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異世界トラブル  作者: 海路希望
5章~王都編~
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第106話(大会最後の戦い②)

今回は前回のトーナメント戦の続きで、Bブロックの戦いになります。

ちょっとトーナメント戦が3部構成と言っていたのですが、延びるかもしれません。





【Bブロック】1回戦。

ダンVSニックの戦いが始まった。



「──初っ端から行くぜ!!」

──グッ、ドンッ!!



ダンはイルマ達から罰ゲームを引き合いに出されていることもあり、開始早々に闘志を燃やして攻撃に打って出た。



「ッ!──クッ、いきなりか!?」



いきなり打って出てきたダンに虚を突かれたニックだが、此処まで勝ち上がってきたのは伊達ではなく何とかダンの攻撃を剣を抜いて対処する。



「オラオラオラッ!」


「ッ、なんてパワーだ!(これでは反撃出来ない!?)」



しかし、肉弾戦に強いダンが勢いよく仕掛けてきた攻撃に対して、虚を突かれたニックは防戦一方だ。


そんな職業(ジョブ)が剣闘士のダンと、職業(ジョブ)が剣豪のニックの戦いは激しい攻防となり、それを観戦していた観客達はその光景に沸き立つ。



──いいぞー!もっとやれーー!!


──そうだ、俺はこんな激しい戦いを求めていた!


──そうよ!これこそ武道大会だわ!


──押せ押せダン!その調子だ!!


──諦めるなニック!諦めたらそこで負けよ!


「おおっ!観客達の皆さんはダンとニックの激しい攻防に興奮だぁ!!」


「(っく、このままなら負ける!こうなったら………)」



ダンに押されていたニックだが、このままならダンに負けると察しては賭けに打って出る。


───ザンッ!!


「──グッ!?」


「ッ!──マジかよ!?」



賭けに打って出たニック。


ニックはダンの激しい剣での攻撃を、まさか自分の大剣で受け止めずに自身の身体で受け止めるという肉を断ち骨で止める戦法に出た。


そのまさかのニックの行動にダンは驚きを隠せない。


ダンの驚きも当然だ。ニックの行動は、下手したら大怪我間違いない行動だ。

現にダンの剣での攻撃を身体で受け止めたニックは顔を苦痛に歪ませ声を漏らし、ニックの左肩にはダンの剣が深く食い込んで大量の出血を流していた。


だが、ニックは賭けに勝つ。

ダンはそのニックの驚きの行動に、驚愕の声と身体を硬直させていた。


そしてニックはダンの強力な剣での攻撃を身体で直接受け止めたことにより痛みに悶えるが、それに耐えてはダンが僅かにとはいえ身体を硬直させたのを見逃しはせずに反撃に出る。



「オオオオオオォォ!!」


「ッスゲェな、オッサン!!」


──《ザンッ!!》──


ダンに向かってこのチャンスを見逃すかっ、と肩の重傷を気にせずに大剣を振り下ろすニック。


そんなニックに敬意を抱き、隙を突かれ後手に回ってもニックの反撃に向かい打つダン。



重傷を負いながらも隙を突いたニック。


無傷だが隙を突かれたダン。


反対の状態の2人の最後と思われるぶつかり合いが行われ、それを観戦していた大会参加者や観客達はどっちが勝つのか、皆は前のめりになって勝負の行方を見つめる。


そして、


「─────グッ………」

───ドサッ


「───オッサン………いや、ニックのオッサン。悪いが俺の勝ちだ」

───キンッ!



