異世界トラブル(用語集1)
今回は、異世界トラブルの"用語集1"になります。話が進んでいけば"用語集2"も出していきます。
では、どうぞ!
【異世界トラブルの用語・世界設定】
【異世界セナリア】
イルマが転生した異世界。≪魔法≫≪気≫≪技能≫の世界。
世界を創造したと言われている"マナの女神"が信仰されている。
【加護】
人間がマナの女神から洗礼を経て、信者が本心で願った想いを叶える為にマナの女神が手助けとして授ける力。
その力は、様々な種類があるが、その加護を授かったから将来が決める物でなく、希少な加護でなくても偉業を成し遂げた者もいる。
本心以外を祈った場合は、現状に有れば助かる加護を授かる。
他にもマナの女神以外から加護を授かるケースもある。
(例:ダンジョン・モンキー・バロンはダンジョンの核から加護を授かっている)
【洗礼】
人間が女神マナから加護を授かる為の儀式。10歳になると教会で聖水と聖句を唱えてマナの女神に祈ることを行う。慣習で、基本的に神父と洗礼をする者以外は参加は出来ない。
【職業】
産まれた時の立場で最初の職業は決まる。村人の子供は村人、貴族の子供は貴族という形になる。
職業によって、様々な力を得たり(技能や職業技能など)、能力値の上昇、レベルアップ時の能力値の上昇率も上がる。
どの職業になるのかは適正が有れば、本人の希望で転職が可能。(適正は、調べることが出来る)通常は、教会の転職の間で転職を行う。
基本的に職業を転職する際は、基本職からになり、職業レベルが10になって、クラスアップを経て上位職に転職する。(クラスアップをしない職業もある。例:村人)
立場が変わると転職をしてしまう物もある。(例:村人→村長)
【レベル】
その者の強さの位を表す数値。しかし、レベルという物は同じ数値でも個人差があり、鍛えている者、ただレベルを上げた者では同じレベルでも強さは違う。勿論、魔物と人だと同じレベルでも強さは違う。
レベルは、年齢が上がる(老化で下がる)、訓練で上がる、魔物を倒すなどして上昇する。レベルを上げることは、自我が芽生えてから自分の意思でレベルを上げないと上昇しない。
レベルが上がると能力値も上昇する。(どの程度上昇するかは個人差があり、人によって上昇値は違う。)
加護を授かり、転職後にレベルアップすると、する前と比べて上昇値が違う。(加護手に入れる前と転職前にレベルアップすると合計1~5程の能力値が上がる。加護手に入れ、転職後にレベルアップすると合計7~10程能力値が上がる)固有技能保持者は能力値が高くて、能力値の上昇も高い。
能力値は、訓練等でも上がる。
【魔法】
魔力を元に発動する力。魔法を発動するには適正と術式が必要である。(詠唱等でも代用可能)
魔法には、≪火≫≪水≫≪風≫≪土≫等複数の属性がある、他にも属性がない魔法もあり、様々な魔法がある。
魔力は身体からか自然から発生する魔素を元に作られる。
【気】
生命から発する力。様々なことに使うことが出来るが、身体を強化することが一番向いており、使いやすい。
【技能】
≪通常≫≪希少≫≪耐性技能≫≪魔法技能≫≪職業技能≫≪固有技能≫と種類は様々あり、生まれつき覚えていたり、後天的に習得が可能。下位の技能は、鍛えたりすると、他の技能と組み合わさったり、進化して上位の技能になることもある。職業技能は、その職業に転職することなどで覚えることが出来る。
固有技能の場合、能力の特徴で複数の能力や能力の高さは、他の技能と比べて歴然の差があり、その能力を鍛えて使いこなした上で、向いている使い方をした場合、1人で百人、千人分の力を発揮することもある。
【能力値】
力強さ、体力、頑丈、俊敏、魔力の5項目あり、この数値が高いとその力が強くなる。
【ステータス】
その者の能力値や保持している技能などのまとめ。
◆◇◆◇◆『一般的なステータス値』◆◇◆◇◆
ステータス値 「 ※技能の数 」
一般人(大人)、新人兵士が大体100~300「5~8 」
兵士、新米騎士が300~500 「 8~10 」
上級冒険者、上級騎士が500~800 「 10~15」
英雄クラスが1000~2000もしくはそれ以上 「15以上+希少技能複数か固有技能有り」
※耐性、魔法系技能の数は別である。
職業レベル
1~10まであり、初級職業~上級職業にクラスアップすることもある。
技能レベル
1~3初心者、4~6一人前、7~9上級者、10達人
【アイテムランク】
