表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

交通戦争

作者: MANA

前回の続き。


戦後の「高度成長期」は、マイカーの普及ももたらした。


狭い道路にあふれるクルマ。


車道と歩道が区分されていない道路で、


人とクルマは共存できない。


交通事故の死者が年間1万人超の時代が続き、


「交通戦争」と言われた。


特に、都市部で交通量が多いところでは、人身事故が続発。


命はどうにかとりとめても、頸椎や脊椎に重大な損傷を受け、


日常生活が困難になる事例も増加した。


ある都市の、ある場所・・


人身事故の続発に歯止めがかからず、年間の死者は10人超。


それが10年近くも続いた。


クルマと歩行者を分離するために、「歩道橋」が作られたが、


足腰の弱い高齢者や障害者には利用が至難、もしくは不可能。


若い人たちでも、急ぐので道路を横断する風景がよく見られた。


夜間は特に危険で、黒い服装だと、クルマから見えにくい。


歩行者用の信号機と横断歩道が整備去れのは、近年になってから。


地元の運送業界では、「夜にあそこは通るな。迂回してかまわない」


ただし・・


タクシーは無理。


乗客から頼まれた場所へ行くのには「最短コース」が当然で、


遠回りするとトラブルの原因に。


(続く)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