左肩からと胸から大量の血を流して前から倒れるニック。

それに対して剣を横に振り抜いた状態でニックの後ろに立つダン。


勝負の行方は明白、賭けに打って出たニックだが勝利には届かなかった。



「───────勝負の行方は、ダンの勝利ーー!!ニック参加者、肉を断ち骨で止める捨て身の戦法でダン参加者の隙を突いたが!勝利には一歩届かずーー!!」



左肩と胸に重傷を負ったニック。勝負が決まりそんな重傷のニックを治療しようと大会関係者が舞台の上に上がってくる。

そして大会関係者から回復魔法を受けるニックは苦痛の声を上げながらも、周りの状況を確認しては自分が負けたことを認識する。


そして自分の負けを認識したニックに勝負に勝利したダンが話し掛ける。



「なぁ、ニックのオッサン」


「──ッグ、何だ?い、痛つつ………俺は、賭けに打って出ても負けて、今重傷でキツイからそっとして欲しいだが?後オッサンって言うな!っ痛て!!」


ダンから話し掛けられたニックは、回復魔法を受けているが重傷なこともあり痛みの声を上げながらもダンにそっとして欲しいと返す。


そんなニックにダンはだろうなっと答え、それでもニックに伝えたいことがあり話を続ける。


「あんた、()()()()()()?」


「!」


「正直、楽勝だと思ってた。だけどあんたの捨て身の戦法にはヒヤッとさせられたぜ?………また、やろうぜ?」


「……………ッ、こっちは勘弁だな。こんな重傷を負っても無傷な相手と、それも子供相手に完全に負けたんだ。プライドはズタズタだ」


ダンの言葉にニックは否定して苦痛で顔を歪ませながらも実は嬉しいのか笑みを浮かべていた。

そんなニックの様子を正面から見たダンは、ニックに否定されたがその言葉通りに受け取らず笑って「じゃあ楽しみにしてるぜ?」、と言って舞台を降りていく。


そんなダンの後ろ姿を見ながら回復魔法を受けているニックは、「──だから勘弁だと言ってるだろ?()()」と呟くのであった。














◆◇◆◇


ヒヤッとする場面があったが、結果的に無傷でニックに勝利したダン。


イルマ達はそんなダンによく勝ったと声をかけては次の戦いに備える。

次の戦いはメラとオズボーンというの参加者。


「メラ、俺は結果的には無傷で勝利したけどよ、最後は危なかったから最後まで油断せずにいけよ」


「………分かってるわよ。私は相手が誰でも最後まで気を抜かず本気で攻めるわ」


「………それでいい。相手も此処まで勝ち上がってきた実力者。決して油断出来る相手じゃない」


「そうだね。誰が相手でも油断したら負ける可能性は有る。最後まで油断せずにいこう」


メラはイルマ達の言葉を受け止めて、真剣な表情をして舞台を上がっていく。

そしてメラの対戦相手であるオズボーンも舞台を上がってきており、メラの姿を見ては覚悟を決めた様子を見せる。

その対戦相手(オズボーン)の様子を見たメラは、やっぱり油断なんて出来ないと改めて感じる。





そしてメラとオズボーンが舞台の上で互いに対戦出来る状態であることを確認した実況者は、Bブロック2回戦の開始の合図を宣言する。



「Bブロック2回戦、

メラVSオズボーン、両者準備はいいな?────では、対戦開始!!」


───待ってました!また、さっきみたいな戦いを希望するぞーー!


───頑張れー!メラーー!


──オズボーン!年上のプライドを見せろーー!



メラとオズボーンの2人は、対戦開始の合図を聞いた瞬間同時に動き出す。


職業(ジョブ)が魔道士のメラは、得意な戦法である自身の周りに魔法を幾つも発動しては浮かべて戦闘態勢を整えていく。


そしてオズボーンはというと、



「────術、【魔鏡水月(ファントム・ミラー)】」

───キィイイィィィーー!!



オズボーンは懐から取り出した鏡に魔力を込め、魔力を込められた鏡は辺りに妖しい光を放つ。



「何なの、この光?」



魔法を発動しては浮かべていたメラは、オズボーンが鏡から放った妖しい光の正体が分からず警戒をする。



「…………ッ!?」


「─────────かかったな?」



鏡から放たれた妖しい光に警戒していたメラだが、突然視界揺らいでいくのに動揺する。

オズボーンはメラの動揺を感じては、メラが自身の術にかかったことを確信して笑みを浮かべる。



「な、何なの?

視界が揺らいで景色が変化していく!?」



オズボーンの術にかかったメラの視界の景色は変化していき、まるで魔鏡の様に様々な景色をメラの瞳に映し出していく。



「それは【魔鏡水月(ファントム・ミラー)

魔力を込めた鏡の光を見た者や鏡を見つめてしまった者に対してまるで魔鏡の様に視覚の景色と索敵系の技能を惑わす術。人間の五感の内、周りを把握するのは大半が視覚だ。その視覚と索敵系の技能を惑わすこの術は、職業(ジョブ)"魔鏡使い"のこの私、オズボーンのとっておきの術だ」

──どうだ、見たこともない術だろ?手足も出ないだろ?



