なろうの小説は無料だけどタダじゃない 。【更新停止】を避けるために、読者ができること
PC/タブレット版にはあるけど、なぜかスマホ版にはない説明
”評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。”
そう、小説を書くには「作者の原動力」が必要なんである。読者の「ご協力」が必要なんである。
「あの作品、好きだけど【更新停止】になっちゃった」みたいな作品は、おそらく作者の原動力が切れたと思われる。
(私生活が忙しくなった、とか、書くの飽きた、とかもあるだろうけど)
「面白かった」「楽しみにしている」という読者がいたとしても、それを作者が知らなければ、空気相手に書いてるようなもので、いずれ原動力が切れてしまうのだろう。
淡々と書き続けるメンタルの持ち主か、数字見て喜ぶオレみたいな変方でもない限り。
それを作者に伝えるのが、評価、感想、レビュー、あとブックマークだ。
誰かが原動力を補充しないと、いずれ作者の原動力が切れて【更新停止】になってしまう。今読めてるのは、別の読者が補充してるおかげだ。
「続き楽しみ、けど感想もレビューもついてない(または昔の日付のものだけ)」みたいな作品は、誰も補充してないので、続き読みたい読者が自分で補充するしかない。
何が原動力になるかは人それぞれだ。
基本的にはブックマーク数と評価を足した総合評価、そして感想になる。が、
ポイントが上がるのは嬉しいけど、下がると凹んだり一喜一憂して疲れるので見ない、って方もいる。
感想は嬉しい、嬉しいけど、10 の感想で上がった原動力が 1 の否定的感想で 100 くらい下がるから、合計ではマイナスになるから、感想欄閉じた方がマシ、って方もいるかもしれない。あるいは、かつて「荒らし」にあって疲弊した経験があるのかも。
内なる原動力を吐き出しただけで、そのあとは知らない、中にはログインすらしてない、なんて方もいるかもしれない。なろう会員で1つだけ小説を書いてる、なんてのはそんな風に見える、
定年退職とかした高齢者ぽい方が嬉々として、あるいは淡々と書いてたりもする。評価の見かたもつけ方も知らないかもしれないけど、感想をきっかけに年の離れた読者と交流してたり楽しそうだ。たぶんそれが原動力じゃないかな。
感想はわからなくもないが、なぜブックマークが原動力になるの?
自作品を読んでいる読者がいるかどうか、ブクマ数を見るしか知らない方もいる。PVとかユニーク数とかもあるが、たぶん文系作者さんには(正しく見るのが)難しいと思う。
また、ブクマがつくと、長編だと目次下部の「この小説をブックマークしている方はこんな小説も読んでいます!」に出てきたりして、別の読者が読む機会が増える。
読んでもらうだけでいい、ポイントは気にしない、って方もいるようだが、それは持てる者の余裕では。持たざる者は「読んでもらうだけ」のためにも、やはりポイントは必要なんである。(と書き手になって知った)
「あの作品、好きだけど【更新停止】になっちゃった」
「作者の原動力」を誰も払ってないなら、【更新停止】になる「前」に、続きを読みたい読者が自分で払うしかない。
作者のためでもあるが、続きを読めなくなって困る「自分」のために。
【更新停止】になってから「続けてください」とか書いても、すでに他作品に全力投球してたり、会員辞めて手遅れのこともある。
読了後に、さらに下へスクロールした先にある。ポチっとするか、「一言」に何か書くだけだ。(が最初引くと思う。俺は引いた。ので下部に説明書つけた)
なろうの小説は無料だけどタダじゃない。
-「勇気と伎倆に、相応の報酬をあたえると思っていただけばいいんです。これはけっして理不尽なことじゃないと思いますが」 - 銀河英雄伝説
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そういえば、「〇えよペン」(〇の所が数パターンある)というマンガ家マンガで、「作者に電池を補充するのがいい編集者」と、プロも同様のことを言っていた。
それはそれとして、システム的に【更新停止】判定が早すぎる気がする。プライベート状況などで一時的に更新できないだけで、続ける気はあるかも。「〇ラスの仮面」みたいにゆっくり続いてるのかも。
〇中芳樹「いつか続き書く」とかエタってるの何シリーズあるんだよ。〇ルスラーン戦記とかエタったと思ってたよ。エタ判定十年単位だな!
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作者の方へ
読者はエスパーじゃない。何が嬉しい、何が凹む、なんて、作者にとっては常識でも、読者は知らない。しかも作者によって千差万別なのに、わかるわけがない。
作者同士でエッセイや感想欄に書くだけじゃなくて「自分の読者へ」伝えて欲しい。
〇〇は励みになると。〇〇はやめてくれと。
普通の読者はむげにはしないと思う。
それでもする方はいるかもしれない。飲食店やコールセンターなど客商売経験があれば常識だが、何百方かに一方は変な方がいる。そういう読者にあたって運が悪かった。作品や作者が悪いのではなく、運が悪かった。(読者数が増えれば、あたる確率も増えるが)
どうも皆さん奥ゆかしいみたいで書かないようだけど。
あるいは書きすぎてて引くらしい(と書いてるエッセイをみたことあるけど、現物を見たことはない)。
「隗より始めよ」というから、とりあえず自作品につけてみようと思う。
クレクレエッセイかよ!
いや、シャイなあんちくしょうな作者の代弁をだな。
評価/感想/レビューに関するエッセイがなんか、作者視点の妙に下手なものか、または「すべき」とか、書いて「あげる」みたいな上から目線のしかなくて、読者視点のがないなーと。書き始めたばかりで読者と作者の狭間にいる自分が書いておこうかなと。
おっさん自身は感想とか期待してもわずか、という経験をしてるので、その辺冷めてる。
おっさんの若い頃はホームページの「ようこそXXXX人目のお客様」とか、数字しか見るもんなくてな(以下、昔語り略)
フリーソフトとか公開して何万、何十万ダウンロードされても、雑誌収録許可か、バグ(不都合)直して、って報告の「ついで」でしか感想とかめったに来なくて、やっぱりDL数とか数字しか見るもんなくてな(また略)
読者としては、自分が入れ込んでる作品以外がどうなろうが、正直どうでもいいんだけど。