≪通常≫≪希少≫≪伝説≫≪超≫≪神≫とランクがあり、≪通常≫から≪神≫の順にランクが上がり、入手の難しさや作成の難度、能力の高さが上がる。
【武器防具・魔道具等のアイテム】
≪子供用のローブ≫
・普通の子供用のローブ。身を覆うので、寒さを凌げたり、虫等に刺されずらくなる。
≪護身棒≫
・護身用の棒。携帯性に優れた軽い棒。
≪ナイフ≫
・普通のナイフ。
≪鉄の大剣≫
・鉄製の剣。銅製の剣よりも強度や、切れ味は上
≪鋼の剣≫
・鉄を更に精錬して出来た鋼で作った剣。
≪鉄の籠手≫
・鉄製の籠手。
≪鉄のナイフ≫
・鉄製のナイフ。
≪鉄の槍≫
・鉄製の槍
≪皮の盾≫
・魔物や動物の皮を貼り付けた盾。重さは軽いが、その分防御力は低い。
≪鱗の盾≫
・魔物の鱗を皮の盾に貼り付けた物。皮の盾より防御力は上だが少し重たい。
≪レッサーウルフのマント≫
・レッサーウルフの毛皮を使用したマント。
魔物の毛皮だけに普通のマントより防御力は高く、それでいて軽い。
≪ウィンドバードの靴≫
・ウィンドバードが風の魔法を使うためかその羽を靴に取り付けて着用者のスピードを速める効果がある。
≪魔鉄の棒≫
・魔力が籠った鉱石から出来た物を使って作った棒で、魔力を込めて攻撃力を高める魔術師の護身用武器の1つだ。
≪魔攻書≫
・魔法の威力を高める術式が書かれている本であり、これを持っているだけで効果がある。
≪祝福のナイフ≫
・聖水で清めたナイフ。魔物に対して効果があるナイフ。
≪魔昌石の腕輪≫
・魔石を加工して多少魔力を貯めておける物であり変換効率はそこまでは高くない。
≪魔鋼の剣≫
・魔鉄を更に鍛えて出来た剣。その剣は、魔法をも断つ。
≪魔封じの杖≫
・魔法の力を約10分だが、封じる力が備わっている杖。
※対象に杖の力を直接当てる必要があり、技能≪魔力操作≫があれば解除出来ることもある。
≪操魔の短剣≫
・魔力操作で、自在に動かすことが出来る短剣。魔力を通すと切れ味を上昇することが出来る。
≪空転の靴≫
・空中を二回跳ねることが出来る靴。
≪亜竜のコート≫
・炎・氷、物理耐性上昇
≪雷鳴剣≫
・各能力値に+100、追加攻撃に雷ダメージ、技能≪能力強化≫、魔法≪ブリッツ≫使用可能
≪魔除草薬≫
・植物を枯らす薬
≪薬草≫
・魔力を含んでおり、傷を癒す効果がある。
≪毒消し草≫
・毒消しの効果が含まれた草。軽い毒素なら消す効果がある。
≪匂い玉≫
・魔物が嫌がる匂いが入詰まった玉。
≪回復水≫
・薬草とは違い、直ぐに傷を癒す効果がある水。
≪ポルカ《仮》・ダンジョンの攻略の証≫
・ポルカ≪仮≫・ダンジョンを攻略した証。証を持つ者はその証のダンジョンでの階層移動がワープで行える。
・同時期の証を持つ者通しなら、短距離のみ通信を行える。
【魔物】
魔素から産まれたり、魔素で動物が変異して産まれる。
総じて人間に敵対心を持つが、稀に敵対心を持たない魔物がいたり、技能≪従魔契約≫と≪従魔召還≫等使い、仲間にすることも可能である。
魔物にもランクがあり、GからZの順で強くなり、ランクは、その魔物の強さであったり、能力や特性の危険度で高くなり、Aランクでも、強さがBランクに劣る場合がある。(イルマ達がAランクの《ハイ・イート・トレント》を倒せたのは能力に危険性が高くて、単体の強さがBランク位だった為)
◆◇◆◇◆◇『魔物のランク説明』◆◇◆◇◆◇
≪Gランク≫
子供でも武器を持てば倒せるレベル。
≪Fランク≫
武器を持った上で、少し訓練や数を集めたら素人でも倒すことが出来るレベル。
≪Eランク≫
武装した兵士、Dランク冒険者が1人で倒せるレベル。
≪Dランク≫
武装した兵士が複数人か熟練の兵士、Cランク冒険者が1人で倒せるレベル。
≪Cランク≫
武装した熟練の兵士やCランク冒険者が複数人で倒せるレベル。
≪Bランク≫
対策や作戦を立てた上で、騎士やCランク以上の冒険者が複数人か、Bランク冒険者が何とか1人で倒せるレベル。
≪Aランク≫災害クラス
大人数で、対策や作戦を立てて、犠牲を出しながら倒すもしくは、Aランク冒険者等腕利きの者が少数で倒せるレベル。
≪AAランク≫都市規模の災害クラス
対策や作戦を立てて、軍隊を出して犠牲を出しながら倒すレベル。少数、もしくは単独で倒すには英雄クラスの力が必要。(Sランク冒険者)
≪AAAランク≫国規模の災害クラス
国が総力を上げて、全力で対応しないといけない国家危機レベル。単独、少数での討伐は難しいレベル。