と、オズボーンは術にかかったメラに対して、余裕が出来たせいか自信を見せて自身の職業と術の詳細を明かすのである。


そしてオズボーンが話始めた職業や術の詳細を聞いて、今の状況を理解していくメラ。

今自分の視界が魔鏡のように景色が様々に変化していくこや索敵系の技能の感知反応が惑われているのはオズボーンの術のせいであることを認識し、術のせいで満足に行動出来ないことを認識したメラは、なら今することは術を破る為にオズボーンの説明を黙って聞くこと。

幸い相手は自分の術が上手いこといったことで油断して術の詳細をペラペラと話している。行動するのはこの術の詳細を理解した後の方が得策と判断し、メラはオズボーンの説明が終わるのを黙って聞くことにしたのであった。



オズボーンがメラに説明をしている途中、2人の戦いを観戦していた観客達の中にはメラと同じくオズボーンの魔鏡の光を見てしまい術にかかってしまった者達もいたが、



「おっと、いかんいかん。とっておきの術だが、魔鏡の光を見たものに対しては等しく術をかけてしまうのが欠点だな。」

──これだけがこの術の欠点だな。


と自身の自慢の術の欠点を呟くオズボーン。


オズボーンは術にかかり混乱している観客達に向かって術を操作し解除する。

オズボーンの術にかかり混乱していた観客達だったが、オズボーン自ら術を解除したことにより視覚が元の状態になり、その混乱は収まっていく。


その光景を見たオズボーンはやれやれといった風に頭を横に振った後、メラの様子を見て笑みを深める。

何故なら今のメラの様子は、端から見たら動くことも出来ず、混乱からか黙って下を向き、もう手がないという状態だからだ。



そんなメラに、術の説明を終えたオズボーンは勝負を決めようと思い追撃を加えようとする。



「───ははは、まさかこんな呆気なくいくとはな。君達の実力を見ては勝てるか心配していたが、こうなれば結果は私の勝ちだな!」



はははっ、と笑い声を上げながらもオズボーンは視覚と索敵系の技能を惑わされているメラに追撃を加えようと近づいていく。



「……………………………………………………」


そんなオズボーンに対してメラは無言で固まっている。


ちなみに追撃をするのに近づく理由だが、魔鏡使いのオズボーンが魔鏡を使って遠距離攻撃をするためには、今発動している術を解除しないと他の術を発動出来ない。そしてオズボーンは魔鏡以外での遠距離攻撃が出来ず、その為追撃するためにメラに接近していくのだ。



「(…………これで私の勝ちだ!これで私は騎士になれっ!?)」


メラに近づくオズボーンだが、メラに近づいていく中である異変に気付く。


「…………ば、馬鹿な、あ、有り得ない!!(こ、これは私の術のが解けていく!?)」


「ふふ、何が有り得ないのかしら?」


「こ、これは君の仕業か!?い、一体何をしたんだ!?」



メラに近づいていく中で自身の術が解けていくという信じられない異変に気付いたオズボーンは、先程までの余裕の態度は無くなり、今度は怯えるようにメラを見つめる。



「ふふ、そうよ。あんたの術を解いたのは私の仕業よ!どう、とっておきの術が破れた感想は?」


「私の………【魔鏡水月(ファントム・ミラー)】が………一体どうすれば私から術を解けるんだ………」


自身のとっておきの術をメラに解かれたオズボーンは、力を喪失したかのようにメラに縋るように答えを求める。


「あんたが自信満々に自分の力を説明している間、私が何もせずにいると思う?そんな訳ないじゃない。私はその間にもあんたの術を対処しようと考えては実行してたのよ!」


「あんたが術の詳細を自信満々に説明していてくれたから、どう対処したらいいか考えることが出来たしね」と、今度はメラがオズボーンに対して何をしたのか説明を始めた。



「そ、それで、どうやって私の術を解いたんだ?君が術にかかったのは間違いない!視覚と索敵系の技能を惑わされている中でどう私の術を解けるっていうだ!?」


未だ自分のとっておきの術を解かれたことが信じたくないのか、オズボーンはメラに「そんなことは無理だ!」と叫ぶ。



「確かに【魔鏡水月(ファントム・ミラー)】って術は、魔力を込めた鏡の光を相手に見せないと発動しないことから1度見せた相手には通用しない術だけあって強力だわ。何せ相手の視覚と索敵系の技能を惑わすことから、普通対処は難しいしね?」


「そうだろ!この術にかかって抜け出せた者は未だいない私のとっておきの術だ!それを君はどうやって解いたんだ!」



メラの言葉を聞いたオズボーンは自身の術の強力さを思いだし、そんな術をどうすれば解けるか分からず困惑する。



「答えは簡単よ。視覚と索敵系の技能を惑わすことから相手を倒したり術を解除するのは難しい。なら、相手の術の支配を奪えばいいのよ」


「じ、術の支配を奪う?」


「そう、術の支配を奪う。私にはそれが出来るのよ。そして術の支配を奪ってから私が術を解除したから術が解けたのよ(正確には魔力や魔法の支配を奪うことなんだけどね。まぁこの場合、意味は一緒だから言わなくてもいいわね)」



「ば、馬鹿な。術の支配を奪えることが出来るなんて芸当、普通の人間には不可能だ………」



メラの術の支配を奪う発言に、オズボーンは今度こそメラを化け物を見るかのような畏怖を宿した目で視線を向ける。



「さぁ、術が解けた説明はこれでいいわね?じゃあ、今度はお返しに何時もよりも多くの魔法をお見舞いして上げるわ!」


「ま、待っ!」


「待たないわ!喰らいなさい!」


───ギャアアアァァァァァ!!


