトレーニングを積んだ。

元の世界のプロ野球選手達でもここまでやっていないだろうというほど異常なまでにトレーニングを積んだ。

その結果をこれから披露していくことになる。

だから、もしこれが何らかの二次元創作、ラノベやアニメだとしても、道中で「なんだよ、リアルさに欠けるチート展開を見せやがって」とか、「こんな投球、リアルで出来るわけ無いじゃん」とか思わないで見てほしい、読んでほしいと強く思う。

僕はそれだけの結果を残せるほどのトレーニングを努力を積んだ。

そう自信を持って言い切れる日々をすごしていたのであった。

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