第108話(大会最後の戦い④・大会終了)
すいません、少し体調を崩しており投稿が遅れました。
では、異世界トラブルの続きをどうぞ!
「ダンは舞台の下にいた!!───ということは、勝利はメラ!11回戦の勝者はメラだーー!!」
ダンがメラの行動を読み間違たことで、最後の大技のぶつかり合い時に攻撃の手が遅れて対戦の勝利はメラが収めた。
『……………対戦が終わった(…………よ、良かったぁ~~っ!!2人の対戦で結界が壊れなくて、本当に良かったです~~っ!)』
ダンとメラの対戦の勝敗よりも、2人の対戦で結界が壊れなくて喜ぶミルン。
「………うん。ダンの場外負け。対戦はメラの勝ち」
「そだね。今回はダンがメラの行動の読み間違い、そのダンのミスのお陰でメラの勝ちだったけど、2人の実力はほぼ互角でどっちが勝ってもおかしくなかったね」
「───うん。メラに運が味方した」
「確かに今回はメラに運が味方したけど、それでもメラは強かったし、それに運も実力の内だよ」
対戦を観戦していたシーラとイルマは、ミルンとは違いダンとメラ2人の勝敗について意見を述べていた。そんなイルマ達だったがダンとメラの2人が舞台から降りてくるのを見ては掛けよるのである。
──ガラガラ、キョロキョロ。
「───っ痛ぇ………あ~あ、負けた負けた」
舞台から落ちて場外になり対戦に敗北したダンだったが、自分達の大技のぶつかり合いの際に発生した衝撃で砕けた瓦礫が起きようとした際に自分の身体の上に乗っているのに気付き、痛む身体を我慢して退かしながら身体を起こす。
そして、痛みの声を出して身体を起こしたダンは周りの様子を見ては自分が対戦に負けたことを自覚し、手を腰に当てて顔を下に向ける。
「(今回はメラの勝ちだが、俺がメラの行動を読み間違いが敗因で、実力では決して負けてなかった。だから次はこんなミスをせず、対応を間違ったとしても負けないように鍛えないとな。………あぁ~っ、俺もメラやシーラみたいにこんな舞台でイルマと戦いたかったぜ)」
そして、ダンはメラに敗北した事実に顔を下に向けて悔しそうにしていた表情を、気持ちを整理しては普段見せている元気で明るい表情に戻しては掛けよって来るイルマ達と合流するのであった。
◆◇◆◇
ダンとメラの2人はイルマとシーラ(ミルンも)と合流した後、自分達の対戦について話をしたかったがイルマとシーラの対戦
が始まることもありシーラに応援の言葉を伝えるのである。
(僕には?byイルマ)
(結界を壊さないように特に気を付けて下さいbyミルン)
(あれ?それって応援?byイルマ)
((真面目にやれ(やれよ)byメラ&ダン))
(はい。すみませんbyイルマ)
以下応援を求むイルマへのコメント。
閉話休題。
そんなことをしていたイルマだが、シーラの実力は承知なこともあり対戦が始まることからイルマは真面目になる。真面目になったイルマは、自分に取り憑いているミルンにこのトーメント戦では皆と平等に戦う為に力を貸さないことを伝え(そのことにはミルンも了承している)、どう戦うかと舞台に上がりながら思案していた。
「(さてと、此処からは真面目にしないとね。幸い時間が有ったお陰で消耗した体力は大分回復したけど……シーラが相手だ。攻撃手段は主に氷、水、風の魔法に固有技能"不浄聖鈴"による強力な支援能力。他には回復魔法など使えるが、それはこの対戦では考えなくてもいい。そして1対1には不向きな戦闘スタイルで此方が有利だけど、それでも繰り出してくる力は強力であり、冷静なシーラが相手だと、その魔法の攻略難易度は更に上がる)」
イルマは自身の体力の回復具合とシーラの力を頭の中で計算してどう戦うかシーラの様子を伺う。