メラの大量の魔法お返しに、術の支配を奪われているオズボーンは何の抵抗も出来ずに喰らっていく。


そして、


「め、メラの勝利ーー!!Bブロック2回戦はメラの勝利だ!だ、だからオズボーン参加者への攻撃を中止!!攻撃は中止だ!!」


メラの大量の魔法を喰らってボロボロになっていくオズボーンの姿を見た大会実況者は、そのボロボロになっていくオズボーンを救出するため慌ててメラの勝利を宣言することでメラの攻撃を止めるのであった。












オズボーンとの対戦に勝利を収めたメラ。



「~~~~ッ!実力が格下(オズボーン)相手に油断してないのにやられそうになるなんて最悪だわ!」


「し、仕方ないよメラ。オズボーンがメラに仕掛けてきた術、あんな術聞いたこともなかった術なんだし、それに次からは問題なく勝てるだろ?」


そんなメラだったが、現在機嫌が悪かった。


それは油断をしていなかった筈なのに格下(オズボーン)相手に危うく不覚を取りそうになったからだ。

勝てたのは単にメラに魔力や魔法を支配出来る力があり、オズボーンの術に対してメラが相性が良かったからだ。

そうでなければ負けていた可能性が十分にあったし、さっきの対戦もオズボーンが油断して術の説明なんてしなかったら下手したら負けていた。


だからこそメラの機嫌が悪いのだが。


だけど、イルマの言う通り次からはメラはオズボーンに負けないだろう。

実際、次からはメラとオズボーンが10回対戦すれば10回ともメラが勝つ。

今回オズボーンの術にかかったのは、聞いたこともなかった術で初見では対処が難しい術だったからだ。

イルマは機嫌が悪いメラをそう言って諫めていき、幸いイルマの言葉を聞いていく内にメラの機嫌は段々と落ち着いていく。


ちなみに機嫌が悪いメラをイルマが諫めている時にダンとシーラはというと、



「機嫌が悪いメラの相手はイルマに任せた」


「………イルマ、ガンバ」


2人だけで逃げるのは狡いよ!と、イルマは薄情な2人にメラを諫めながら心の中で文句を言うのであった。


閉話休題



メラの機嫌を何とか治したイルマは、次に自分の戦いの番になり舞台の上に上がっていく。

そしてダンにメラ、2人の戦いをイルマが観戦していく中で2人からしたら実力が格下であった対戦相手のニックやオズボーンが、捨て身の戦法や未知な(デバブ)のせいで負けそうになることがあった。

だからこそイルマは舞台の上に上がり油断せずに戦いに挑む。



しかし、



「Bブロック3戦目、勝者イルマ!!」


油断を微塵もせずに戦いに挑んだイルマ。

だがイルマの対戦相手であるヒルマは、ダンやメラの対戦相手であるニックやオズボーン達とは違い捨て身の戦法や未知な術を繰り出して来ることなく呆気なくイルマに敗れる。


「(………何か肩透かしだな。ダンとメラの2人の戦いを見た後だけに不完全燃焼だな……)」


勝利したイルマは物足りない様子を漂わせながら舞台の上から降りていく。

舞台の上から降りていくイルマは全員が捨て身の戦法を取るといった肝があったり、未知な術を習得してる訳がないかと自分の認識を改める。



「まぁこれはこれで力の温存出来たからよしとしよう!」


と、イルマは物足りない勝利の気持ちを入れ替えるのであった。


その後イルマに続きシーラの対戦も同じく何も問題なく進み、シーラも無事に勝利を収める。


「………弱かった。ちょっと残念」


対戦相手に弱かったと呟くシーラ。

そんなシーラの発言を聞いて手と膝を地面に付けて崩れる対戦相手の姿にイルマ達は同情しながらも、これでBブロックの1度目の対戦は全て終了したのである。












ダンとメラの戦いに全力投球し過ぎました。

お陰でイルマの戦いは省略してしまい、シーラの対戦相手は名前も出ない始末………


では、また来週お楽しみに~

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