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「アニオタが転生してプロ野球選手だなんて」  作者: 北海の虎
2021年、1992年~2011年
11/15

「アニオタをお立ち台に立たせたらこうなる(前編)」

・「アニオタをお立ち台に立たせたらこうなる(前編)」


「それでは本日のヒーロー、ルーキーがお立ち台に立ちます。」


-本拠地のファンに自己紹介を


皆さん、改めまして、僕はドラフト6位の~~です!!

ホームランも打てますが、ピッチャーです(笑)

あと、僕っ子ですが、女の子です(笑)


-お立ち台からの眺めは


爽快ですね、気持ちが良いです。


-先にバッティングから聞きましょう、どんな気持ちで初打席に


先にそっちから聞かれるんですね(笑)

最初から打たれてしまったこともありましたし、監督さんに1番打者に抜擢していただいたこともあったので、絶


対しとめる気持ちで入りました。


-それで見事ホームランに


最初の打席もですが、2打席目も狙っていった結果です。

一応3打席目以降も全部ホームラン狙いだったんですけど、攻められ方が明らかに変わりましたね。


-それだけ相手チームから要マークされたということでは


それはそれで嬉しいですが、お手柔らかにお願いします(笑)


-さて一方ピッチングは初回こそ打たれてしまいましたが


やはりオープン戦とは違いますね、完璧に打たれました。


-しかし、2打席目では初めてみせるフォークで見事に三振に切ってみせた。


本当はもっと温存したかったのですが、1流打者はやはりすごいです。

ちなみにあのフォークは「屋上フォーク」と名づけています。


-「屋上フォーク」ですね、明日の一面は~~選手とこの名前で決まりですね。


「いえ、実はもう一つカミングアウトしたいことがあるんです。」


一瞬でアナウンサーや球団広報の方の表情が少し困惑しだした。

いや~、悪いですね(笑)


-カ、カミングアウトですか?


「はい、実は僕、アニオタなんです!!」


-ア、アニオタ?


「そうです、僕がプロ野球選手になった理由の一つは、好きなアニメ達を布教するためなんですよ!!」

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