「(此方らがシーラの力を把握していると同時に、此方の戦闘手段はシーラに把握されてる。ならどう戦うか………間違いなくシーラの戦闘スタイルから対戦が始まったら魔力を練ることで高めてくる。なら此方は………)」
どうシーラと戦うか思案した結果、答えを出したイルマ。
そして、シーラもイルマとどう戦うか決めていたのか舞台の上で今かと対戦が始まるのを待っていたのであった。
「それではトーメント戦12回戦、イルマVSシーラの対戦を開始する!!」
イルマとシーラの対戦の準備が出来たのを確認した大会関係者が確認すると、実況者が対戦開始の合図を宣言して対戦は始まるのである。
対戦を開始したイルマとシーラ。
何でも出来るイルマVS僧侶系のシーラ、2人の対戦は誰もがイルマがシーラに開始直後から接近し、シーラがそれを食い止める展開になるだろうと予想されていたが…………
「………………………………」ジーー
「………………………………」タラッ
「おっと、これはどういうことだ!?イルマとシーラ2人とも開始直後から動きが無~~い!!」
イルマとシーラは対戦が開始してからその場で動かない。
勿論、魔法が主な武器であるシーラは対戦が開始してからその場から動かないって言っても魔力を循環術で練り高めて魔法の発動に備えていた。
しかし、問題は動かないイルマだ。
魔法の威力を高める為に循環術で魔力を練ることで高めているシーラに対し、接近戦も出来るイルマが攻撃もせずに動かない姿には狙いが読めず、シーラは循環術で魔力を練り高めながらもイルマが何をしてくるのかと冷や汗を流す。そして、それはシーラと同じく観戦していた者達も同じ気持ちであり、今のイルマの様子は端から見ても理由が分からず不気味だ。
「(………何?イルマの狙いは何?何故イルマは動かず、私同様にに循環術で魔力を練り高めているの?)」
シーラは冷や汗を流しながらも、イルマの狙いが何なのか頭を回転させて考えるが読めない。
今のイルマは、自分と同じように循環術で魔力を練ることで高めている以外は考えが読めず意味不明な行動を取ってきている。
まさかイルマは、自分相手に魔法勝負を仕掛けてくるのか?それとも他に想像出来ないことをしてくるのかと、シーラはイルマのことをよく知っているだけに悩む。
そして、シーラは悩んでいても解決しないと思い、自分はイルマ相手に勝率が高い得意な遠距離からの魔法を繰り出すことに集中するのである。
「《水魔法》─"ウォーター・スプラッシュ"─!」
「《風魔法》─"ウィンド・ハリケーン"─!」
シーラは練り高めた魔力で、水風の魔法で舞台の上を一気に水浸しにする。そして……
「──────《氷魔法》─"アイス・フィールド"─!!!」
水浸しにした舞台の上を今度は氷魔法によって、シーラは氷の領域を作り出す。
「(………一気に舞台の上を氷の領域にした……でも流石イルマ。循環術で高めた魔力と、技能《魔力活性》だけで氷を防いでる)」
舞台の上に氷の領域を作り出したシーラだが、イルマはその氷を循環術と技能《魔力活性》だけで防いでいた。そして、シーラの氷を魔力と技能で防いでいたイルマだが、イルマはまだその場から動かずに何かをしようとしていた。
そしてシーラは固有技能《不浄聖鈴》を発動させては自身の周りに結界を作り出し、イルマが何を狙っているか分からないが自身が戦う上で完璧な布陣を舞台の上に作り出す。
だが、
「シーラは舞台の上に氷の領域を作り出した上に、更に結界まで発動した!!だがイルマはまだ動かない!!此れはイルマ、どうするつもりだ!?このままシーラに好きにさせていると、何も出来ないまま敗北してさしまうぞ!?」
──イルマ!戦う気が無いのかよ?ちゃんと戦え!