≪Sランク≫世界規模の災害クラス
世界中で、総力を上げて協力して全力で対応しないといけない災厄レベル。単独や少数での討伐が不可能のレベル。
≪Zランク≫神や魔王クラス
普通の人間が国、世界規模幾ら集まっても対応出来ないレベル。対応出来るのは、選ばれた者が対策や作戦、時間をかけて同じランクの者の力を借りた上でレアアイテムを惜しまず使い、犠牲を出しながらも対応出来るか、出来ないかレベル。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
【ダンジョン】
魔素が異常に高まって、条件が揃った時に稀にダンジョンの核が産まれて誕生する。その特性は、自分の命である、核を魔物や罠で守りながら、餌となる人間をダンジョン内に、宝等設置することで誘き寄せる。基本、産まれてから長い程ダンジョンの中は、広くて階層も多い。ダンジョンを攻略するには、ダンジョン内にいるダンジョンの核から加護を授かったボスを倒す必要がある。
ダンジョンを攻略すると、ダンジョンの核がある部屋に行くことが出来て、そこに攻略報酬と攻略の証がある。それは、ダンジョンの核が、攻略者に対して見逃してもらう為に用意した物。
それでもダンジョンの核を壊そうとすると、ダンジョンの核は、ダンジョンの機能が低下してでも身を削り、力を渡すことがある。(その為、管理されているダンジョンには、この行為は禁止されており、結界等施されている。)
【聖霊】
聖なる存在で、自然の力の結晶。その力は、強大であり、人に力や加護を授けることがある。
【妖精】
聖霊と同じく自然の力を持っている存在。聖霊とは違い、自分の思うがまま行動し、人にイタズラしたり、魔物に力を貸すこともある。その為、人間は妖精の強大な力に恐れている。妖精は、弱ると"妖精憑き"と言った術で別の生物に取り憑き身体を休めることもある。その妖精憑きをするには条件があり、取り憑く相手との魔力量や自分との相性、取り憑く相手の器(身体)の強度等の条件を満たしていないといけない。
【ポルカ村】
イルマ達が住んでいる村。村にしては大きく、冒険者ギルドがあり、村の直ぐ近くには森や平原がある。
【冒険者ギルド】
冒険者を支援するギルド。他にも商人ギルド等様々なギルドがある。冒険者ギルドに登録するには、15歳以上で、戦闘力や技能等を条件を満たさないといけない。登録するとギルドカードを渡される。ギルドカードにはランクを表す以外にも、自分のステータスを確認することが出来る。(ON.OFF可能)
【教会】
女神マナを信仰している団体。洗礼の儀式や聖水の作成など行っている。
【平原】
ポルカ村の近くにある。草が長く生えており、子供の高さなら視界が悪い。魔物は、主に《スライムキバ》《ビッグラビット》《ウィンドバード》《レッサーウルフ》の四種類の魔物が出現する。
【ポルカの森】
ポルカ村の人間は、森と言っているが、正式にはポルカの森という名称がある。今回、この森の奥でダンジョンが産まれたり、《ハイ・イート・トレント》が謎の存在に捨てられて、異変が起きた。
【チユルの町】
ポルカ村から少し離れた位置にある町。この町には優秀な冒険者を育てる冒険者養成所がある。
【貨幣】
貨幣の価値は以下の通りになる。
【銅貨100で銀貨1枚の価値】
【銀貨100枚で金貨1枚の価値】
【金貨100枚で白金貨1枚の価値】
【白金貨100枚で王硬貨1枚の価値】である。
パン一個銅貨10枚位で、普通の成人した村人1人が、1ヶ月に稼ぐ金額は、銀貨9枚ぐらいの金額になる。
【魔粒子分裂症】
【魔粒子分裂症】は身体の中にある、魔力が何らかの原因で粒子レベルに分裂していき長い年月をかけて死に至らせる。しかも、初期段階は違和感か少し身体がだるくなり、そこからゆっくりとゆっくり身体の調子を崩すので最初は中々気付かなく、最終的に発症から30年で命を落とすのが魔粒子分裂症の特徴である。魔粒子分裂症は、非常に珍しい病気であるが昔とある王が同じ病になり、治療方法や病気についても詳しく調べられたので村人でも知っている有名な病気だ。治療方法もわかっており、薬の素材も貴重で有名な素材が必要なことも知られている。そう、ドラゴンの血液、精霊の涙、魔力草等の貴重な素材を使って出来る【万能薬】が必要。
次回は、小話を出します。
その後、新しい章に移りますが、もしかしたら新しい章を投稿するのが遅れるかもしれません。
その時はすみません。