──そうだ!突っ立てるだけじゃなくて動け!
それでも動かないイルマに観戦していた観客達は騒ぎ出す。
「………何のつもりだ、何故動かない……?」
「何だよイルマ、何をしてるだよ?」
「………循環術で魔力を練り高めているんだから、イルマは何か狙っているのは間違いないわ。でも、一体何をしてるのよ?」
イルマの戦いを観戦していたセイナや、仲間であるダンとメラの2人もイルマの行動の意図が読めず困惑していた。
………イルマが何を狙っているのかは分からない。でも、此処まで私に有利な状況を作り出せば例えイルマとはいえど勝機はない。だけど油断は禁物。イルマが動かない間に一気に決着を付ける……!!
「《氷、風複合魔法》──」
動かないイルマの姿を見たシーラは、幾らイルマでも此処まで有利な状況を作り出せばイルマといえど勝機はないと考えるが、それでも油断はせずにイルマに向けて舞台の上に作り出した氷の領域を利用した強力な氷と風の複合魔法を繰り出す。
「─"アイスド・ブリザード"─!!」
周りの状況を利用した強力なシーラの氷と風の複合魔法である"アイスド・ブリザード"がイルマを襲う。
「(これならどう……?イルマでもこれ程の魔法は簡単には防げない筈………)」
シーラはこれで勝てるとまでは考えてはいないが、それでもあのイルマでも簡単には防ぐことは出来ないと考えていた。
そして、
複合魔法をイルマに放ったシーラは、どうなったかと自分の攻撃の行方を追うと。
《技能改造》発動……、
《工作》×《魔力操作》×《魔力放出》×《感知妨害》
────技能改造……!!
「……………技能………発動……」
──ブオーオォーー!!───パン!!
「!?」
しかし、イルマを襲う筈のシーラの強力な氷と風の複合魔法は突如イルマが何かした途端に消滅した。
自分の強力な魔法が突如消滅したことに、シーラは目開いて驚愕する。何故魔法は突如消滅したのかと、イルマが何かをしたのか?とシーラは魔法が突如消滅した原因を探るようにイルマの様子を窺う。
──グググッ、………シュ~~
「………???………イルマ、何をしたの?発動している魔法だけじゃなくて魔力も動かせない……!!」
……何故私の魔法が突如消滅した?それに魔力も動かせない。……イルマに魔法を突如消滅させる力は無い。でも、魔法は突如消滅した上に、今魔力もろくに動かせない……。なら原因は何?また新しい力?それとも別の何か?イルマが動かなかったことに意味が有るの?
シーラはイルマが使ってきた力の正体が分からないだけではなく、発動している魔法と身体にある魔力をろくに動かせない事実に焦る。
「─────技能《魔力妨害波動》……!!」
「────技能、《魔力妨害波動》!?此れがイルマが今まで動かなかった理由……!」
「………そうだよ。《工作》×《魔力操作》×《魔力放出》×《感知妨害》の4つの技能を《技能改造》で《魔力妨害波動》の技能に改造したんだ。──────そして《魔力妨害波動》の効果は、魔法と魔力のコントロールを妨害する波動を流す……!!」
「……魔法と魔力のコントロールを妨害する!?」
イルマが《技能改造》により発動した、技能《魔力妨害波動》の魔法と魔力のコントロールを妨害するという正に魔法使い殺しの技能の力に、シーラは畏れを抱いて身体が震える。
それは魔法を戦闘の主体にする者が、イルマ相手には無力化すると同義だからだ。
「………!!(《技能改造》。イルマはそれを4つの技能も改造するために、だから今まで時間が掛かって動かなかった……!!)」
そして、シーラは何故イルマが今まで動かなかったのか、その理由が今イルマの説明を聞いて分かった。
イルマが今まで魔力を循環術で練り高めて動かなかったのは、技能を4つも改造するために動かないのではなく、動けなかったのだったのだ。
「まさか、まさか!イルマが今まで動かなかったのは、この為だったのかーー!!」
実況者も観戦者達もこの事態に驚愕を隠せない。
──何だよイルマ、そんなの反則過ぎるだろ!?
──嘘でしょ!?そんな技能何てどう対処したらいいのよ!?
対戦を観戦していたダンとメラも、イルマが使ってきた力に驚愕していた。
特に次に対戦を行うメラは、イルマが使ってきた改造技能にはどう対処したらいいのか分からず汗を流し、イルマに畏怖を感じていた。
そして、
イルマが動かなかった理由を理解したシーラは、同時に自分の勝機が無くなったことも理解する。
「……………」タラッ
「そうだよシーラ。これで終わりだよ」
イルマによって、魔法と魔力のコントロールを妨害されたシーラは自分の勝機が無くなったことに汗を流して言葉を発することが出来ないでいると、イルマがそんなシーラに勝利宣告を放つ。
「何と!トーメント戦12回戦の勝利は、対戦開始から動かなかったイルマだーーっ!!」
イルマは魔法だけではなく魔力も封じられて無力化したシーラの首に剣を突き付け、対戦の勝利を収めるのであった。
「…………なんて奴だ。………魔法だけではなく魔力を封じる技能だって?奴には闘気や肉弾戦しか通じないのか……!!」
イルマとシーラの対戦を観戦していたセイナは、イルマには魔力や魔法を封じるとんでもない技能が有ることに恐れる。
イルマの力に恐れるセイナは、次の次の戦いに意識を向けず、決勝戦で戦うであろうイルマの対策で頭が一杯になっていた。
◆◇◆◇
「なんと、魔法と魔力のコントロールを妨害するとんでもない技能を持っているとは、此れはなんとしても配下に招きたいものだ」
「…………そうですな国王様(これ程の力を持っているとは予想外じゃ!これはチユルの一件を含めてあやつらのことの対応を会議しないとな)」
「(不味い、不味いぞイルマ君達!ますます騎士を辞退することがしにくい事態になってしまったぞ!!?)」
セイナの他にも、国王様や大臣にガネック伯爵等闘技場にいる人間全員がイルマが使用したとんでもない技能に騒いでる際、当本人はいうと………
「(………ふぅ~、上手くいって良かった。シーラなら対戦が開始して先ずは自分に有利な状況を作るだろう、と踏んだから技能改造をする余裕があったけど、そうじゃなかったら危なかった)」
『(ですね。もし、シーラさんがいきなり攻勢に打って出て来たらとても4つも技能を使い、技能改造を発動して《魔力妨害波動》の技能はつくれませんでしたもんね?)』
「(そうだね。その場合は正面からぶつかるしかなかったよ。なにせ、改造に使う技能の数が多ければ多い程、技能を改造する時間と集中力がいるからとても1対1の戦闘中に使うことが出来なかったからね)」
とイルマは念話でミルンと会話をしていた。
そう、シーラに勝機は有ったのだ。
もしイルマが固有技能動かなかった《》間に、シーラが慎重策ではなくて攻勢に打って出ていたら、イルマは正面からシーラとぶつかるしか無かった。
そうなればシーラは魔法と魔力を封じられることもなく、イルマと戦うことが出来て勝機は存在した。
しかし、今回はイルマの力を知っていることが仇となり(それを予想してイルマは《技能改造》の策に打って出たのだが)、結果魔法と魔力を封じられて敗北したのであった。
そんなシーラとの対戦時のことをイルマはミルンと念話で話し合いをしている際、イルマに敗北したシーラはメラとダンからあれは仕方ない、イルマが異常なだけであり私も同じことをしたと思う、と敗北したシーラを慰めていた。
そして、次の対戦を行う予定のセイナだが、12回戦の戦いを観戦した結果対戦相手がイルマであろうと想定し、イルマのあの技能《》の対策を考え過ぎていて対戦が開始しても注意散漫な所が見られた。
「(!………意識が戦いに集中していない?ふざけるな!っと言いたい所だが、実力差を考えたら有難い隙だ。遠慮なく隙を突かして貰うっ!!)」
そんなセイナの隙に気付き突くガラ。
「……グッ……無念」
しかし、それでもトーメント戦13回戦の対戦相手であるガラとの間に力の差もあり勝利を収めるたのである。
しかし、戦いに注意散漫になっていたセイナはガラとの対戦で傷を負う。
「(……チッ、俺としたことが!戦いの際に他のことを意識を向けて注意散漫になる、そんな初歩的なミスをするとは……)」
ガラとの対戦で左手に傷を負ったセイナは、厳しい戦いになることが予想される決勝戦前に戦いに意識が集中していなかったという初歩的なミスで傷を負った自分に毒を吐いていた。
そして、
続いてのイルマVSメラの14回戦。
イルマとメラの戦いだが、
「(イルマに、魔法使い殺しの《魔力妨害波動》を使われたら不味い!まだあれの対処方法が何も無いから、使われたら敗けだ!)」
────《マジック・アロー》×12!
火魔法、《フレイム・ボム》!風魔法、《ウィンウィンド・カッター》!水魔法、《ウォーター・ショット》!土魔法、《アース・ウエーブ》!──────────発動!!
メラは、魔法使い殺しである技能《魔力妨害波動》をイルマに使われてしまったら、シーラと同じく魔法や魔力が主体で戦闘行う自分はイルマになす術無く敗北する理解していた。
だからメラは、イルマが《魔力妨害波動》の技能を使う隙が無い位に対戦開始直後から魔法を弾幕ように放ち続けていた。
しかし、そんなメラの行動はイルマは予想していた。
予想していたイルマはそんなメラの魔法の弾幕に対して、同じように魔法の弾幕で対処していた。
勿論、魔法に関してはイルマよりもメラの方が主に取り扱うだけあってイルマの方が不利だ。
だが、技能《魔力妨害波動》を気にしているメラは魔法の弾幕を続けないといけないのに対してイルマはというと、メラの魔法の弾幕に剣や闘気で対処、又は回避する選択があって余裕が有った。
イルマはその余裕で、技能《魔力妨害波動》を使う時間を稼いでいき、対戦開始して暫く応戦していた結果遂に技能《魔力妨害波動》を発動出来たのだ。
そして、イルマが技能《魔力妨害波動》を発動した結果メラは魔法と魔力を封じられたことでイルマに敗北するのであった。
◆◇◆◇
「私に勝ったんだから、あんな男になんか負けるんじゃないわよ!」「そうだぜ、イルマ。絶対、優勝だぜ!」
「負けたら呪う……」『でも、結界を壊したりしないで下さいね!』
その後メラに勝利したイルマは、大会側からトーメント決勝戦の戦いを公平に行う為に、トーメント決勝戦のその前に休憩時間を設けられた。
そして、イルマはその休憩時間にエネルギーを補充する為に食事を摂取し、そんなイルマに仲間達はエール(脅迫?)を送る。
食事を摂取し、皆からのエールを(脅迫も)得たイルマはた休憩時間が過ぎたこともあり舞台の上に上がって行くのである。
そして、トーメント決勝戦の舞台に上がったイルマとセイナ。
闘技場にいる人間全員が、息を飲んで2人に注目する。
そして、イルマとセイナの戦いが行われたのである。
──────────────────────────────
その闘技場にいる全人間が注目したイルマとセイナの戦い2人の戦いは大会最後の戦いに相応しい決勝戦になり、そして戦いの行方は
……………イルマが勝利したのであった。
イルマとセイナの戦いの詳細は第109話で!
次はの【小話6】の投稿を予定してます。